2015年12月15日火曜日

朝のうちは(*^。^*)

せきれいひとりでくるわたしがひとり  荻原井泉水            
(『日本の詩歌19』中央公論社 昭和44年)

ジョウビタキ
  放哉居士の作に和して
鴉鳴いてわたしも一人
(『山頭火著作集Ⅳ 草木塔』潮文社 昭和46年)

「放哉居士の作」は

咳をしても一人
(『尾崎放哉 句集』春陽堂 平成14年)
だと思います(*^。^*)
夫の背に一本の尾花呈せむか若き日駿馬たりしその背に
(『沢口芙美歌集』砂子屋書房 2009年)


 きりぎしの紅葉あかりをくぐるなり
(『夏みかん酢つぱしいまさら純潔など』鈴木しづ子 河出文庫 2009年)

きりぎし【切(り)岸】 きり立ったけわしいがけ。断崖。
(『新明解国語辞典<第四版>』山田忠雄〔主幹〕他編著 三省堂 1997年)

    

葉よ,
しんしん と
冬日がむしばんでゆく,
おまへも
葉と 現ずるまでは
いらいらと さぶしかつたらうな
葉よ,
葉と 現じたる
この日 おまへの 崇厳

でも,葉よ
いままでは さぶしかつたらうな
(『八木重吉全詩集1』ちくま文庫 1988年)

 巻第四(相聞) 762
  紀女郎(きのいらつめ)の,大伴宿祢家持(おほとものすくねやかもち)に贈りし歌

(かむ)さぶといなぶにあらずはたやはたかくして後(のち)にさぶしけむかも

もう年老いたからと,拒むのではありません。
もしかして,こうして逢った後で寂しい思いをするのではないでしょうか。
(『万葉集(一)』佐竹昭広他 校注 岩波文庫 2013年)
巻第四(相聞) 764
 大伴宿祢家持の和(わ)せし歌一首
百歳(ももとせ)に老いて舌出(い)でてよよむとも我(あれ)はいとはじ恋は益(ま)すとも

百歳にもなって老人くさく舌が出て,腰が曲がったとしても,私は少しも嫌ではない。
ますます恋しくなることはあっても。
▽764の「神さぶ」に対して,「あなたが百歳にもなって,いかに醜い老相を呈したとしても」と応じた。
「百歳」は,人間の寿命の限界を言う語。
(『万葉集(一)』佐竹昭広他 校注 岩波文庫 2013年)


コゲラに出会ったのだけど…見失った(-_-;)
メジロ



エナガも一緒にいました♪


エナガはヘルパーがつくことでよく知られている。
冬の群れのメンバーで、相手のみつからなかった独身のオスや、
繁殖に失敗したほかのつがいなどがヘルパーとして子育てを手伝いにくるのがふつうである。
シジュウカラの巣へ手伝いに通ったという例もあるが、
そこまで人の好い鳥だとは誰が予想しただろうか。

(『鳥のおもしろ私生活(旧版)』ピッキオ編著 主婦と生活社 1997年)
シジュウカラもいて混群に出会いました(*^。^*)
羽づくろいをしていました(^v^)

ヌーッと顔を出した(^v^)

コゲラの仕草に似ているのは,一緒に行動して学習したのかな(^v^)



ヤマガラも一緒にいましたp(^-^)q

[名前の由来・文化] 「ガラ(カラ)」は小鳥で,名は山にすむ小鳥という意味。
また,飼い慣らして芸を仕込むとよく覚えるので,
昔は縁日の見世物で,ヤマガラにおみくいを引かせたり,
つるべで水を汲ませたりするものがあった。
(『俳句の鳥・虫図鑑』復本一郎監修 成美堂出版 2005年)
再びジョウビタキ♀に会えました♪

最後に出会ったのが「飴あげようか?」と声をかけてくださったご婦人(*^。^*)
以前,声をかけられたときは「僕も持っています」と言って断ったので(^^ゞ
今回は「飴を交換しましょうか?」と答えて
飴を交換しました。Kazeは残り1個だったのですが…
ご婦人は二個下さった(*^_^*)