2015年10月11日日曜日

止んでくれたのでp(^-^)q

ゆるぎなく金木犀の香のほとり
(『花句集』中村汀女 求龍堂 昭和58年)
筑紫にて
かゞみ折る野菊つゆけし都府樓址
                      杉田久女
(『現代日本文學全集91 現代俳句集』筑摩書房 昭和32年)
チカラシバ

巻第十一(寄物陳思) 2777 
(たたみ)(こも)(へだ)て編む数通(かよ)はさば道の芝草(しばくさ)(お)ひざらましを

畳にする薦を,間を詰めて編むその数のように頻りにお通いになったら,道の芝草も生えないでしょうに。
(『万葉集(三)』佐竹昭広他校注 岩波文庫 2014年)
(せき)もして子は溝蕎麦に汽車遊び
(『花句集』中村汀女 求龍堂 昭和58年)
十月のあまおと旅の支度する
(『夏みかん酸っぱしいまさら純潔など』鈴木しづ子 河出文庫 2019年)
6時ごろまだ雨が降っていましたが…p(^-^)q
雨のあとに出会う機会が多いです(*^。^*)

野社(のやしろ)に子供のたえぬ榎実(えのみ)
(『子規句集』高浜虚子選 岩波文庫 1941年)
(しほ)かをる北の浜辺の
砂山のかの浜薔薇(はまなす)
今年も咲けるや
(『日本の詩歌5 石川啄木』中公文庫 1974年)



芙蓉がしぼみ病人に事無くて今日も
            荻原井泉水
(『日本の詩歌19 飯田蛇笏・水原秋桜子・山口誓子・中村草田男・荻原井泉水』中央公論社 昭和44年)

壕に咲くカンナを欲れど触るる得ず
(『しづ子 娼婦と呼ばれた俳人を追って』 川村蘭太 新潮社 2011年)
サンシュユ


でゝ虫の捨家(すていへ)いくつ秋の風
(『新訂 一茶俳句集』丸山一彦校注 岩波文庫 1990年)
でゞむしやその角文字(つのもじ)のにじり書(がき)
(『蕪村俳句集』尾形 仂 校注 岩波文庫 1989年)
午後から買い物へ行っての帰り,雲が切れてきました!
明日は晴れるかな(*^。^*)