2015年10月10日土曜日

雲が空を覆って

スモモ

旅の連れいつか変りて野菊濃し
(『花句集』 中村汀女 求龍堂 昭和58年)
画像はモンスズメバチですが…
昨日,理学療法士のNさんとスズメバチの話をしていたら
Nさんがテレビでツマアカスズメバチが対馬を越えたと教えてくれました。
恐れていたことが現実になりました…
福岡県北九州市内でのツマアカスズメバチの営巣の確認」(環境省)
トキワハゼ
ヒガンバナですが化けたのではありません(^_-)

あかあかとほほけて咲けるキツネバナ死んでしまえば死にっきりだよ
(『もしもし山崎放代ですが』かまくら春秋社 2004年)

ハナミズキの花芽…
(しらみ)のにくさに捻(ひね)りつぶさんもいたわしく,
  又草に捨
(すて)て断食させんも見るに忍びざる折から,
  鬼の母に仏のあてがひ給ふこと思ふけるまゝに


我味(わがあぢ)の柘榴に這はす虱かな

鬼の母――鬼子母神。千人の子を産んだが,他人の子を奪って食したので,
仏は彼女の最愛の末子愛奴を隠し,これを戒めたという。
前書は,仏が鬼子母に人肉の代りに柘榴の実をあてがったという伝承による。
(『新訂 一茶俳句集』丸山一彦校注 岩波文庫 1990年)
秋ばらや音も立てずに過す日に
(『花句集』 中村汀女 求龍堂 昭和58年)
ホシアサガオ
カシワバアジサイ
ヒメヒラタアブの仲間
遠くてピントを合わせる間もなく…(T_T)
コサメビタキ
今朝は,雲に太陽が隠されていました…
ミミカケは優しい人からご飯を貰っていますが(^_-)

餓えて鳴きよる猫に与へるものがない
(『あの山越えて 山頭火行乞記』大山澄太編 潮文社新書 昭和44年)
柿の実のあまきもありぬ柿の実のしぶきもありぬしぶきぞうまき
(『子規歌集』土屋文明編 岩波文庫 1986年)
なんか機嫌悪そうに見える…
これから花を咲かせるのに気張っているのかな(^_-)
ヤツデ
新藁(しんわら)に紅(べに)やさしけれ赤のまま
(『花句集』中村汀女 求龍堂 昭和58年)
イヌタデがこんなに背を伸ばしていました(*_*)
コサメビタキに似ていますが…
胸に縦斑が見えますので
エゾビタキ