2015年10月8日木曜日

寒露

メリケンムグラに露
朝露しつとり行きたい方へ行く
(『山頭火句集』村上護 編 ちくま文庫 1996年)
大寺の礎(いしずえ)残る野菊かな
(『子規句集』高浜虚子選 岩波文庫 1941年)
チカラシバ
ミゾソバ
見上げると…
横かる見ることができなかったので(・・?ですが…
エゾムシクイかな(・・?
ヤマガラにも会えました♪
朝ですが(^_-)

山雀や榧(かや)の老木(おいき)に寝にもどる
(『蕪村俳句集』尾形 仂 校注 岩波文庫 1989年)

手作りの豆腐を前に近づいて来る戦争の音をきいている
(『もしもし山崎放代ですが』かまくら春秋社 2004年)
夏の歌ですが(^^ゞ

 砂川(すながは)や或(あるい)は蓼を流れ越す
(『蕪村俳句集』尾形 仂 校注 岩波文庫 1989年)
シジュウカラ
いちじくに指の繃帯まいにち替ふ
(『夏みかん酸つぱしいまさら純潔など』鈴木しづ子 川村蘭太 河出文庫 2019年)
雲見れば雲に木見れば木に草にあな悲しみのかげ燃えわたる
(『若山牧水歌集』若山喜志子選者 岩波文庫 1936年)
コゲラにも会えました♪
夏の句ですが(^^ゞ

木啄(きつゝき)も庵(いほ)はやぶらず夏木立(なつこだち)

夏木立に囲まれた仏頂和尚(ぶっちょうおしょう)の旧庵を訪れた。
「寺つつき」の異名を持つ木啄もこの草庵だけはつつかず無事で,昔を偲ばせてくれた。
(『袖珍版 芭蕉全句』堀信夫監修 小学館 2004年)
またムシクイの仲間(エゾムシクイ?)に会えました♪
朝ご飯を見つけたようです(^v^)
モンシロチョウ
  
秋の蝶来そびれ風のものかげに
(『夏みかん酸つぱしいまさら純潔など』鈴木しづ子 川村蘭太 河出文庫 2019年)