昨日は、冷たい雨がざんざか降っていて
風邪を引きそうなので散髪、その後、買い物に行きました。
なんか一気に涼しくなったようで、昨夜は、クーラーなしで眠れました。
今朝も涼しい風が吹いていてあまり汗をかかずに歩けました。今日も出会ったけどジーッとして飛び去るのを待っていたのがスズメバチ
昨夜の
サイエンスZERO「“最恐”のスズメバチ!最強のヒミツ」
番組でスズメバチの毒針は
「大切な子孫を残していくために常に進化を続けた3億年にわたる愛の結晶だったのです。」
小野正人(玉川大学学術研究所)さんが番組の最後に話していたのは
緑の森が保たれている理由は何なのか
芋虫や毛虫やコガネムシなど植物を食べる昆虫を捕食する
スズメバチの存在を忘れることはできない。
(Q.スズメバチは益虫でもあるんですか?)
益虫です!
一方、人間は、「大切な子孫を残していくために常に進化を続け」ているのでしょうか?
もはや温暖化対策の「エース」ではない原発
原子力発電の必要性の根拠として、いつも持ち出されるのが、「安定供給(エネルギー安全保障)」と「温暖化対策」である。
通常、「安定供給」は国単位で語られることが多い。
今後原子力発電を拡大、または導入しようとしている国は、中国、インドを筆頭とする新興国がまず挙げられる。
急成長する経済とともに電力需要も急速に伸びており、安定供給するための手段として、化石燃料のみならず、再生可能エネルギーと原子力による発電を求めているからだ。
(『核兵器と原発 日本が抱える「核」のジレンマ』鈴木達治郎 講談社現代新書 2017年)
また、中東・東南アジア諸国のうち、石油や天然ガスが豊富な資源国も、化石資源を輸出用とする一方、国内需要を原子力で賄うというエネルギー政策が台頭している。もはや温暖化対策の「エース」ではない原発
原子力発電の必要性の根拠として、いつも持ち出されるのが、「安定供給(エネルギー安全保障)」と「温暖化対策」である。
通常、「安定供給」は国単位で語られることが多い。
今後原子力発電を拡大、または導入しようとしている国は、中国、インドを筆頭とする新興国がまず挙げられる。
急成長する経済とともに電力需要も急速に伸びており、安定供給するための手段として、化石燃料のみならず、再生可能エネルギーと原子力による発電を求めているからだ。
(『核兵器と原発 日本が抱える「核」のジレンマ』鈴木達治郎 講談社現代新書 2017年)
こうした原子力の新たな需要は、福島事故以降も継続しており、そういった国々での原子力に対する期待は高い。 しかし、地球規模で原子力の必要性を語る場合、もっとも重要なのは「温暖化対策」であろう。
発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しないエネルギー源、いわゆる「非炭素電源」としては、再生可能エネルギーと並んで原子力が重要な選択としてあげられることが多い。 国際エネルギー機関(IEA)によると、平均気温上昇を2度以下に抑えるには、2050年までに温暖化ガス排出量を地球全体で50%削減する必要があり、そのためには原子力発電容量を今の3倍以上である1200~1300ギガワットまで拡大する必要があると推定している。
これで、50%削減のうち7~8%を原子力発電で削減することができるとしている。 この目標達成はかなり難しい。
前述した国際原子力機関(IAEA)が予測する原子力発電容量の高成長ケースであっても、1000ギガワットに達しない。
地球温暖化対策を考えると、原子力発電に代わる「非炭素電源」を今後新たに導入していく必要がある。 現実にどのような選択肢があるのだろうか?
実はIEAの分析において、もっとも期待されている「非炭素電源」は「省エネ(効率改善)」とされ、50%削減のうち約半分を省エネで達成可能とみている。
とりわけ、スマートグリッドや情報技術の導入、エコ自動車の導入など、需要サイドでのエネルギー(化石燃料)の削減が、今後もっとも期待される「エース(切り札)」といえるだろう。
そして、省エネと並んで期待されているのが、「再生可能エネルギ-」である。
風力・太陽光発電が注目されるが、このほかにもバイオマス、地熱、海洋と多様な自然エネルギーが今後導入・拡大される可能性がある。 最後に、火力で発電する際に発生するCO2を回収し地下に貯蔵することでCO2発生量をゼロにする「CCS(CO2回収貯蔵)発電」があげられる。
化石燃料は2050年時点でも主要なエネルギー源であることは間違いないだけに、化石燃料発電の二酸化炭素を大幅に削減するには、このCCS発電に期待せざるを得ない。
ただし、まだ経済性の面で他の電源に劣るため、今後の技術開発が期待される。 これらすべての選択肢を全力投入しない限り、温暖化ガス削減の目標達成は困難である。
原子力は重要な選択肢ではあるが、もはや「エース」といえる立場でなくなったといえる。
しかし、どのエネルギー源を選ぶかは、それぞれの国のエネルギー政策であり、世界規模で二酸化炭素を大幅に削減するには相当の努力が必要、というのが現状である。
(『核兵器と原発 日本が抱える「核」のジレンマ』鈴木達治郎 講談社現代新書 2017年)
今朝の父の一枚です(^^)/
風が吹いていたのでモズが止っている枝は揺れるし、自分の体も揺れて苦労したと話していました。
第3章 公園や人里の鳥
モズ
♣小型の猛禽
モズは、分類上はスズメなどと同じくスズメ目に属しているが、生態的にはワシタカ目の猛禽類(もうきんるい)に近い。
嘴(くちばし)は鋭く尖り、その先端はカギ状に曲がっているので、獲物を切断したり、引き裂くのに適している。
また、足指のツメも鋭く、うっかり素手で手にするとケガをすることもある。
性質は極めて獰猛(どうもう)で、自分よりも大きなヘビや鳥なども果敢に襲いかかっていく。
モズのことを、地方によっては〝モズタカ〟とか〝タカモズ〟と呼び、江戸時代の『本草綱目啓蒙(ほんぞうこうもくけいもう)』では、タカの仲間に分類されているくらいだ。
オスでは、黒いサングラスでもかけたような、黒色の過眼線(かがんせん)が明瞭である。
翼には紋付きのような白い小さな斑紋がある。
メスでは、過眼線は目立たない茶色で、翼には白い斑紋はなく、淡い褐色の下面には褐色の細い横線の模様が入っている。
雌雄ともに、杭の先や枝、電線などよく目立つところにとまり、周囲を見まわしながら、長い尾をグルッ、グルッとまわす習性がある。
(『都市鳥ウオッチング 平凡な鳥たちの平凡な生活』著:唐沢孝一、絵:薮内正幸 ブルーバックス 1992年)