2022年12月8日木曜日

歯科受診

今日は、父の歯科受診日でした。
今のところ具合がいいようなので、次は3か月後の受診になりました。

病院に着いた時、満車で駐車場に停めることができなかったので
路上で空くのを待っていました。
駐車場に停めることができるようになって病院に上がると
父は、もう診察が終わっていました。

午後からは、父や妹の年賀状の作成をしていました。
1年にこの時期だけワープロソフトを使うので???状態になりました(^^ゞ
(普段は、「メモ帳」や「ワードパット」を使っています)。

100分de名著「中井久夫スペシャル」のテキスト
25分間では、紹介することができない内容が書かれています。
NHK出版のサイトに「試し読み」がありますが、テキストの一部を転記します( ..)φ

中井久夫スペシャル
第1回「心の生ぶ毛」を守り育てる――
最終講義
 絵画療法を取り入れた「風景構成法」

 …前略…

 慢性化してしまった患者さんに対して、どう働きかければ回復のプロセスを促進できるかは、とても重要なテーマです。
現在の標準的な医療では、薬物か電気ショックを使った手法が用いられますし、中井も薬物療法を重視していましたが、それ以上に精神療法的なアプローチに心を砕いていました。
風景構成法もその一つとして発案され、ほかにも面接での配慮や沈黙への対応など、多くの示唆に富む言葉を残しています。
 たとえば「実験」という言葉があります。
患者が早すぎる就職を希望した場合など、止めるかわりに実験としてやってもらうわけです。
それで失敗したらどうするか。

  かりに就職がうまくゆかなくてすぐ辞めても「まだ早いか、きみに合わないことがわかったから〝実験は成功〟だ」というわけです。

 このような言葉は、患者をおとしめることなく安全な方向づけを行えるという意味で、私も参考にしています。
…後略…
(『中井久夫スペシャル 2022年12月』斎藤環 NHK出版)