折りたたみ傘をもって出かけた方がいいと話していました。
夕方、買い物に出かけるとパラパラと小雨でしたが、
一夜明けて、外を見るとあれからだいぶ降ったみたいです。
今朝は、風が吹いていなくて、雲もほとんど浮んでいない青空。
一方…
「大気が非常に不安定に 庄内は昼過ぎから強風に十分注意」(山形NHK)「ワールドカップ 日本対クロアチア PK戦で敗れベスト8ならず」(NHK)
延長戦の末のPK戦。
残念だったと思いますが、胸を張って帰ってほしいと思います。
難民支援協会(JAR)のTwitterに
クロアチア主将のモドリッチ選手は、幼少期を難民として過ごした一人です。
ユーゴスラビア内戦によって故郷がセルビア軍の標的となり、祖父が殺害されたことを受け、6歳で60km離れた街へ避難。
手榴弾が飛んでくることもある中、駐車場で夢中でサッカーをしたといいます。
やがて内戦は終結。
モドリッチ選手は18歳でトップチームのメンバーとして10年間のプロ契約を結びます。
プロとして初の収入で故郷に家族のための家を買い、ようやく一家の難民生活を終わらせることができたそうです。
「クロアチア主将・モドリッチ 難民出身、手榴弾の中でプレーしたその生い立ちとは」(HUFFPOST 2018年7月12日)
ウクライナでは、多くの子どもたちが故郷を追われたり、ロケット攻撃にさらされている。沖田瑞穂さんの
「好きな神はインドの女神ドゥルガー。
独立した女神であることに惹かれている」のだそうです。
◆女神信仰
また、ヒンドゥー教の特徴として、女神が大きな力を持つことがあげられます。
次に紹介するのはドゥルガーという美しい戦女神(いくさめがみ)の戦いの神話です。
ほかに、カーリーというみにくく恐ろしい姿をして女神もいて、現代でも崇拝(すうはい)されています(図1-10<省略>)。
(『世界の神話』沖田瑞穂 岩波ジュニア新書 2019年)「戦う女神ドゥルガー」
かつてマヒシャがアスラたちの王で、インドラが神々の王であったとき、神々と悪魔の間に100年にわたる戦いがありました。
神々の軍はアスラに征服され、アスラのマヒシャが世界の王となりました。
敗北した神々はブラフマーを先頭にして、シヴァとヴィシュヌのもとへ行き、マヒシャの暴挙について語りました。
「太陽神、インドラ、火神、風神、月神、死神ヤマと司法神ヴァルナの、そして他の神々の権限を、彼が一人で掌中(しょうちゅう)に収めています。邪悪(じゃあく)なマヒシャによって神々は天界から追放され、死すべき人間のように地上をさまよっています。どうか我々を助けてください。彼を退治してください」 神々の言葉を聞くとヴィシュヌとシヴァは眉(まゆ)をひそめ顔をしかめて怒りを発しました。独立した女神であることに惹かれている」のだそうです。
◆女神信仰
また、ヒンドゥー教の特徴として、女神が大きな力を持つことがあげられます。
次に紹介するのはドゥルガーという美しい戦女神(いくさめがみ)の戦いの神話です。
ほかに、カーリーというみにくく恐ろしい姿をして女神もいて、現代でも崇拝(すうはい)されています(図1-10<省略>)。
(『世界の神話』沖田瑞穂 岩波ジュニア新書 2019年)「戦う女神ドゥルガー」
かつてマヒシャがアスラたちの王で、インドラが神々の王であったとき、神々と悪魔の間に100年にわたる戦いがありました。
神々の軍はアスラに征服され、アスラのマヒシャが世界の王となりました。
敗北した神々はブラフマーを先頭にして、シヴァとヴィシュヌのもとへ行き、マヒシャの暴挙について語りました。
するとそのときヴィシュヌの顔から、巨大な熱光が現れました。
インドラをはじめとする他の神々の身体からも、熱光が飛び出しました。
それはやがて一つにまとまり、四方に輝く、燃える山のような素晴らしい熱光のかたまりになり、そこから三界を光で輝かせる一柱(ひとはしら)の女神が生じました。
この女神がドゥルガーです。 神々は大いに喜び、勝利を望んで、ドゥルガーに自分たちの武器を与え、万歳(ばんざい)、万歳と高らかにさけびました。
シヴァは自身の持つ三叉(さんさ)の矛(ほこ)から分身を作るようにして三叉の矛を引き出して彼女に与えました。
クリシュナは円盤を、ヴァルナは法螺貝(ほがらい)を、火神は槍(やり)を、風神は弓と、矢で満たされた二つのえびら(矢を入れて背負う道具)を、インドラはヴァジュラを、ヤマは杖(つえ)を、水の主は縄索(じょうさく<なわ>)を、海は衣服とさまざまな装飾品を、ヴィシュヴァカルマンは斧と種々の武器、貫(つらぬ)かれることのない鎧(よろい)を与えました。
女神はまた他の神々からも装飾品や武器によって称(たた)えられ、高らかに哄笑(こうしょう)しました。 女神はアスラの無数の軍勢を殺りくしました。
軍勢が壊滅(かいめつ)させられると、アスラ王マヒシャは水牛の姿になって女神と戦いました(図1-11<省略>)。
女神は彼に縄を投げ、しばりました。
するとマヒシャは水牛の姿を捨てて獅子(しし)になりました。
女神がその頭を切り落とそうとすると、マヒシャは剣を持った男の姿になりました。
女神はその男を矢で切断しました。
するとマヒシャは巨大に象(ぞう)となりました。
女神は象の鼻を剣で切りました。
マヒシャは再び水牛の姿に戻りました。
女神はマヒシャの上に乗り、足でふみつけ、首を矛で打ちました。
こうしてマヒシャはほろびました。
神々はこの上ない喜びにわきました。
この神話の背景には、ヒンドゥー教のシャクティ思想があります。
シャクティとはサンスクリット語の名詞です。
サンスクリット語の名詞には男性、中性、女性の三種の性があるのですが、シャクティは女性名詞で、「力」という意味です。
宇宙の一切はこのシャクティの仮のあらわれとされます。 この神話ではシャクティがヒンドゥー教の三大主神をも超えた最高原理とみなされているため、そのあらわれである女神ドゥルガーは、アスラとの戦において男神たちをはるかにしのぐ圧倒的な力の持ち主として描かれているのです。
(『世界の神話』沖田瑞穂 岩波ジュニア新書 2019年)
「試し読み」今朝の父の一枚です(^^)/
マガモ(真鴨)
マガモは真鴨と書き、「真」は名詞や形容詞につく接頭語。
現代語の辞典を開くと、その意味のひとつとして「生物の同類のなかで一番標準的なもの」とある。
そのとおり、真鴨の「真」はこの意味である。
「真」は古語である。
『岩波古語辞典』によりば、「真」は「そろっている、完全である、本物である、すぐれている、などを表す」とある。
真鯛、真鯖、真鯉、真雁などの「真」もこの意味である。
英名はMallard。
Macleod(1954)によると古フランス語のmalardによる。
maleは「雄」で、-ardは男性名詞につく接尾語。
初めは、Mallardは雄だけに用いられていた名詞。
「カモ」の語源については次の説がある。
①浮(うか)ぶ(む)鳥の略転。
②古くはカモメ類とカモ類は明確に区別されず、鴨群(かもむ)れの約、という。
(『野鳥の名前 名前の由来と語源』文:安部直哉、写真:叶内拓哉 ヤマケイ文庫 2019年)