2021年9月11日土曜日

雨が止んだとたん

歩き始めは小雨でしたが、しばらくすると雲間から日差しが…
すると一気に蒸し暑くなりました(^_^;)
台風の動きが気になりますね…

台風14号 13日にかけ八重山地方に接近見込み 暴風などに警戒を」(NHK)
久しぶりに出会ったのが、頭部が髪飾りの(こうがい)に似ていることからコウガイビル(扁形動物

「ボクはみんなが嫌いなナメクジを食べているし、ヒルとちがって血も吸わないよ!人間のみなさんには害がないんだよ!」。
もし彼らが言葉をしゃべったら、こう言うかも。
 (こども自然遊びの森 わんPark)

半月形の頭部を持つヘビ? 切断しても再生し、両方生き続ける生物が米国で話題に」(松岡由希子 Newsweek 2020年11月10日)
アメリカ 同時多発テロ 20年を前に事件現場などで追悼の催し」(NHK)

当時、世界貿易センタービルに旅客機がぶつかる映像をテレビで見ていて現実のこととは思えませんでした。
9.11 米国同時多発テロ」(NHKアーカイブス 2001年)

ガニ元大統領がいち早く逃亡したときに
鳥羽伏見の戦いで徳川慶喜が大坂城から江戸へ逃げ帰ったことを思い出した。
当時、幕府軍は兵員や武力の点で優勢だったのに一気に崩れた。
墨子よみがえる』より半藤一利さんと中村哲さんの対談(2012年6月8日)の一部を転記しますφ(..)
特別附録 中村哲さんに聞く」より
  生きることの意味

中村哲
ソ連時代はゲリラ部隊がいて、何度も戦闘場面に遭遇しましたが、あの時「撃つな」という方が勇気が要って、ぶっ放すことは本当に簡単だと思いました。
何度も言ってきましたが、平和には戦争以上の努力と忍耐が必要なんです。
また、かつて米軍の空爆を「ピンポイント攻撃」と言っていましたが、あれは実際は無差別爆撃です。
しかも相手は飢餓状態です。
あの時、お腹を空かして親の遺体にすがって泣いていた子どもたちが今、二十歳前後になりました。
仇討ちは当然起きます。
(『墨子よみがえる 〝非戦〟への奮闘努力のために』半藤一利 平凡社 2021年)
半藤一利
戦争が日常茶飯事になると、命の感覚というのはどうなんでしょうか。

中村
死に対する恐怖がないわけではないのですが、自分が死ぬことで誰かが助かるといったことを名誉に感じるんです。
そして仇討ちですね、親の仇は必ずとる、そうしないと不名誉になります。
半藤)仇討ちは合法なんですか。

中村
近代法では殺人になるのでしょうが、あちらでは褒められることが多い。
警察署も表向きは殺人事件ですが、お咎(とが)めはありません。
うちの作業場でも何年かに一度はあります。
沙漠に血溜りがあるので驚くと、やった人が「父親が三十年前に殺されたので」と。
殺したのがうちの作業員だったらしい。
皆も一応、お悔やみを言いますけどね。
半藤
日本では、たとえば弟の仇を兄が討つのはだめで、逆なら許されていました。
上の人が下の人の仇を討つのは違法であると。

中村
そういう細かい規定はアフガニスタンではないですね。
そのへんは、ある意味では健全な感覚というか、お嫁さんが旦那の仇を討ってもいいんです。
罪もない愛する人を殺された仇、ということで皆が納得します。
半藤)まさに義理と人情の世界ですね。

中村)その通りです。
われわれも赤穂浪士をどこか立派だと思いますよね(笑)。
 …後略…
(『墨子よみがえる 〝非戦〟への奮闘努力のために』半藤一利 平凡社 2021年)
西日本の大地震発生確率を算出 GPSデータから地下のひずみ分析」(NHK)

先日、芥川龍之介の「大正十二年九月一日の大震災に際して」を転記しました。
地震について『地震はなぜ起きる?』を読むと分かりやすいなと思いました。
たとえば表紙のイラストに「プレートは つめの のびる 速さで動く」と書かれています。
今までプレートが動くということは「ブラタモリ」でタモリさんが何度も何度も話してくれていましたし、CGで見せてくれていました。
その動きの速さを「つめの のびる 速さ」と譬えてくれて凄い速さなんだとビックリしました。
M8クラスの地震の前にM7クラスの地震が発生」を少し転記したいと思いますφ(..)
なお、「序章」は「試し読み」で読むことができます。
第5章 首都機能を麻痺させる首都直下地震
●M8クラスの地震の前にM7クラスの地震が発生

 
 東京近辺では、マグニチュード(M)8クラスの巨大地震が、過去400年の間に二度起きています。
一度目は1703年の元禄(げんろく)関東地震で、1万人以上の死者を出しました。
北米プレートとフィリピン海プレートの境界の相模(さがみ)トラフとよばれる海の谷で起きた海溝(かいこう)型地震で、規模はM8.5と推定されます。
(『地震はなぜ起きる?』鎌田浩毅 岩波ジュニアスタートブックス 2021年)
 二度目は1923年の関東大震災で、序章でも説明したように10万人以上が亡くなりました。
これも相模トラフで起きた海溝型地震で、規模はM8.2と推定されています。
 政府の中央防災会議では、元禄型の関東地震は2000~3000年程度の間隔で、大正型の関東地震は200~400年の間隔で発生すると予測し、次の関東大震災は、2120年から2320年の間と予測しています。
 しかし、見逃してならないのは、2つの巨大地震の前に、少し規模の小さいM7クラスの地震がいくつも発生しているということです。
たとえば関東大震災から約70年前の1855年には、M6.9と推定される安政江戸(あんせいえど)地震が起き、序章でも説明したように7000人以上が亡くなりました。
東京湾北部が震源の直下型地震です。
 こうした事例から、次の南海トラフ巨大地震の前にも首都圏を中心としてM7クラスの直下型地震が起こるおそれがあると考えられます。
中央防災会議はその確率を、今後30年間に70%と予測しています。
 中央防災会議首都圏に起きる可能性のあるM7クラスの地震を、19のタイプ別にシミュレートしました。
ちなみに、とりあげられた地震は被害を検討するためのモデルで、このうちのどれかが必ず起こるというわけではありません。
実際には、M7クラスの地震は、首都圏のどこで起こってもおかしくないのです。
(『地震はなぜ起きる?』鎌田浩毅 岩波ジュニアスタートブックス 2021年)