2018年2月24日土曜日

春の陽ざし(^-^)

冷たい風の中に春の陽ざしを感じていました(^。^)
雄しべが花びらのかけらを持っていた?

枝尓(に)花か梅のしつけさ
  枝に花が梅のしづけさ

解説●昭和15年春、即興の作か。
枝に花を引き立たせるため密やかなのがいい。
(『生誕百二十年記念 風と雲と酒 

鵙晴の旅のつれづれ山詣  清水寥人(高野山)
(『ふるさと大歳時記5 近畿ふるさと大歳時記』角川書店 平成5年)

鵙晴は、秋(三秋)の季語です(^^ゞ
木の影も笹鳴も午後人恋し  石田波鄕
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
(ふ)りにける椿一本(ひともと)日に照らひ群咲きてをり墓碑(おくつき)近く  横矢 勝
(『昭和萬葉集 巻六 太平洋戦争の記録
    16年12月8日~20年8月14日』講談社 昭和54年)
この子も藪の中に…
リスクを求めるシジュウカラ、嫌うヤマガラ」松島研究室(行動知能学)
山茶花の日の消えぎはを母歩く  (森)澄雄
(『基本季語五00選』)
今までと違う場所で出会ったルリビタキ
母が公園を歩く楽しみは、季節を草花で感じることでした。
河津桜は、この公園で初めて知りました。
   早春散歩

空は晴れてても、建物には蔭があるよ、
春、早春は心なびかせ、
それがまるで薄絹ででもあるやうに
ハンケチでもあるやうに
我等の心を引千切
(ひきちぎ)
きれぎれにして風に散らせる

私はもう、まるで過去がなかつたかのやうに
少なくとも通つてゐる人達の手前さうであるかの如くに感じ、
風の中を吹き過ぎる
異国人のやうな眼眸
(まなざし)をして、
確固たるものの如く、
また隙間風にも消え去るものの如く

さうしてこの淋しい心を抱いて、
今年もまた春を迎へるものであることを
ゆるやかにも、玆
(ここ)に春は立返つたのであることを
土の上の日射しをみながらつめたい風に吹かれながら
土手の上を歩きながら、遠くの空を見やりながら
僕は思ふ、思ふことにも慣れきつて僕は思ふ……

(『中原中也全詩集』)

第15回テーマ展示「中原中也の散歩生活」が開かれています。
[2018年2月15日(水)~2019年2月17日(日)]
今朝、父が撮影したのは
母と三人でよく珈琲タイムをしていたベンチ。
父は「撮した覚えないんだけどなぁ」と呟いていました。
無意識に撮した一枚。
父もルリビタキに出会っていました(^_^)b

2 件のコメント:

  1. おはようございます~

    3月のところではコメントが出来なかったのでこちらに。
    今朝もあたたかな春の日差しです。

    kazeさん、入院されているんですね。
    外泊中とされていたので。。。
    いま症状が落ち着かれているご様子に安心しています。
    突然にだったり、予期しているところにだったりと体の不調は色々と出ますね。
    出来る対処を万全にする、ですよね!!(^-^;
    快方に向かわれますように。。。
    お大事になさってください。

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    1. カイさんこんばんは(*^O^*)/
      ご心配をかけましたm(_ _)m
      これから少しずつ入院日記を更新していきますが、
      まだ確定申告に取りかかっていないので
      全部はできませんしコメントへの返信も思うようにできないので
      コメント欄は閉じさせていただいています_(._.)_
      今のところ手術日の4月まで体調管理に気をつけて体力作りもしたいと思っていますp(^-^)q

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申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m