穏やかな春を感じさせるような朝でした(^-^)
巻第五 831 壱岐守板氏安麿(いきのかみ はんしのやすまろ)
春なれば宜(うべ)も咲きたる梅の花君を思ふと夜(よ)眠(い)も寝(ね)なくに
春なれば宜(うべ)も咲きたる梅の花君を思ふと夜(よ)眠(い)も寝(ね)なくに
春になったとて、まことによく咲いた梅の花よ。
あなたを思うと夜も寝られないものを。
あなたを思うと夜も寝られないものを。
木より木に通へる風の春浅き 臼田亜浪(あろう)
風がこずえを揺らしているのであろう。
それもかすかにである。
浅春の光の中でとらえた風の動きであり、心に感じた景であろう。
やがて芽吹こうとする木、「木より木に……春浅き」と、
それもかすかにである。
浅春の光の中でとらえた風の動きであり、心に感じた景であろう。
やがて芽吹こうとする木、「木より木に……春浅き」と、
「き」の語音を三つ重ねて一つの流れを作っている。
音読すれば心ひきしまるリズムとなって快い。
季語の固定観念より季感を重視し、主情的で流麗な広義の十七音詩、
音読すれば心ひきしまるリズムとなって快い。
季語の固定観念より季感を重視し、主情的で流麗な広義の十七音詩、
一句一章を特色とした。
季語は俳句に用いられる季節のことばだが、実際の季節感から外れているものがある。
大切にすべきは一句を統一している季節の感情だ、と季語と季感を区別。
その実作の一つが掲出句で、同時期の作に「いつくしの雪の浅間よ月渡る」など。
(『きょうの一句 名句・秀句365日』村上護/新潮文庫 平成17年)
季語は俳句に用いられる季節のことばだが、実際の季節感から外れているものがある。
大切にすべきは一句を統一している季節の感情だ、と季語と季感を区別。
その実作の一つが掲出句で、同時期の作に「いつくしの雪の浅間よ月渡る」など。
(『きょうの一句 名句・秀句365日』村上護/新潮文庫 平成17年)
ヤブツバキの花に滴のようなものが…
触ってみると少し粘り気がありました。
ヤブツバキの蜜かな?
ヤブツバキの蜜かな?
いつも思うのですが、
藪の中を自由に飛び回れるのはスゴイナと思います(°0°)
教師やめしその後知らず芙蓉の実 能村登四郎
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
やぶ入や鳩(はと)にめでつゝ男山(をとこやま)
男山―石清水八幡宮。八幡鳩が多い。
(『蕪村俳句集』)
(『蕪村俳句集』)
先日、訪ねた時に鳩を撮したかったのですが、出あえなかったな…
「藪入り」(暮らしの歳時記)
旧暦の1月16日は3月3日になるようです。
シジュウカラが目を真ん丸くして
器用に觜で枯れ葉をめくりますが…
それでも朝ご飯は見つからないみたいですね(^。^)
ジョウビタキ♂が飛んで行きました…
ヒタキ科について
ヒタキ科の鳥はたいへん種類が多く、日本の陸鳥としては一番大きい科といえる。
普通見られるものとしては36種、まれなものは21種、絶滅したもの1種が記録されている。
しかし少し前までは3つの科に分けられていた。
それらは今では4つの亜科にまとめられているが、野外判別上では十分に3つのグループに分けられる。
ツグミ亜科、ウグイス亜科、ヒタキ亜科、カササギビタキ亜科の4亜科だ。
これらはシルエットの段階では十分に違っていて区別はそうむずかしくない。
この本ではツグミ型のシルエットをさらに2つにわけて大型ツグミと小型ツグミにしている。
ツグミ型の姿勢は普通の樹上の鳥の形をしていて、体軸が30度から50度ぐらいにおこしている。
くちばしはスズメなどに比べて細長く、頭の形が独特なのでそれで覚えこむ。
この頭の形は大型ツグミでは台形状でであり、小型ツグミでまるい。
動きが一つ一つきちんとしていて、ぴりっとしている。
ウグイス型の方は体を前の方へ倒していることが多い。
藪の中をくぐっていくためで、時には頭の方を水平以下にしたりする。
だから体軸は20度から-20度ぐらいのことが多い。
くちばしの形はツグミ型に似ているが、頭の形はいかにも藪くぐり専門といった感じである。
他方ヒタキ型(ヒタキ亜科とカササギビタキ亜科)の方は体をずっとおこしている。
枝先にとまって、空中をとぶ虫を見つけるためのポーズで、なるべく頭を高くして見まわすためだ。
体軸は50度から70度ぐらいにおこし、頭の形がひらべったく見える。
(『検索入門 野鳥の図鑑 陸の鳥①』中村登流 保育社 昭和61年)
ヒタキ科の鳥はたいへん種類が多く、日本の陸鳥としては一番大きい科といえる。
普通見られるものとしては36種、まれなものは21種、絶滅したもの1種が記録されている。
しかし少し前までは3つの科に分けられていた。
それらは今では4つの亜科にまとめられているが、野外判別上では十分に3つのグループに分けられる。
ツグミ亜科、ウグイス亜科、ヒタキ亜科、カササギビタキ亜科の4亜科だ。
これらはシルエットの段階では十分に違っていて区別はそうむずかしくない。
この本ではツグミ型のシルエットをさらに2つにわけて大型ツグミと小型ツグミにしている。
ツグミ型の姿勢は普通の樹上の鳥の形をしていて、体軸が30度から50度ぐらいにおこしている。
くちばしはスズメなどに比べて細長く、頭の形が独特なのでそれで覚えこむ。
この頭の形は大型ツグミでは台形状でであり、小型ツグミでまるい。
動きが一つ一つきちんとしていて、ぴりっとしている。
ウグイス型の方は体を前の方へ倒していることが多い。
藪の中をくぐっていくためで、時には頭の方を水平以下にしたりする。
だから体軸は20度から-20度ぐらいのことが多い。
くちばしの形はツグミ型に似ているが、頭の形はいかにも藪くぐり専門といった感じである。
他方ヒタキ型(ヒタキ亜科とカササギビタキ亜科)の方は体をずっとおこしている。
枝先にとまって、空中をとぶ虫を見つけるためのポーズで、なるべく頭を高くして見まわすためだ。
体軸は50度から70度ぐらいにおこし、頭の形がひらべったく見える。
(『検索入門 野鳥の図鑑 陸の鳥①』中村登流 保育社 昭和61年)
あをさぎ【アオサギ】
サギ科の鳥で体長約93cm、サギ類の中で最も大きい。
頭の上部は白、頭の側部、後部とこれからでる2本の長い飾羽は光沢のある黒色、
背と尾は灰青色、頸から長い白色の総状の飾翅がでている。
アオサギは、奈良時代から〝みとさぎ〟の古名で知られていた。
「風土記逸文 常陸国」に「尾長……色は青鷺(みとさぎ)に似たり」とでている。
平安時代には、「倭名類聚鈔」に「蒼鷺……漢語抄云蒼鷺美止佐木(みとさぎ)」とあり、
「類聚名義抄」に鶃アヲサギとあって、以後、
〝あをさぎ〟〝みとさぎ〟の両方の名が用いられてきた。
和歌に詠まれるのは〝みとさぎ〟の方で、
鎌倉時代の「夫木和歌抄」に〝みとさぎ〟を詠んだ歌が三首ある。
安土桃山時代の日葡辞書には〝あをさぎ〟の方が載っている。
〝あをさぎ〟の語原は背が灰青色によるものである。
明治時代の鳥類目録には、アオサギとミトサギを並記するものもあったが、やがてアオサギに統一された。
サギ科の鳥で体長約93cm、サギ類の中で最も大きい。
頭の上部は白、頭の側部、後部とこれからでる2本の長い飾羽は光沢のある黒色、
背と尾は灰青色、頸から長い白色の総状の飾翅がでている。
アオサギは、奈良時代から〝みとさぎ〟の古名で知られていた。
「風土記逸文 常陸国」に「尾長……色は青鷺(みとさぎ)に似たり」とでている。
平安時代には、「倭名類聚鈔」に「蒼鷺……漢語抄云蒼鷺美止佐木(みとさぎ)」とあり、
「類聚名義抄」に鶃アヲサギとあって、以後、
〝あをさぎ〟〝みとさぎ〟の両方の名が用いられてきた。
和歌に詠まれるのは〝みとさぎ〟の方で、
鎌倉時代の「夫木和歌抄」に〝みとさぎ〟を詠んだ歌が三首ある。
安土桃山時代の日葡辞書には〝あをさぎ〟の方が載っている。
〝あをさぎ〟の語原は背が灰青色によるものである。
明治時代の鳥類目録には、アオサギとミトサギを並記するものもあったが、やがてアオサギに統一された。
みとさぎ【アオサギ】
〝あをさぎ〟の古名。
奈良時代の「常陸国風土記」に〝みとさぎ〟がでている。
平安時代の「倭名類聚鈔」には「蒼鷺ハ 美止佐木(ミトサキ)」とでており、
また〝みとさぎ〟と共に〝あをさぎ〟がでている。
鎌倉時代の「八雲抄」にも〝みとさぎ〟と〝あをさぎ〟の両方がでているが、
和歌には主に〝みとさぎ〟が詠まれている。
「新撰和歌六帖」第六帖、2608「いりしほのひがたにきゐるみとさぎをあさりにいづるあまかとやみん」、
「夫木和歌抄」巻二十七、12696「朝まだき淀野のまこも末分けてたつみとさぎの声もさむけし」、
12697「しもこほるすさきにたてるみとさぎのすがたさむけきあさぼらけかな」に〝みとさぎ〟が詠まれている。
安土桃山時代の日葡辞書には〝あをさぎ〟だけがでているので
〝あをさぎ〟の方が多く用いられるようになったのであろう。
〝みとさぎ〟の語原に関し、新井白石は「水門(みと)のさぎ」としているが(「東雅」)、
大石千引の「言元梯」には〝緑鷺(みどりさぎ)〟の意であろうとしている。
大言海は後者の説をとっている。
(『図説 日本鳥名由来辞典』)
〝あをさぎ〟の古名。
奈良時代の「常陸国風土記」に〝みとさぎ〟がでている。
平安時代の「倭名類聚鈔」には「蒼鷺ハ 美止佐木(ミトサキ)」とでており、
また〝みとさぎ〟と共に〝あをさぎ〟がでている。
鎌倉時代の「八雲抄」にも〝みとさぎ〟と〝あをさぎ〟の両方がでているが、
和歌には主に〝みとさぎ〟が詠まれている。
「新撰和歌六帖」第六帖、2608「いりしほのひがたにきゐるみとさぎをあさりにいづるあまかとやみん」、
「夫木和歌抄」巻二十七、12696「朝まだき淀野のまこも末分けてたつみとさぎの声もさむけし」、
12697「しもこほるすさきにたてるみとさぎのすがたさむけきあさぼらけかな」に〝みとさぎ〟が詠まれている。
安土桃山時代の日葡辞書には〝あをさぎ〟だけがでているので
〝あをさぎ〟の方が多く用いられるようになったのであろう。
〝みとさぎ〟の語原に関し、新井白石は「水門(みと)のさぎ」としているが(「東雅」)、
大石千引の「言元梯」には〝緑鷺(みどりさぎ)〟の意であろうとしている。
大言海は後者の説をとっている。
(『図説 日本鳥名由来辞典』)
集団で行動する利点は、目がたくさんあることですね。
一羽が飛び立つとみんな後に続きますが…
中には、のほほんとしているのもいますよ(^^ )
一羽が飛び立つとみんな後に続きますが…
中には、のほほんとしているのもいますよ(^^ )
年配のご婦人が「青空に梅がきれい!」と喜んでおられました(^-^)
母もこんなとき喜んで声をあげていました。
明日からまた気温が低くなりそうですね…
明日からまた気温が低くなりそうですね…
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申し訳ありませんが,日本語だけを受けつけますm(_ _)m