通院の後に出かけましたが…

午前中は、形成外科を受診しました。
2016年2月22日に首にできた腫瘍を摘出していただき
5年間は経過をみることになっていました。
今回、診ていただくと経過が良好なので

異常があれば来院することになりました。

午後からリハビリ散歩に行きましたが、風が強くて冷たい…
青空が見えましたが、次第に黒い雲もあらわれて雪がチラチラと降ってきました。

木に頭をもたれかけて、悩んでいるように見えました(*´∀｀*)

明日のことは明日にまかそう己よりおそろしきものこの世にはなし
（『歌集　方代』）

近づくことができなかったのですがモズ♀に出会いました。

日だまりの落葉をかへし吹く風のとだえてしばしひよどり鳴きぬ　　福永武彦
（『昭和萬葉集　巻十九　

　　　　戦後日本の総括　昭和49年』講談社　昭和55年）

ドバトがチョンチョンと片足で昼ご飯を探していました。
左足が不自由のようです。
このようになんらかの障碍を持った鳥たちに出会うことがよくあります。
その懸命に生きようとする姿に、力をもらっています。

百舌鳥におこされて初雪
（『山頭火大全』講談社　1991年）

ムクドリが群れていました

目的は地面に落ちているセンダンの実を昼ご飯にしていました。
でも、毒性が強いのでペットの犬などが誤って食べないようにしないと危険です。

「センダンによる中毒の転帰は早く、
消化器系、神経系の臨床症状は摂取後2 - 4 時間で現れます。
主な症状には食欲不振、嘔吐、下痢、便秘、疝痛(せんつう）、
興奮、痙攣、運動失調、沈鬱、麻痺、昏睡
さらに循環性ショックと呼吸困難を経て死に至ります。
通常、致死量のセンダンの実を摂取した場合、48時間以内に死亡します」
（農研機構HPより）

モズ　Lanius bucephalus モズ科
形　20cm。ムクドリよりは小さい、茶褐色の鳥。
雄は背が灰色で翼や尾羽は黒い、そして頭部が茶褐色ある。
過眼線は黒く、眉紋はオレンジ色をおびた白。
腹面にもオレンジ色味がある。
頭の色と背の色がちがう所がアカモズの区別点、
雌は背面の灰色がにぶく茶色味がつよい。
過眼線もよわく、黒くない。
眉紋ははっきりしない。
腹面にこまかい鱗状斑があるこの点でアカモズと区別できる。

動き　藪の中、二足とびで移る。
低木のてっぺん、杭棒の上、電線などにとまって見まわしているのでよく目につく。
尾羽を上下、左右に動かしていて、くるりくるりとまわしているように見える。
移動するとき地面近く低くおりてすべるように飛び、まいあがってとまる。
単独でいることが多い。地面へとびつく。

（『検索入門　野鳥の図鑑　陸の鳥②』）

こんどはジョウビタキ♂に出会いました。

地面に下りたり、枯れ木に上がったりしながら探し物…

なかなか昼ご飯が見つからないみたいですね(^_-)

　　　桃園（もゝその）に住み侍（はべり）ける前斎院屏風に　　貫之（つらゆき）

白妙の妹（いも）が衣に梅（むめ）の花色をも香（か）をも分（わ）きぞかねつる

白くて薫香をたきしめた妻の衣と、梅の花と、

色も香りもどちらのものか、なかなか区別できないでいる。

▽妻の衣服と梅の花との色・香のまぎれ。
視覚と嗅覚との両方にわたるまぎれの趣向は珍しい。
（『拾遺和歌集　新日本古典文学大系７』）

この歌にあうような梅は白梅なんですが(^^ゞ

○　○　○　○

昨夜のダーウィンが来た！

「密着！東京の大自然　秋の奥多摩でスクープを狙え！」

を見て蟻浴（ぎよく）は、本で読んで知っていましたが、
番組の中でカケスが蟻浴をしているのを見て、蟻浴の効果を知りました(^_^)b