2018年2月22日木曜日

風は冷たいけど…

風は冷たいけど、陽ざしが春を感じさせました♪


紅梅や比丘(びく)より劣る比丘尼寺(びくにでら)

比丘より劣るこの比丘尼寺に、優艶な紅梅が咲いている。
それがいかにも尼寺にふさわしい。
・白梅と紅梅を「比丘よりは比丘尼は劣り」(『徒然草』106段)の語を借りて品評した機知的な句。
(『與謝蕪村集』)
『徒然草』の第106段は面白いですよ(o^^o)
検索すると原文や現代語訳がヒットします。
その面白さを島内裕子さんが解説しているので転記します。

【第百六段】評
(……)言葉のやりとりが通じない状況を描く。
上人が、自分の放言を自覚したことは尊い、という結論もさることながら、
上人の罵詈雑言(ばりぞうごん)と、
それを馬耳東風(ばじとうふう)に聞く男の対比も、生き生きしていて、面白い。
 「比丘(びく)」(出家した男性)、「比丘尼(びくに)」(出家した女性)、
「優婆塞(うばそく)」(出家していない男性信者)、「優婆夷(うばい)」(出家していない女性信者)、
さらには「非修(ひしゅ)」「非学(ひがく)」という、男性知識人の教養語(仏教語)は、世俗の人には通じない。
その真実を明らかにしたこの諍(いさか)いは、尊い。
(『徒然草』)
エナガに会えたけど遠かったなぁ…
ヒヨドリが水浴びをするのかなと思ったけど…
水を飲みに来ていました(^。^)
枯枝をくわえていました。
アオサギが巣作りを始めているようです。
モズ♂に出会いました♪
暮れても宿がない百舌鳥が啼く
(『山頭火大全』 講談社 1991年)
ハクセキレイ、以前は町の鳥ではありませんでした。
都市の鳥としては新参者の部類に入ります。
ハクセキレイはもともと北海道や北東北の沿岸で繁殖していました。
それより南には、冬の間にやってきて、また春になると北へ帰っていく鳥でした。
しかし、1950年ごろから次第に南へと進出をはじめ、
さらに、沿岸から内陸部へと進出してきたのです。
現在は、日本の都市のどこに行っても見られます。
都市の鳥の代表選手となっています。
これは驚くべきことです。
普通、生き物の生息環境は、そう大きく変化するものではないのに、
ハクセキレイの場合は、沿岸と都市というまったく違う環境に分布域を拡げたのですから。
とはいえ、それは我々の目から見て違うのであって、
彼らにとっては、沿岸と都市は、天然の石とコンクリートという違いはあるにせよ、
それらによって大部分が覆われているという意味では、同じようなものかもしれません。
ハクセキレイは、本来は地上のへこみ、河原の石の間などに巣をつくる鳥でした。
では町の中に進出さいた後には、どこに巣をつくっているかというと、
スズメのように建造物の隙間を使っています。
ただし、スズメが閉じた空間(屋根瓦の下のように、一方向だけ空いている空間)を好むのに対して、
ハクセキレイは、それよりももう少し開放的な場所にも巣をつくります。
たとえば、鉄骨の上、ガレージの中の棚の上、ベランダなどに、
草で編んだ巣を載せるような形でつくるのです。
ハクセキレイは町の中に進出してきた背景には、
巣をつくる場所の変遷が関係しているのかもしれません。
沿岸地帯や河口付近などの自然環境で営巣していたものが、
港や工場などの人工構造物に出会って、そこでも営巣するようになり、
人工構造物に慣れたので、さらに内陸部の町の中でも繁殖できるようになったと考えられます。
食べるものは雑食ですが、昆虫食寄りのようで、地面で餌を採っているところをみると、徘徊性の昆虫を獲っているのでしょう。
ただし、ときにはトンボのような大きな飛翔性の昆虫を捕まえることもあります。
先ほど開けた場所で餌を採っているという話をしましたが、
ビル街のようなところでは、ビルの屋上で餌を探している姿もよく見られます。
実は屋上というのは、昆虫などが風に舞いあがって溜まっているので、存外食べ物が豊富なのです。
(『身近な鳥の生活図鑑』)
カワセミ Alcedo athis カワセミ科
形 17cm。スズメより少し大きめの青光りする鳥。
背中の青色は輝いてみえる。
雌は白いが、胸から下尾筒に及ぶ赤褐色は遠くからよく見える。
むしろこのオレンジがかった赤い色で気づくことが多い。

動き 水辺の木の枝、ヨシなどの茎、棒杭、大きい石の上などにとまっている。
水中へとびこんで魚をとる。
空中へおどり出してホバリングをしてからとびこむこともある。
単独か、つがいでいる。

住みか 湖水や池沼の水べり、川べりなどで、水の上へ枝が出ているような藪のある所、あるいは大きい石のある所。
大きい石がごろごろしていてその間をぬうように水が流れているような所に出ていることもある。

分布 ほぼ日本全土、かなりの離島にもいる。

季節 留鳥として1年中見られる。
北海道では夏鳥と伝えられている。

鳴き声 ピッピッとかピーッと鳴く。
(『検索入門 野鳥の図鑑 陸の鳥②』)
父もアオサギの巣材集めを撮していました(^_^)b
この子の方が大きな枯木を見つけていましたp(^-^)q

2 件のコメント:

  1. こんにちは~=^_^=
    アオサギってこんな感じなんですねぇ
    モズちゃんやっぱり可愛いです
    色んな鳥さんを見せて頂けて
    日々和んでいます=^_^=

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    1. 蘭☆☆さんこんばんは(*^O^*)/
      アオサギは大きな鳥なのですが
      一生懸命巣作りをしていました。
      ちょっと増えすぎているようなんですが…

      モズは撮すたびに色んな表情を見せてくれます(^-^)

      蘭☆☆さんは体調さえよければ片付けも思いどおりにできると思いますが
      腰痛などがひどくならない程度に体を動かしてくださいp(^-^)q

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