2017年4月29日土曜日

昭和の日、三七日(みなのか)

ヤエムグラ
ラジオ深夜便」 を聞いていると今日の誕生花はコデマリ
花言葉は「努力する」p(^-^)q
カワラヒワが真剣な顔で朝ご飯を探している(^▽^)
近づこうとしたらすぐに飛んでいきました。
セグロセキレイも朝ご飯を探しているのかなと思ったら、
巣の材料を集めているようでした。
    ちょう   <昭和51.6.19>

ちょうがとぶ。
ぴろぴろ
ぴろぴろ
するー
するー
びふうにのって
すべっていく。
化粧なおしに
チューリップのドアをあけて
はいっていった。
(『車椅子と詩が遺った』後 浩治 汐文社 1977年)
今日は、「昭和の日」ですが、元は「(昭和)天皇誕生日」 そして「みどりの日」でした。
去年、天皇陛下が「象徴としてのお務めについての天皇陛下お言葉」の中で
 「こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。
と述べられていますが、
昭和天皇が亡くなられる前のことを思い出します。

 87年に天皇は、慢性膵炎で入院したが、
この頃から体調の悪化と体力の衰えが目立つようになり、
89年1月7日、腺がんのため死去した。
前年9月の大量吐血以来の長い闘病生活の末の死去だったが、
この間、お祭りや祝賀会の中止、華美あるいは
不謹慎とみなされたテレビ番組やCMの中止など、
「自粛」が社会問題となった。


(略)

天皇の死去によって皇太子がただちに即位したが、
大喪の礼、即位の礼などの儀式をどのような形で行うかが、
憲法の政教分離との関係で、政治的争点となった。

(『岩波天皇・皇室辞典』原武史・吉田裕編集 岩波書店 2005年)

本当は、天皇陛下が直接国民に訴えられる前に
何度かお気持ちを伝えておられたのに
誠意ある対応がなされていなかったと思いますし
また、専門家会議や政府などの動きをみていると
根本的な解決を先延ばしにしているように思えます。
    朴の花ことば

さびしさにこもり
朴の花をしのび
こひしさにこもり
その花の香りを恋う
ああ
「誠意ある友情」という
花ことばのうれしさよ
タンポポ堂の朴よ
大きくなれ
わたしもお前と共に
この花ことばを
大きなものにしてゆこう

(『詩集 詩国』大東出版社 昭和52年)
子どもの頃の思い出(小学校低学年?)
母が服を新調するのに試着室で店員さんの前で上衣を脱がなければいけなかった。
その時、母はためらったのだけどしぶしぶ脱ぐと
継ぎが当てられていたのか粗末な服だった。
その時の母の哀しいそうな顔がいつまでも忘れられない。
いつも私たちのことを先にして自分のことは後回にしていた。
そんな母を心配させたり、反発ばかりしていた。

ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星躑躅)
スズメが朝ご飯を見つけた。
朝ご飯は桜の木にいた!
去年、桜の木は毛虫などに葉っぱを食べつくされ丸裸にされていました。
ミズキ
カラスよりも小さくて、スズメよりも大きいので「カスマグサ」(*´∀`*)
   茶 柱

病弱の母は毎朝お茶を入れるのが楽しみ
茶柱が立てば「今日は珍しい客が来る」と
きげんがよかった だがめったに来なかった
「さっぱりあてにならないな」ぼくは思った
母が亡くなって茶柱も忘れた
ある朝ふと茶柱を見た 母の言葉が浮かんだ
やっぱり母が訪ねて来たのかも知れない

(『続 母』河野進 聖恵授産所 1976年)
トチノキの花を母と一緒に眺めたな…
今日は「三七日」です。
姪も来てくれて一緒に母の冥福を祈りました。
妹がお坊さんの心地よい読経の響きに眠りそうだったと…(o゜▽゜)o