枝はよく分枝して自然にこんもりとした円形の樹冠をつくり,
梅雨頃に赤く熟す果実は甘く食用にされる。
樹皮は暗褐色で不規則に鱗片状にはがれ,
若枝は灰褐色の柔毛におおわれる。
葉は長さ4~7cmの倒卵形で互生し,
縁には細かい鋸歯(きょし)があり,葉の両面に毛がある。
特に裏面には柔毛が密生する。
4月上旬,葉より早くあるいは同時に前年枝の節に直径約2cm,
白または淡紅色5弁の花を枝に密着して多く咲かせる。
果実は直径約1cmの球形。
(『庭木・街の木』解説:岡部誠・堀越禎一 写真:巽英明 小学館 1999年)
ハナニラが咲き出した(*^-^*)
撮していると女性の方が「サクラですよね!」と声をかけてこられた。
一昨日まではまだ開いていなかったと仰っていました。
その方にとってこの公園は「私の庭」ですとおっしゃったので,
「私のリハビリ室」ですと応えました(*^▽^*)
このサクラを撮しているときにアレチヌスビトハギという
招かざる客がいっぱいついていきた(゜▽゜*)
スズメ スズメ目ハタオリドリ科,全長14.5cm
全体が茶色に見えますが,よく見ると複雑な模様がわかります。
雄と雌は同じ色彩で,見分けがつきません。
スズメの特徴は,ほおの黒い斑です。
各地の民話にスズメが登場するものがあります。
共通しているのは,この黒斑紋をヒントにした話で,
「死にそうな親に会いに行くため普段着でかけつけ,
あわてたためにお歯黒をほおにつけてしまった。
親孝行なスズメは神様にほめられ,
米を食べることができる」というような話です。
人家近くにすみ,巣は屋根や壁のすき間,煙突などにつくります。
山村などで,人が住まなくなった所では,
いつのまにかスズメも姿を消してしまうようです。
秋から冬にかけて群れで生活します。
また夜は,竹やぶや木で集団で寝ます。
昆虫,とくに青虫などチョウやガの幼虫,雑草の種子などを主に食べます。
(『自然観察12ヵ月』海野和男編著 岩波ジュニア新書 1983年)
あせび(つつじ科)
アセビにはアシビ,アセボ,アセミ,アセブなどたくさんの諸国方言がある。
アシビの名はもと奈良付近から畿内一円にかけての呼名である。
(『古典植物辞典』松田修 講談社学術文庫 2009年)
離れたところから見ていると
アンズの花びらが不自然に落ちているなと近づいた(*^▽^*)
目の前にあるアンズでなくて
こんな体勢でも隣の花の蜜が甘いのかな(*^▽^*)
「サクラはまだかいな…」♪
なんて見ているのではなくて(*^ー゜)
カワラヒワですが,左の色が少し薄いので雌で,右側が雄かな(・・?
ムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科)
田の畦など,少し湿り気のある所でよく見かけます。
地をはう枝(匐枝<ふくし>や走出枝と呼ばれます)をたくさん出すので,
びっしりとカーペットのように生え広がっていることがあります。
そんなに匐枝を出すのにもわけがあって,
ムラサキサギゴケは種子から成長して
花をつけるぐらいまで大きくなることがなかなか難しく,
それを新しい株を作って補うために,匐枝をたくさん伸ばすのです。
よく似たトキワハゼは匐枝を出さない分,たくさんの種子を作ります。
(『花のおもしろフィールド図鑑(春)』ピッキオ編著 実業之日本社 2001年)
タネツケバナ(アブラナ科)
冬の田では葉をロゼット状にしておき,
春先になるといち早く花茎を伸ばして白い花を付ける。
そのことによって春の訪れを告げ,
稲作農家の人々に種籾(たねもみ)を蒔(ま)く時期を知らせるという意味で,
「種付け花」という名前がある。
田畑はもちろん,都市部でも非常に身近に目にする草だ。
小柄で,ちょっとした場所さえあれば生活を全うできるからである。
そのうえ春先はもちろん,その後も長く咲き続けるのでその分タネの生産量も多い。
またアブラナ科の植物としては珍しく,このタネツケバナ属の特徴として,
果実には,熟すと基部側から一気に裂けてはじける性質がある。
そのため,中のタネは遠くまで飛ぶことができる。
着地先にアスファルトの割れ目や石垣など,隙間があればしめたもの。
今や都市部の雑草の代表的存在の一つといえよう。
北海道から九州にかえてふつうに見られる。
国外にも朝鮮半島および中国東北部に分布する。
(『スキマの植物図鑑』塚谷裕一 中公新書 2014年)
撮していると女性の方が「サクラですよね!」と声をかけてこられた。
一昨日まではまだ開いていなかったと仰っていました。
その方にとってこの公園は「私の庭」ですとおっしゃったので,
「私のリハビリ室」ですと応えました(*^▽^*)
このサクラを撮しているときにアレチヌスビトハギという
招かざる客がいっぱいついていきた(゜▽゜*)
スズメ スズメ目ハタオリドリ科,全長14.5cm
全体が茶色に見えますが,よく見ると複雑な模様がわかります。
雄と雌は同じ色彩で,見分けがつきません。
スズメの特徴は,ほおの黒い斑です。
各地の民話にスズメが登場するものがあります。
共通しているのは,この黒斑紋をヒントにした話で,
「死にそうな親に会いに行くため普段着でかけつけ,
あわてたためにお歯黒をほおにつけてしまった。
親孝行なスズメは神様にほめられ,
米を食べることができる」というような話です。
人家近くにすみ,巣は屋根や壁のすき間,煙突などにつくります。
山村などで,人が住まなくなった所では,
いつのまにかスズメも姿を消してしまうようです。
秋から冬にかけて群れで生活します。
また夜は,竹やぶや木で集団で寝ます。
昆虫,とくに青虫などチョウやガの幼虫,雑草の種子などを主に食べます。
(『自然観察12ヵ月』海野和男編著 岩波ジュニア新書 1983年)
トサミズキ
カリン
キバナアマがまだ一輪ポツンと咲いていたあせび(つつじ科)
アセビにはアシビ,アセボ,アセミ,アセブなどたくさんの諸国方言がある。
アシビの名はもと奈良付近から畿内一円にかけての呼名である。
(『古典植物辞典』松田修 講談社学術文庫 2009年)
ニワウメ
メジロたちとタイミングが合うと出会える♪離れたところから見ていると
アンズの花びらが不自然に落ちているなと近づいた(*^▽^*)
こんな体勢でも隣の花の蜜が甘いのかな(*^▽^*)
「サクラはまだかいな…」♪
なんて見ているのではなくて(*^ー゜)
ジョウビタキ♀
カシワバアジサイ
なんか掌で花芽を守っているみたいp(^-^)q
アオジ♂
ヒュウガミズキ
二人連れといった感じで…カワラヒワですが,左の色が少し薄いので雌で,右側が雄かな(・・?
ムラサキサギゴケ(ゴマノハグサ科)
田の畦など,少し湿り気のある所でよく見かけます。
地をはう枝(匐枝<ふくし>や走出枝と呼ばれます)をたくさん出すので,
びっしりとカーペットのように生え広がっていることがあります。
そんなに匐枝を出すのにもわけがあって,
ムラサキサギゴケは種子から成長して
花をつけるぐらいまで大きくなることがなかなか難しく,
それを新しい株を作って補うために,匐枝をたくさん伸ばすのです。
よく似たトキワハゼは匐枝を出さない分,たくさんの種子を作ります。
(『花のおもしろフィールド図鑑(春)』ピッキオ編著 実業之日本社 2001年)
タネツケバナ(アブラナ科)
冬の田では葉をロゼット状にしておき,
春先になるといち早く花茎を伸ばして白い花を付ける。
そのことによって春の訪れを告げ,
稲作農家の人々に種籾(たねもみ)を蒔(ま)く時期を知らせるという意味で,
「種付け花」という名前がある。
田畑はもちろん,都市部でも非常に身近に目にする草だ。
小柄で,ちょっとした場所さえあれば生活を全うできるからである。
そのうえ春先はもちろん,その後も長く咲き続けるのでその分タネの生産量も多い。
またアブラナ科の植物としては珍しく,このタネツケバナ属の特徴として,
果実には,熟すと基部側から一気に裂けてはじける性質がある。
そのため,中のタネは遠くまで飛ぶことができる。
着地先にアスファルトの割れ目や石垣など,隙間があればしめたもの。
今や都市部の雑草の代表的存在の一つといえよう。
北海道から九州にかえてふつうに見られる。
国外にも朝鮮半島および中国東北部に分布する。
(『スキマの植物図鑑』塚谷裕一 中公新書 2014年)