『鳥の雑学がよ~くわかる本』(柴田佳秀 秀和システム 2006年)より一部転記します。
タンチョウやコウテイペンギンに限らず,鳥の脚の付け根には,脛足根血管網(けいそくこんけっかんもう)と呼ばれる部分があり,ここで熱交換を行うため,冷たい雪の上でも素足で平気なのです。
では,どんな仕組みになっているのでしょうか。
脛足根血管網は,動脈と静脈が網の目のように細かく枝分かれし,動脈と静脈がくっついて対抗して流れるようになっています。
そのため,体から流れてきた温かい動脈血は,脚先の冷たい静脈血によって冷やされて,冷たい血液となって脚先に流れていきます。
反対に脚先からの静脈血は,温かい動脈血によって温められて温度が上がり,体へ流れていきます。
要するに血液が脛足根血管網を通ることで,脚先には冷たい血液が行き,体には温かい血液が流れるようになっているのです。
脚が寒いというのは,体温が奪われるから寒いのであって,脚の温度が外気に近ければ寒くはありません。
実際に低温時のセグロカモメの脚の温度分布を調べた実験では,脚の付け根の温度が32℃であったのに,脚先では0~5℃にまで冷たくなっていたそうです。
鳥は,脛足根血管網があるために,脚から体温が奪われることなく,厳寒の地でも常に体温を一定に保つことができるのです。
ヒヨドリは,夏は山の林,冬に町で見かける鳥(漂鳥)でしたが
今は,一年中,町の中にいている…
その理由を『自然観察12ヵ月』(海野和男編著 岩波ジュニア新書 1983年)から転記します。
ヒヨドリの食べものを,季節をおってさぐってみましょう。
きっとヒヨドリが都会で繁殖できるようになった理由がわかるかもしれません。
(みなさんは分かりますか?この続きは後で(*^ー゜)…)
シジュウカラも留鳥ですが,嫌われ者ではないですね(*^▽^*)
コゲラについて絶版になっている古い本ですが…
コゲラ キツツキ目キツツキ科
日本のキツツキ類中最小の種類。
雄の頭部には後頭の左右に細い1条の紅色斑。
顔には眼先・眼の後方頸側に白斑があり、以下の背面は黒褐色地に白い横縞。
尾羽は中央の2枚を除き、黄白色地に数条の黒褐色横斑。
下面は汚白色、多数の褐色の縦斑あり、雌には後頭の紅色斑が無い。
翼85粍、嘴15粍、尾50粍。
日本全土に産するほか、ウスリ地方・中国北部・朝鮮・千島等に分布する。
日本産6亜種。
表記の亜種は本州の中北部に生息し、冬は平地や山麓の広葉樹林に多い。
ギーギーキッキッと特異の鳴声を発し、
樹幹を旋回しながらアリなどの小昆虫を探る。
稀に樹実も食する。
5~6月繁殖期に山地に移り、樹木に径3糎深さ20~30糎の巣孔を穿つ。
巣は底に少量の木屑を敷き、卵は白色楕円形で一腹4~5個。
(『最新日本鳥類図説』内田清之助著 講談社 昭和49年)
赤いリボンをつけた男の子(*^-^*)
モズ♂に会えたけど…
風が冷たくてふるえてしまうけど…
コブシは花を咲かせて春を告げています(^_^)b
冬,顔を黄色に染めたヒヨドリを見かけることがあります。
これはツバキの蜜を吸おうとして花の中に入れたため花粉がついたのです。
アオキやナンテンの木の下に落ちている実をよく見ると,
上下に二本ずつ線がついていることに気がつきます。
これはヒヨドリが鋭いくちばしでもぎとり,落としてしまったのです。
春になって,梅の花が咲きはじめると,蜜を吸いにくるヒヨドリをよく見かけます。
つぼみを食べてしまうこともありました。
サクラの蜜を吸ったり,つぼみを食べることもあります。
白いコブシの花びらを,むしりとっては食べているのを観察したこともあります。
(夏から秋,冬にかけては後で(^_-)…)
久しぶりにジョウビタキ♀に会えました♪
すっかり雑草広場になってしまっていた元シバザクラの広場
復活の工事が行われています!(^^)!
ウグイスカグラ
鴬の歌が聞こえるようになりましたが,
左聴力を失聴しているので方向がわからないです…
ニワウメも咲き出した♪
冷たい風に負けずに飛び廻っているp(^-^)q
アンズの蜜を吸っています(*^-^*)
時々青空が見えて(*^-^*)
翼を広げずに 隣の枝に飛び移るの様子は
源義経の八艘飛びのような…(*゜∀゜*)
可愛い子に会えるとテンションが上がる(*^▽^*)
エナガ スズメ目シジュウカラ科
ごく小形の種類で、羽毛柔かくふくらみ尾が長いので実際より大形の鳥にみえる。
嘴はごく短く円錐形。
山地・山麓の松林や雑木林中に数羽か数十羽群棲し、
小昆虫やその卵などを啄食するので極めて有益。
動作敏捷可憐、チーチーかジュルリ、ジュルリと地鳴きするが囀りは著しくない。
羽色は頭上白く、その両側に眼まで達する黒斑がある。
後頸は中央黒く以下の背面は葡萄赤色に少し黒色羽を混ぜる。
翼の風切羽は黒褐色で三列風切の外弁は白色。
尾羽は黒く、外側の数対は外弁と先端が白い。
腹面は全部白色で、脇と下尾筒は葡萄色を帯びる。
嘴と脚は黒く、眼は黒褐色。
翼58粍、嘴7粍、尾70~80粍。
(『最新日本鳥類図説』内田清之助著 講談社 昭和49年)
いつも思うのはこんなに小さな翼で
よくチョコマカチョコマカ動けるものだと(*^▽^*)
夏には,飛んでいるセミやアゲハをつかまえるところをよく見かけます。
つかまえると,枝にとまり,くちばしでくわえたまま枝にうちつけ,
翅をむしり取って食べます。
夏の間もヒヨドリがすむようになり,
都会のセミが減ったという昆虫学者もいるくらいです。
巣のひなに運んでくるえさを見ると,
ヤモリ,アマガエル,クビキリギリス,青虫,木の実などさまざまです。
秋になると,カキ,ナシなどの果実や,
ハゼノキ,コブシ,イイギリ,ムクノキ,エノキ,グミ,ピラカンサ,
ヘクソカズラなどの実を食べているところを観察したことがあります。
また秋から冬にかけて,食べものが欠乏するころに,
ハクサイやキャベツの葉を食べていたこともありました。
このように,花の蜜,つぼみ,花びら,木の実,
野菜,果物,昆虫,は虫類,両生類,など,
手当たりしだいなんでも食べてしまうのです。
これが都会で繁殖するようになったヒヨドリの秘密なのではないでしょうか。
(『自然観察12ヵ月』海野和男編著 岩波ジュニア新書 1983年)
今朝の寒さに耐えて,ユキヤナギの枝に噛みついているみたい(^▽^)
ハラビロカマキリの卵鞘(らんしょう)かな(・・?
モズ♀も近づく前に飛んで行った(T^T)
ユスラウメが咲き出しました♪
寒くても春を感じますね(^_^)b
今は,一年中,町の中にいている…
その理由を『自然観察12ヵ月』(海野和男編著 岩波ジュニア新書 1983年)から転記します。
ヒヨドリの食べものを,季節をおってさぐってみましょう。
きっとヒヨドリが都会で繁殖できるようになった理由がわかるかもしれません。
(みなさんは分かりますか?この続きは後で(*^ー゜)…)
シジュウカラも留鳥ですが,嫌われ者ではないですね(*^▽^*)
コゲラについて絶版になっている古い本ですが…
コゲラ キツツキ目キツツキ科
日本のキツツキ類中最小の種類。
雄の頭部には後頭の左右に細い1条の紅色斑。
顔には眼先・眼の後方頸側に白斑があり、以下の背面は黒褐色地に白い横縞。
尾羽は中央の2枚を除き、黄白色地に数条の黒褐色横斑。
下面は汚白色、多数の褐色の縦斑あり、雌には後頭の紅色斑が無い。
翼85粍、嘴15粍、尾50粍。
日本全土に産するほか、ウスリ地方・中国北部・朝鮮・千島等に分布する。
日本産6亜種。
表記の亜種は本州の中北部に生息し、冬は平地や山麓の広葉樹林に多い。
ギーギーキッキッと特異の鳴声を発し、
樹幹を旋回しながらアリなどの小昆虫を探る。
稀に樹実も食する。
5~6月繁殖期に山地に移り、樹木に径3糎深さ20~30糎の巣孔を穿つ。
巣は底に少量の木屑を敷き、卵は白色楕円形で一腹4~5個。
(『最新日本鳥類図説』内田清之助著 講談社 昭和49年)
赤いリボンをつけた男の子(*^-^*)
モズ♂に会えたけど…
風が冷たくてふるえてしまうけど…
コブシは花を咲かせて春を告げています(^_^)b
冬,顔を黄色に染めたヒヨドリを見かけることがあります。
これはツバキの蜜を吸おうとして花の中に入れたため花粉がついたのです。
アオキやナンテンの木の下に落ちている実をよく見ると,
上下に二本ずつ線がついていることに気がつきます。
これはヒヨドリが鋭いくちばしでもぎとり,落としてしまったのです。
春になって,梅の花が咲きはじめると,蜜を吸いにくるヒヨドリをよく見かけます。
つぼみを食べてしまうこともありました。
サクラの蜜を吸ったり,つぼみを食べることもあります。
白いコブシの花びらを,むしりとっては食べているのを観察したこともあります。
(夏から秋,冬にかけては後で(^_-)…)
久しぶりにジョウビタキ♀に会えました♪
すっかり雑草広場になってしまっていた元シバザクラの広場
復活の工事が行われています!(^^)!
ウグイスカグラ
鴬の歌が聞こえるようになりましたが,
左聴力を失聴しているので方向がわからないです…
ニワウメも咲き出した♪
冷たい風に負けずに飛び廻っているp(^-^)q
アンズの蜜を吸っています(*^-^*)
翼を広げずに 隣の枝に飛び移るの様子は
源義経の八艘飛びのような…(*゜∀゜*)
ごく小形の種類で、羽毛柔かくふくらみ尾が長いので実際より大形の鳥にみえる。
嘴はごく短く円錐形。
山地・山麓の松林や雑木林中に数羽か数十羽群棲し、
小昆虫やその卵などを啄食するので極めて有益。
動作敏捷可憐、チーチーかジュルリ、ジュルリと地鳴きするが囀りは著しくない。
羽色は頭上白く、その両側に眼まで達する黒斑がある。
後頸は中央黒く以下の背面は葡萄赤色に少し黒色羽を混ぜる。
翼の風切羽は黒褐色で三列風切の外弁は白色。
尾羽は黒く、外側の数対は外弁と先端が白い。
腹面は全部白色で、脇と下尾筒は葡萄色を帯びる。
嘴と脚は黒く、眼は黒褐色。
翼58粍、嘴7粍、尾70~80粍。
(『最新日本鳥類図説』内田清之助著 講談社 昭和49年)
よくチョコマカチョコマカ動けるものだと(*^▽^*)
夏には,飛んでいるセミやアゲハをつかまえるところをよく見かけます。
つかまえると,枝にとまり,くちばしでくわえたまま枝にうちつけ,
翅をむしり取って食べます。
夏の間もヒヨドリがすむようになり,
都会のセミが減ったという昆虫学者もいるくらいです。
巣のひなに運んでくるえさを見ると,
ヤモリ,アマガエル,クビキリギリス,青虫,木の実などさまざまです。
秋になると,カキ,ナシなどの果実や,
ハゼノキ,コブシ,イイギリ,ムクノキ,エノキ,グミ,ピラカンサ,
ヘクソカズラなどの実を食べているところを観察したことがあります。
また秋から冬にかけて,食べものが欠乏するころに,
ハクサイやキャベツの葉を食べていたこともありました。
このように,花の蜜,つぼみ,花びら,木の実,
野菜,果物,昆虫,は虫類,両生類,など,
手当たりしだいなんでも食べてしまうのです。
これが都会で繁殖するようになったヒヨドリの秘密なのではないでしょうか。
(『自然観察12ヵ月』海野和男編著 岩波ジュニア新書 1983年)
今朝の寒さに耐えて,ユキヤナギの枝に噛みついているみたい(^▽^)
ハラビロカマキリの卵鞘(らんしょう)かな(・・?
モズ♀も近づく前に飛んで行った(T^T)
ユスラウメが咲き出しました♪
寒くても春を感じますね(^_^)b
午後から用事がないときは公民館の図書室へ…
必需品は「デジタルメモ」(検査入院の時も持参('-'*)…)
入力文字はテキスト形式なので
環境依存文字はメモ帳に書いて帰宅してから…
辞書の小さな文字を見るのにルーペ(^0^;)
ページを押えてくれる「ブックホルダー」
このように見ながら入力しているので転記ミスが多いです(o_ _)o