公園に着いたときは、傘をささなくてもいいくらいの小雨でしたが、
すぐに本降りになりました。
寒冷前線の影響が残っているのだろう…
「東・北日本で荒天続く見込み 低地の浸水や落雷など十分注意を」(NHK)
新型コロナへの対応でどうしても後回しにされがちなんだけど…
「愛猫家らから2億円超の寄付殺到…猫の腎臓病治療薬、東大が臨床試験再開へ」(ヨミドクター 11月8日)
私たちの命を脅かすのは新型コロナだけではない
〝エイズウイルスを完全に排除、サルでの実験で 「完治につながる」〟(朝日新聞アピタル 11月8日)
「がん検診減、遅れる発見 コロナ下、105病院で診断9.2%減」(朝日新聞 11月5日)そして
「米ワクチン接種義務化 裁判所差し止め命令にバイデン政権 反論」(NHK)
どのような判決が下るのかな?
アメリカは中国と違い、個人の自由を尊重する歴史があるから…
ただ感染症は新型コロナだけではないのだけど
〝医学的な懸念から、政治の道具に変わった「ワクチン懐疑論」の実情〟(Newsweek 10月27日)
一方、中国では
〝「接種後死亡」訴えて拘束、中国 12歳娘の母、「騒乱」の疑い〟(東京新聞 10月18日)
親として当然のことなのに
だから中国製のワクチンは信用できない。昨日の「0655 今朝の1行目」(見逃し配信:11月15日まで)で紹介されたのが
二ひきの蛙
緑の蛙と黄色の蛙が、はたけのまんなかでばつたりゆきあひました。
「やあ、きみは黄色だね。きたない色だ。」
と緑の蛙がいひました。
「きみは緑だね。きみはじぶんを美しいと思つてゐるのかね。」
と黄色の蛙がいひました。
(『校定 新美南吉全集 第四巻』大日本図書株式会社 1980年) こんなふうに話しあつてゐると、よいことは起りません。
二ひきの蛙はたうとう喧嘩をはじめました。
緑の蛙は黄色の蛙の上にとびかかつていきました。
この蛙はとびかかるのが得意でありました。
黄色の蛙はあとあしで砂をけとばしましたので、あひてはたびたび目玉から砂をはらはねばなりませんでした。 するとそのとき、寒い風が吹いてきました。
二ひきの蛙は、もうすぐ冬のやつてくることをおもひだしました。
蛙たちは土の中にもぐつて寒い冬をこさねばならないのです。
「春になつたら、この喧嘩の勝負をつける。」
といつて、緑の蛙は土にもぐりました。
「いまいつたことを忘れるな。」
といつて、黄色の蛙ももぐりこみました。 寒い冬がやつてきました。
蛙たちのもぐつている土の上に、びうびうと北風が吹いたり、霜柱が立つたりしました。 そしてそれから、春がめぐつてきました。
土の中に眠つてゐた蛙たちは、せなかの上の土があたたかくなつてきたのでわかりました。 さいしよに、緑の蛙が目をさましました。
土の上に出てみました。
まだほかの蛙は出てゐません。
「おいおい、おきたまへ。もう春だぞ。」
と土の中にむかつてよびました。 すると、黄色の蛙が、
「やれやれ、春になつたか。」
といつて、土から出てきました。「去年の喧嘩、忘れたか。」
と緑の蛙がいひました。
「待て待て。からだの土を洗ひおとしてからにしようぜ。」
と黄色の蛙がいひました。
二匹の蛙は、からだから泥土(どろつち)をおとすために、池のはうにいきました。 池には新しく湧きでて、ラムネのやうにすがすがしい水がいつぱいにたたへられてありました。
そのなかへ蛙たちは、とぶんとぶんととびこみました。 からだを洗つてから緑の蛙が目をぱちくりさせて、
「やあ、きみの黄色は美しい。」
といひました。
「さういへば、きみの緑だつてすばらしいよ。」
と黄色の蛙がいひました。 そこで二ひきの蛙は、
「もう喧嘩はよさう。」
といひあひました。
よく眠つたあとでは、人間でも蛙でも、きがんがよくなるものであります。
(自筆原稿1941年末~42年2月推定を底本)
(『校定 新美南吉全集 第四巻』大日本図書株式会社 1980年)
次の準備ができるまでお休みします(^^ゞ今朝の父の一枚です(^^)v
夜に降った雨と風でキンモクセイがいっぺんに…。
ETV特集「奄美・アイヌ 北と南の唄が出会うとき」
一緒に見ていた父がビックリしていました。
奄美とアイヌの唄をあわせて歌っても違和感がなく
歴史的にも共通点がいくつもあった。
そして父には嬉しいニュース
「秋の高校野球九州大会 大島高校がベスト4に進出」(NHK鹿児島 11月9日)