2016年12月3日土曜日

小春日和です(o^^o)

落葉の中にポツンとナズナが咲いていた(^。^)

それもよからう草が咲いてゐる
(『山頭火句集』)
花八つ手日蔭は空の藍(あゐ)浸みて  馬場移公子
(『カラー図説 日本大歳時記[冬](旧版)』昭和57年)
 雲一つない青空にシジュウカラ
今朝の散歩は小春日和で母も喜んでいました(o^^o)
あきやまをわがこえくればたまほこのみちもてるまでもみぢしにけり    良寛

○たまほこの―「道」の枕詞。
○みちもてるまで―道も照りかがやくほど。
▽秋の山越えをして来たところ、道も照りかがやくほど一面に紅葉していた。
(『近世和歌集 日本古典文学大系93』
   高木市之助・久松潜一校注/岩波書店 昭和41年)
 山茶花のこゝを書斎と定めたり
(『子規句集』)
カモ類は冬の鳥である。
この類は日本では30種以上記録されているが,
日本でふつうに繁殖しているのはカルガモとオシドリの2種だけである。
カルガモのことを夏ガモという地方があるが,
このこと自体,カモ(鴨)とは冬のものであるという認識を表わしている。
カモ類は世界的に見ると,ガン・ハクチョウ類との間に線を引くことができず,
それらといっしょに約150種にのぼるガンカモ科として分類される。
この科の鳥はどれも外見はよく似たガチョウ・アヒル型をしているが,
食性はかなりいろいろで,魚食,水草食,貝食,小動物食,草食,といった種がある。

(『四季の博物誌』荒垣秀雄編/ 朝日文庫1988年)

ニレの木にメジロがきていました。
シジュウカラが真剣な顔でのぞいている
エノキに害虫がいないか点検していましたp(^-^)q
小首をかしげているのは

今度はビワの木で出会いました♪
メジロ  メジロ科
 体小,翼60粍,嘴11粍,尾40粍。
背面は草緑色,腹面は黄で,脇は淡褐色,腹は白色に近い。
眼の周囲に白い絹糸のような,光沢のある輪があるのが特徴である。
日本を中心とするアジア南部に分布し,地方的変化が多い。
わが国には10亜種生息し,そのうち本亜種が最も広く分布し,全国にごくふつうの留鳥である。
常に森林中に群棲し,同じ木の枝上に所謂メジロ押しにとまっていることがある。
挙動も活発で可憐な鳥である。
また鳴声もよいため広く籠飼される。
小形昆虫類およびその卵,小さなクモ類等を主食とし,漿果・花蜜等も食する。
特に椿の蜜を好む。
繁殖期は5~7月,低地や山麓等の林中の低い木の枝の叉に懸垂状に営巣する。
巣は小さい椀形,コケ・クモの糸・馬毛等を材とし,それに青白色無斑の卵4~5個産む。

(『最新日本鳥類図説』内田清之助著/講談社 昭和49年)

しょうか【漿果】肉質部に水分の多い実。
例,トマト・ブドウ・ヤツデの実。

(『新明解国語辞典 第<四>版』)
  青白く枇杷のわか葉むれだちて少女のありし窓を覆ひぬ  小池光

 小池作品は枇杷のわか葉の茂みを見ながら,かつて見た少女を思い出している。
上の句がおのずから<少女>のイメージを喚起し,一首の中に物語を生んでいる。
(『岩波現代短歌辞典』)
午後から図書室で記事のネタ探しをしていました。
帰りに空を見上げると
青空に真っ白い飛行機雲が伸びた。
雲は薄くても,上空の空気が湿っている証拠だ。
空の雲が次第に増えていくようなら,天気は下り坂。
「飛行機雲がでると翌日は雨」といわれている。

(『ヤマケイポケットガイド(25)雲・空』田中達也/山と渓谷社 2001年)