鵯のこぼし去(さり)ぬる實(み)のあかき 蕪村
○鵯―ツグミに似た小鳥で常に群れ飛んで鳴き,赤い茨の実を好んでついばむ。
さっきまで群がっていた鵯が飛び去ったあと,
枯色の草の上にこぼれている茨の赤い実が印象的だ。
(『蕪村集 一茶集』暉峻康隆 川島つゆ校注者/岩波書店 昭和34年)
○鵯―ツグミに似た小鳥で常に群れ飛んで鳴き,赤い茨の実を好んでついばむ。
さっきまで群がっていた鵯が飛び去ったあと,
枯色の草の上にこぼれている茨の赤い実が印象的だ。
(『蕪村集 一茶集』暉峻康隆 川島つゆ校注者/岩波書店 昭和34年)
ちょっと気の早い唐子咲?のツバキがポツポツ(^▽^)
いっぽうこちらはいつまでも咲いているイヌホウズキ
アメリカイヌホウズキの可能性もありますが,
σ(^_^;には区別が難しいです(^^ゞ
前に見た時よりも皺が増えたような…苦労が多いのかな(^^ )
ドライフルーツというよりも炭のようになっているな…
蛇笏の句は赤い実を詠っているのだけど…
蛇笏の句は赤い実を詠っているのだけど…
山茱萸の風にゆれあふ実を択(え)りぬ 飯田蛇笏
(『カラー図説 日本大歳時記[秋](旧版)』昭和57年)
(『カラー図説 日本大歳時記[秋](旧版)』昭和57年)
朝ご飯を探しているのかな(^。^)
翡翠(かはせみ)が掠(かす)めし水のみだれのみ 中村汀女
(『日本の詩歌30』)
(『日本の詩歌30』)
まだ色が薄いので若鳥かな?
メジロ 目白 繡眼児 メジロ科 全長約11.5cm
スズメより小さくて目のまわりが白い。
全国の低地から山地の林にすみ,多くは留鳥であるが,秋,移動するものもいる。
暖地の照葉樹林にいちばん多く,北海道では少ない。
市街地でもよく茂った林では繁殖するものがいる。
つがいで生活しているが,移動の時は数十羽の群れを作り,
冬から早春には数羽から10羽くらいの少群でいることが多い。
身軽に枝移りし,昆虫,クモ,木の実等を食べ,
甘い物が好きでウメ,サクラ,ツバキ等の花のみつも吸う。
庭の枝にミカンを輪切りにして刺しておくと食べにくる。
低い横枝に小さなわん形の巣をつり下げる。
チィーチィーと鳴き,チーチュルチーチュル,チュルチーとさえずる。
メジロの名は目のまわりが白いことに由来し,
スズメより小さくて目のまわりが白い。
全国の低地から山地の林にすみ,多くは留鳥であるが,秋,移動するものもいる。
暖地の照葉樹林にいちばん多く,北海道では少ない。
市街地でもよく茂った林では繁殖するものがいる。
つがいで生活しているが,移動の時は数十羽の群れを作り,
冬から早春には数羽から10羽くらいの少群でいることが多い。
身軽に枝移りし,昆虫,クモ,木の実等を食べ,
甘い物が好きでウメ,サクラ,ツバキ等の花のみつも吸う。
庭の枝にミカンを輪切りにして刺しておくと食べにくる。
低い横枝に小さなわん形の巣をつり下げる。
チィーチィーと鳴き,チーチュルチーチュル,チュルチーとさえずる。
メジロの名は目のまわりが白いことに由来し,
ツグミ L24cm
習性:冬鳥として渡来し,秋,渡来したころは山地や北の地方の林にいて木の実を食べ,
次第に分散して低地や暖地に来る。
畑・水田・川原・芝生など開けた場所に下りて餌をとる。
数歩はねて胸を反らせた姿勢で立ちどまり,また数歩はねるという動作をくり返す。
庭木の実を食べに来ることもある。
飛翔は直線的で,長距離を飛ぶ時には翼を数回はばたいては体につけ,
またはばたくといった飛び方をする。
冬期は単独で生活するが,アシや草を刈った場所や
木の実の多い所にはたくさんの個体が集まる。
また,ねぐらにつく前に一定の木に10羽以上がとまることがある。
(『フィールドガイド 日本の野鳥』)
習性:冬鳥として渡来し,秋,渡来したころは山地や北の地方の林にいて木の実を食べ,
次第に分散して低地や暖地に来る。
畑・水田・川原・芝生など開けた場所に下りて餌をとる。
数歩はねて胸を反らせた姿勢で立ちどまり,また数歩はねるという動作をくり返す。
庭木の実を食べに来ることもある。
飛翔は直線的で,長距離を飛ぶ時には翼を数回はばたいては体につけ,
またはばたくといった飛び方をする。
冬期は単独で生活するが,アシや草を刈った場所や
木の実の多い所にはたくさんの個体が集まる。
また,ねぐらにつく前に一定の木に10羽以上がとまることがある。
(『フィールドガイド 日本の野鳥』)
俤(おもかげ)
今朝は,下に降りてくれませんでした…(>_<)
生きてまた絮あたたかき冬芒 橋本多佳子
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)
【絮】ジョ④わた。草木の種子についてるわた毛。
(『新版 漢字源』)
(『新版 漢字源』)