今日から12月,曇って暗い空にジョウビタキ♀
メジロは柳に来ていました。
純情の二十を涕きぬ花八つ手
(『しづ子』)
(『しづ子』)
鶺鴒の一瞬われに岩のこる 佐藤鬼房
(『図説俳句大歳時記 秋』 角川書店 昭和39年)
(『図説俳句大歳時記 秋』 角川書店 昭和39年)
この樹(き)登らば鬼女(きぢょ)となるべし夕紅葉(ゆふもみぢ) 三橋鷹女(みつはしたかじょ)
『魚の鰭(ひれ)』(昭16)所収。
昭和47年73歳で没した千葉県生まれの俳人で,『魚の鰭』は東鷹女の名で刊行。
初期には原石鼎に師事したが,以後大方は独立独歩,孤高の女流として作句にはげんだ。
「夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり」のような句を早くに作っている。
ここにあげた句にも,気性の激しさはまぎれもない。
夕紅葉の血の騒ぐような赤さに,女のうちの「鬼女」が呼びさまされる感覚を詠むが,
謡曲「紅葉狩」からの暗示もあるか。
(『新編折々のうた』大岡信/ 朝日新聞社 1983年)
『魚の鰭(ひれ)』(昭16)所収。
昭和47年73歳で没した千葉県生まれの俳人で,『魚の鰭』は東鷹女の名で刊行。
初期には原石鼎に師事したが,以後大方は独立独歩,孤高の女流として作句にはげんだ。
「夏痩せて嫌ひなものは嫌ひなり」のような句を早くに作っている。
ここにあげた句にも,気性の激しさはまぎれもない。
夕紅葉の血の騒ぐような赤さに,女のうちの「鬼女」が呼びさまされる感覚を詠むが,
謡曲「紅葉狩」からの暗示もあるか。
(『新編折々のうた』大岡信/ 朝日新聞社 1983年)
啄木鳥や落葉の上の日のしづか 伊藤柏翠
(『カラー図説 日本大歳時記[秋](旧版)』昭和57年)
(『カラー図説 日本大歳時記[秋](旧版)』昭和57年)
巻第四 711
丹波大女娘子(たにはのおほめをとめ)が歌
鴨鳥の 遊ぶこの池に 木(こ)の葉落ちて 浮きたる心 我が思はなくに
丹波大女娘子 伝未詳。「丹波」は国名で,遊行女婦か。
鴨の鳥が浮かんで遊んでいるこの池に木の葉が散って浮くように,
うきうきとうわついた気持でお慕いするのではありませんよ。
(『萬葉集(一)』)
丹波大女娘子(たにはのおほめをとめ)が歌
鴨鳥の 遊ぶこの池に 木(こ)の葉落ちて 浮きたる心 我が思はなくに
丹波大女娘子 伝未詳。「丹波」は国名で,遊行女婦か。
鴨の鳥が浮かんで遊んでいるこの池に木の葉が散って浮くように,
うきうきとうわついた気持でお慕いするのではありませんよ。
(『萬葉集(一)』)
今朝,「にほんごであそぼ」で,
「心よ」をうなりやベベンさんがうなっておられた♪
「心よ」をうなりやベベンさんがうなっておられた♪
番組の「主な出演者・キャラクター」には
“「にほんごであそぼ」では、うなりやベベンは生き続けます”
鳥よこち向けさびしいこころうたはうぞ
(『山頭火大全』 講談社 1991年)
(『山頭火大全』 講談社 1991年)
やって来ていることは知っていたけど
なかなか撮させてくれませんでした…
なかなか撮させてくれませんでした…
アオジ〔青鵐〕 スズメ目・ホオジロ科
ホオジロの仲間は,みんなよく似た姿・色彩をもっているが,
このアオジもホオジロの仲間である。
背面は緑色がかった褐色をしえおり,腹面は淡黄色で,
胸と脇にかけて黒色の小さな縦斑が見られる。
日本全体としてみれば一年中見られる鳥であるが,
夏は本州中部以北で繁殖し,冬に本州中部以南に渡り厳しい冬を越す。
繁殖期は山地の針葉樹林で主に生活しており,都市内では見られないが,
冬には都市内の緑地でもふつうに見うけられる。
(略)
さえずりは〝チュッチンチュルリーティリーリー〟など数回繰り返して鳴くが,
冬季の地鳴きは〝チッ,チッ〟と一声ずつ切って鳴く。
(『都市のバードウォッチング・バイブル』
千羽晋示・柳沢紀夫著 朝日出版 1981年)
ホオジロの仲間は,みんなよく似た姿・色彩をもっているが,
このアオジもホオジロの仲間である。
背面は緑色がかった褐色をしえおり,腹面は淡黄色で,
胸と脇にかけて黒色の小さな縦斑が見られる。
日本全体としてみれば一年中見られる鳥であるが,
夏は本州中部以北で繁殖し,冬に本州中部以南に渡り厳しい冬を越す。
繁殖期は山地の針葉樹林で主に生活しており,都市内では見られないが,
冬には都市内の緑地でもふつうに見うけられる。
(略)
さえずりは〝チュッチンチュルリーティリーリー〟など数回繰り返して鳴くが,
冬季の地鳴きは〝チッ,チッ〟と一声ずつ切って鳴く。
(『都市のバードウォッチング・バイブル』
千羽晋示・柳沢紀夫著 朝日出版 1981年)
いつの間に「ひっつきむし」がついていた(^0^;)
センダングサの仲間かな?
センダングサの仲間かな?