2016年12月15日木曜日

冷たい空気に…

朝,横断歩道を渡り,少し歩いたこところで母が胸が苦しいと訴えました。
母は,今日は,診察をしてくださる先生が主治医の先生ではないので
病院に行くことを渋りましたが,
そんなことを言っている場合ではないとかかりつけの病院に向かいました。
病院に母と父を送って帰宅後,妹に連絡
妹がお昼を用意して来てくれました。
父から診察が終わったと連絡があったので迎えに行きました。
レントゲンなどを撮ったうえで先生の診断は,
ここ数日,一気に寒くなったのが原因で気分が悪くなったようです。
そう言えば,いつもはマスクをするように声をかけているのですが
今朝は,手袋のことを言ったあとマスクのことを言い忘れてしまった。
朝の冷たい空気を直接吸ったことが原因の一つのようです。
帰宅後,妹と一緒にパンを食べることができたので一安心しました。
妹を家に送った後,リハビリ散歩にやって来ました。
巻第十四(相聞) 3565
かの児(こ)ろと寝ずやなりなむはだすすき宇良野(うらのの)の山に月片寄(つくかたよ)るも

あの子と今夜は寝ずに終わるのか,(はだすすき)宇良野の山に月が傾いたなあ。
▽「はだすすき」はすすきの穂の先端をウラと言ったので「宇良野」の枕詞。
「宇良野」は地名か。所在未詳。
(『万葉集(四)』佐竹昭広他 校注)
あしひきやまもみぢばさすたけのきみには見せつちらばこそちれ   良寛

○「あしひき」の下「の」脱か。
○「もみぢば」の下「は」脱か。
○さすたけの―ここでは「君」の枕詞。
▽山の紅葉も貴方に十分見てもらった。
後はもう心残りもないので散るなら散るがよい。
(『近世和歌集 日本古典文学大系93』
     高木市之助・久松潜一校注/岩波書店 昭和41年)

たんねんに八手の花を虻舐(あぶな)めて  山口青邨
(『カラー図説 日本大歳時記[冬](旧版)』昭和57年)
猫もいっしょに欠伸するのか
(『山頭火著作集Ⅰ あの山越えて』大山澄太編/潮文社 昭和47年)
いつものカップル(o^^o)
鶺鴒の尾が叩きゆく布留(ふる)の道  土田春秋
(『講談社版 カラー図説日本大歳時記[座右版]』 昭和58年)

「布留の道」は奈良の「石上布留」のことだと思います。
ドライフルーツになったサンシュユ
こちらは人相が悪くなっている(゜∀゜)
遠くから見た時は鴨と一緒にいたのでオオバンかなと思いました(*´∀`*)
カラスの行水です(^▽^)
カラスの行水は,入浴時間がきわめて短いことをいいますが
実際には2~3分近くかけて丁寧に水を浴びます。
では,カラスはどうして丁寧に水を浴びるのでしょうか。
それは羽毛の手入れをするためです。
羽毛は,繊細で傷つきやすく,脂がついているのでホコリなどの汚れが付きやすいのです。
傷みや汚れは,防水や保温性能に悪い影響を与えますから,これはただちに死に結びつきます。
ですから鳥は,水を浴びて羽毛を清潔に保たなければ死んでしまうのです。

(『鳥の雑学がよ~くわかる本』)


なんか子どもっぽく見えるな( ^-^)
ニワウルシ(ニガキ科)
今日の行動食はカレーパンとミカンです(^▽^)
午後から来ましたが,気温が10度を切っています…
ヒメオドリコソウがもう咲いていた…
  胡桃ほどの脳髄をともしまひるまわが白猫は瞑想ありき 葛原妙子

 日中,猫が眠っているとも瞑想に耽っているともとれるような様子を見せることがある。
のどかな昼寝と見る人もあれば,葛原(くずはら)のように何か人間に感知できない世界での思索と捉える人いる。
感情らしきものが見えないため,人はそこに思い思いの推測・空想をはたらかせる。
葛原の<胡桃ほどの脳髄をともし>という修辞は,
猫の瞑想に内在する神秘を感得せねば生れないとも思われる言葉で,
何か人の力を超えた猫の能力をそこに感じている様子がうかかえる。
しかし,もちろん猫が神秘なのではない。
一人称の心象がそこに投影されているということなのだ。
ここでは,人間をも含めた知的な思考者のすべてに神秘を感じている人物像が浮かび上がっていると言えようか。
猫とは,人の心象を映し出す鏡のような存在でもあるのだ。
(『岩波現代短歌辞典』)