2017年3月27日月曜日

開花情報はまだですが(^-^)

雨は止んでくれましたが、冬に戻ったような寒さ…
福井県の鳥浜(とりはま)貝塚からは、約5500年前の朱漆塗りの『飾櫛(かざりぐし)』が出土した。
そして、その朱漆の『飾櫛』こそ、椿でできていたのだ。

(『森の博物館』稲本正/小学館 1995年)
ヒヨドリ スズメ目ヒヨドリ科
 姿は地味だが、「ピィ!ピィ!」という甲高い鳴き声はよく聞こえる。
街中の公園でも大きな木が数本あれば飛んで来る。
気性は激しく、餌場に集まるスズメや同じくらいの大きさのツグミまでも追い払うことがあり、他の鳥と仲良く餌をついばむことは少ない。
 年中見られる鳥だが、かつては夏になると北方や山地に移動して繁殖していた。
しかし、東京などでは移動しない個体も多くなった。
そのため、街中では秋になると山から帰ってくる個体が加わり急にヒヨドリの数が増える。

(『野鳥 しぐさでわかる身近な野鳥』
    久保田修/構成 藤田和生/絵 学研 2006年)
モズ
 山家集 上 春 99
   せか院の花盛りなりける頃、としたかのもとよりいひ送られける
おのづから 来る人あらば もろともに ながめまほしき 山桜かな

ひょっとして誰かたずねて来る人があったら、この清和院の桜の花盛りと山桜の花盛りとを、ご一緒に眺めたいものであります。
◇おのづから 「おのづから来る人あらば」と仮定の形で述べながら、西行に対して来てほしい旨を伝える。
◇もろともに 清和院の桜と山桜(東山辺の桜か)を「もろともに」の意を含むか。
(『山家集』)
次回「角田光代とトト」は3月30日(木)午後10時からです(^。^)
土筆物言はずすんすんとのびたり

・すん「すん」は踊り字
(『漱石全集第二十三巻』新書判 岩波書店 1957年)
キセキレイに久しぶりに会えたけど…
 今日は、木瓜の花で出会った(^。^)
シダレザクラが咲き出した♪
 開花情報はまだのようですが、咲いていました♪
18世紀始めに日本のツバキがヨーロッパに渡り、「日本のバラ」とよばれ、
フランスの作家アレクサンドル・デュマ・フィスは1948年に小説「椿姫(La Dame aux Camellias)」を発表、
これをもとにしたイタリアの作曲家ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ「椿姫」は有名です。

茶の湯の主役は「日本のバラ」」(国立歴史民俗博物館)
  蓮華草(げんげ)つも 花摘も
  ことしのげんげは
  よう咲いた
  耳に巻いてすっぽんぽん
  もう一つ巻いてすっぽんぽん
  (大阪)

 子どもたちは、その蓮華草の花で、首飾りをつくっている。
花たばもつくっている。
その蓮華草の花を摘むときに、うれしさのあまり、こんなわらべ唄をうたうのである。
この唄は、「つばな摘もう、つばな摘もう、今年のげんげはよう咲いた」(狂言・筍盗人)と出ているほどに、相当に古い歴史をもっている唄である。
花を一つ摘んでは、耳のへんでくるくる回す。
が、この「耳」は「身々」であって、蓮華草の花輪を、からだいっぱいに巻きつけて踊ろうというのが、本当の意味のようである。
「すっぽんぽん」も、仕舞の鼓の音を示している。
なにわの子どもらしい風流なわらべ唄である。
(『わらべうた 子どもの遊びと文化』相馬大 創元社 1976年)
モズ♀

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

夕食の介助に父と妹の三人で出かけました。
やはり姪のようにじょうずに出来ませんが(^0^;)
そんなことは言ってられませんので
母の様子をみながら食事の介助をしましたp(^-^)q

食事の後、ソメイヨシノや垂れ桜の写真を見せながら
咲いていた場所を思い出してもらいました(^-^)

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