2017年3月17日金曜日

今日から彼岸の入りで




 森の中にひびき渡るコンコンコンコンという音。
音のするほうをさがしたら、キツツキのなかまがいるかもしれません。
日本にしかいないアオゲラ、頭が赤いアカゲラ、小さなコゲラなどが、
よく見かけられるキツツキのなかまです。
 キツツキは、その名のとおり、じょうぶなくちばしで木をつつきます。
タラララララと速く、よくひびく音が聞こえたら、メスをよぶためにつつく音、
コッコッコッコッコッと力強くたたくのは、巣穴をほる音、
コン、コンとさぐるようにたたくのは、えさの昆虫が木の中にほった穴をさがす音です。
 前後に思い切り頭をふって、打ちつけるように木をつつくすがたをみると、
頭がクラクラしないものかと心配になります。

(『鳥の自由研究3 山や海の観察 春夏秋冬』)
ツルニチニチソウが開いていました(^-^)

今日から彼岸の入りですね。
春らしい陽気でした(o^^o)
 ナズナの語源には幾つかの説があるようだ。
愛すべき菜、ということから、撫菜(なでな)から由来するとも、
密生するところから、馴染む菜がナズナに転化したとも云われる。
実際に、その若緑の葉は撫でたくなるし、
密集して生えている様は、お互いに馴染み合って生えているようにも見える。
どちらの説にも軍配を挙げたくなる。

(『柳宗民の雑草ノオト』柳宗民 著・三品隆司画 毎日新聞社 2002年)
メジロが梅林を訪問するのとタイミングが合いました(o^^o)


巻第五(雑歌)832 神司荒氏稲布(かむづかさくわうじのいなしき)
梅の花折(を)りてかざせる諸人(もろひと)
  今日(けふ)の間(あひだ)は楽しくあるべし

梅の花を折って髪に挿している皆さんは、今日の一日きっと楽しく過ごすことでしょう。
▽作者は伝未詳。
「神司」は太宰府にあって祭司をつかさどる官。
(『万葉集(二)』)

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 午後から父と母を見舞いました。
介護認定調査の方とケアマネの方が母の様子を見て下さいました。
(Kazeは、談話室で荷物番をしていました)
母は、見知らぬ人が来ると緊張するので、
調査員の方の質問に応えなかったようです。

夕方、妹と二人で母の食事の介助に行きました。
付いた時は、母はウトウトしていました。
食事が運ばれてきて看護師さんにベッドをあげてもらい食事をしました。
今日は、38度台の熱があったのでゼリーなどを主に食べさせました。
食後、Kazeが病室を出た後、妹と二人きりになった時に
「○○○(妹の名前)の顔を見ていると涙が出るわ」と呟いたそうです。

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