2017年3月26日日曜日

母の見舞い

今日は、日曜日なので父と妹の三人で昼食の介助に出かけました。
病院は、完全看護ですが母の退院に向けて
食事の介助をさせてもらっています。
食事のメニューを見せながら食べてもらってます。
入れ歯が合わなくなっているので歯茎だけで噛まないといけません。

夕方は、姪も母を見舞いたいと言ってくれたので
妹と三人で夕食の時間に見舞いました。
父は家で休憩してもらいました(*^ー゜)
姪が夕食の介助をしている様子を見ていて
妹(姪の母)に見せた方がいいなと思ったのですぐに交代しました。
姪と妹が食事介助をしている間、談話室で読んでいたのが
Kazeがマウスピースを処方していただいているT先生の著書です。
昔、養護学校(現在、支援学校)に勤務していた時に比べて格段に医療が進歩しています。
読んでいるとこんな一文に出会いました。

人の嗜好は就学前には安定するとされており、
各自が所属する社会の味を旨いと感じるようになっている。


患者の本来の食の嗜好は、経口摂取訓練の重要な情報である。
臨床の現場では個人の嗜好を無視した調理がなされることがあるが、
その場合には食欲を惹起せず摂取量が低下することがある。

(『臨床の口腔生理学に基づく 摂食・嚥下障害のキュアとケア 』P12)

Kazeも2回(心筋梗塞と憩室からの出血)入院しましたが、食事は結構美味しかったです。
また、栄養師さんが母の食べたいものを聞きにきてくれたりしました。
それでも母の口に合わないようですし、
熱と腰痛などで一口飲み込むのに辛そうにしています。
母の退院は厳しいものがありますが、
なんとか家に連れて帰ってあげたと思っています。

食事介助を終えた妹が娘のやり方をみていて
やはりプロは思いっきりが違うと感心していました。
妹は、母が食べ物を喉に詰まらせたらどうしようかとコワゴワあげてしまっていて
食事時間が長いわりに食べる量が少なくなっています。
今回、学んだことを活かしていきたいと思います。

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