だんだん空が暗くなったので早目に帰ることにしました。
すると駐車場に着いた頃からポツポツと降りだして、しだいに大粒の雨に…
家に帰りつくと雷鳴も…
「紀伊半島豪雨10年 和歌山・那智勝浦町で追悼」(関西NHK)
スマホでヒガンバナを写そうとしていた女性が、慌ててその場を離れていました。
「ハチがいる」とビックリされていたので、
スズメバチに出会ったら静かにその場を離れるようにとアドバイスしました。
樹液酒場にはスズメバチばかりでなくいろんな虫が集まってきます。
「自然探偵と樹液酒場」(平塚市博物館)
「スズメバチの食べ物」(小学3年 動画)
「スズメバチ、なぜ人を襲う?」(yomiDr. 2016年9月29日)
カタツムリは巻貝の仲間だけど、陸上で生活できるように肺呼吸です。「紀伊半島豪雨10年 和歌山・那智勝浦町で追悼」(関西NHK)
スマホでヒガンバナを写そうとしていた女性が、慌ててその場を離れていました。
「ハチがいる」とビックリされていたので、
スズメバチに出会ったら静かにその場を離れるようにとアドバイスしました。
樹液酒場にはスズメバチばかりでなくいろんな虫が集まってきます。
「自然探偵と樹液酒場」(平塚市博物館)
「スズメバチの食べ物」(小学3年 動画)
「スズメバチ、なぜ人を襲う?」(yomiDr. 2016年9月29日)
「陸で生きる巻貝 カタツムリ」(NHK ミクロワールド)自民党が騒々しくなりましたね。
野党にとって次の総裁に石破茂氏がなったら選挙戦は不利だろうな…
それ以上に大阪維新には痛手になると思う。
大阪維新がここまで勢力を広げたのは前首相や菅首相とオトモダチ関係のおかげだと思う。
そのために大阪の自民党は冷や飯を食わされてきた。
石破氏以外の候補は、前首相に忖度をしてきたのでパイプを作ることができるだろう。
野党以上に大阪維新は次の総裁が誰になるのかヤキモキしているのではないかな?
そして「もし」という言葉は空しいのですが
谷垣禎一さんが自転車でケガをしていなかったらと思う。 内田樹さんのTwitterに
この「疑似政権交代」で世間の耳目を集めることができるというのが自民党の最大の強みなんですよね。
これを可能にしているのは全員が共有する「権力への執着」です。
どんな手を使ってでも政権の座から落ちないという執念については全議員がみごとに一致している。
「自民党をぶっ潰す」と広言して政権を磐石のものにした例もありますからね。
野党に足りないのはこの「執着」と「一体感」なんです。
政権を取るためには、この「二人羽織」芸を演じてみせなければならない。
自民党以上にメディアに注目されるステージを作らないと政権は取れません。
大正十二年九月一日の大震災に際して
二 大震目録
九月一日。
午(ひる)ごろ茶の間にパンと牛乳を喫(きつ)し了(おわ)り、将(まさ)に茶を飲まんとすれば、たちまち大震の来(きた)るあり。
母とともに屋外に出(い)ず 。
妻は二階に眠れる多加志(たかし)を救いに去り、伯母はまた梯子段(はしごだん)のもとに立ちつつ、妻と多加志とを呼んでやまず、すでにして妻と伯母と多加志を抱(いだ)いて屋外に出ずれば、さらにまた父と比呂志(ひろし)とのあらざるを知る。
婢(ひ)しずお、ふたたび屋内に入り、倉皇(そうこう)比呂志を抱いて出ず。
父また庭を回(めぐ)って出ず。
この間(かん)家大いに動き、歩行はなはだ自由ならず。
屋瓦(おくが)の乱墜(らんつい)するもの十余。
大震漸く静まれば、風あり、面(おもて)を吹いて過ぐ。
土臭ほとんど噎(むせ)ばんと欲す。
父と屋(おく)の内外を見れば、被害は屋瓦の墜(お)ちたると石灯籠(いしどうろう)の倒れたるのみ。
(『芥川龍之介全集 第七巻』伊藤整、吉田精一編 角川書店 昭和43年)
円月堂(えんげつどう)、見舞いに来(きた)る。二 大震目録
九月一日。
午(ひる)ごろ茶の間にパンと牛乳を喫(きつ)し了(おわ)り、将(まさ)に茶を飲まんとすれば、たちまち大震の来(きた)るあり。
母とともに屋外に出(い)ず 。
妻は二階に眠れる多加志(たかし)を救いに去り、伯母はまた梯子段(はしごだん)のもとに立ちつつ、妻と多加志とを呼んでやまず、すでにして妻と伯母と多加志を抱(いだ)いて屋外に出ずれば、さらにまた父と比呂志(ひろし)とのあらざるを知る。
婢(ひ)しずお、ふたたび屋内に入り、倉皇(そうこう)比呂志を抱いて出ず。
父また庭を回(めぐ)って出ず。
この間(かん)家大いに動き、歩行はなはだ自由ならず。
屋瓦(おくが)の乱墜(らんつい)するもの十余。
大震漸く静まれば、風あり、面(おもて)を吹いて過ぐ。
土臭ほとんど噎(むせ)ばんと欲す。
父と屋(おく)の内外を見れば、被害は屋瓦の墜(お)ちたると石灯籠(いしどうろう)の倒れたるのみ。
(『芥川龍之介全集 第七巻』伊藤整、吉田精一編 角川書店 昭和43年)
泰然自若(じじゃく)たるごとき顔をしていれども、多少は驚いたのに違いなし。
病を力(つと)めて円月堂と近隣(きんりん)に住する諸君を見舞う。
途上、神明町(しんめいちょう)の狭斜(きょうしゃ)を過ぐれば、人家の倒壊せるもの数軒を数う。
また月見橋(つきみばし)のほとりに立ち、遙かに東京の天を望めば、天、泥土(でいど)の色を帯び、焔煙(えんえん)の四方に飛騰(ひとう)する見る。
帰宅後、電灯を点じ難く、食糧の乏しきを告げんことを惧(おそ)れ、蠟燭(ろうそく)米穀(べいこく)蔬菜(そさい)罐詰(かんづめ)の類を買い集めしむ。 夜また円月堂の月見橋のほとりに至れば、東京の火災いよいよ猛に、一望大いなる溶鉱炉(ようこうろ)を見るがごとし。
田端(たばた)、日暮里(にっぽり)、渡辺町(わたなべちょう)等の人々、路上に椅子を据え畳を敷き、屋外に眠らんとするもの少からず。
帰宅後、大震のふたたび至らざるべきを説き、家人を皆屋内に眠らしむ。
電灯、瓦斯(ガス)ともに用をなさず、時に二階の戸を開けば、天色(てんしょく)常に燃ゆるがごとく紅(くれない)なり。 この日、下島先生の夫人、単身大震中の薬局に入り、薬剤の棚の倒れんとするを支(ささ)う。
ために出火の患(うれい)なきを得たり。
胆勇(たんゆう)、僕などの及ぶところにあらず。
夫人は渋江抽斎(しぶえちゅうさい)の夫人いほ女の生れ変りか何かなるべし。多加志 第二男。二歳。
比呂志 第一男。四歳。
いほ女 渋江抽斎の第四番目の妻。神田紺屋町鉄物問屋山内忠兵衛の妹五百。貞操堅固で、裸で男の危急を救った烈婦。
(『芥川龍之介全集 第七巻』伊藤整、吉田精一編 角川書店 昭和43年)
つづく…