台風14号はほとんど停滞しているみたいで長雨の被害が心配です。
〝台風14号「前線+台風」で長雨警戒 週末にかけ西 東日本接近か〟(NHK)
ガマズミの実が赤くなりだしたなと思っていたら…なんと花が咲いていました…(花期5~6月)
昨日は、涼しく感じたけどこれから30度近くに気温が上がるとか。
季節が行ったり来たりしている…
前日との寒暖差が大きいと「寒暖差疲労」を引き起こすそうです。
今朝のニュースを見ていると紀伊半島豪雨から10年になるのですが
土砂災害の防ぐことを目的にするベンチャー企業を
立ち上げた奥川季花さんが紹介されていました。
「NHK NEWS おはよう日本(12分25秒頃)」(9/22 午前7:00 まで)
「ソマノベース 山づくりで土砂災害の人的被害をゼロにする」「元同級生が聞く 米ハーバード大の小児精神科医・内田舞さんが妊婦の新型コロナワクチン接種の情報発信に取り組む理由」(北條香子 東京新聞)
今朝のニュースを見ていると紀伊半島豪雨から10年になるのですが
土砂災害の防ぐことを目的にするベンチャー企業を
立ち上げた奥川季花さんが紹介されていました。
「NHK NEWS おはよう日本(12分25秒頃)」(9/22 午前7:00 まで)
「ソマノベース 山づくりで土砂災害の人的被害をゼロにする」「元同級生が聞く 米ハーバード大の小児精神科医・内田舞さんが妊婦の新型コロナワクチン接種の情報発信に取り組む理由」(北條香子 東京新聞)
日本でもワクチン接種への不安が大きいけど
ワクチン接種についての情報を発信している人の中にはこんな方もいるそうです
〝誰が、何のために「デマ」を拡散させるのか?〟(NHK 9月14日)
デマの65%は12人から
SNSによる情報拡散はすごいなと改めて思う。
莫大な利益を得られるのですから止められないだろうな!
そして、
「米 カリフォルニア州知事のリコール賛否問う選挙始まる」(NHK)
対立候補のエルダー氏はマスクの着用や新型コロナワクチン接種の義務化の廃止を公約として掲げているので
選挙結果でアメリカの新型コロナ対策は大きく変わるだろうな…
ワクチン接種の義務化はどうかと思うけど、一方、日本では
「在宅介護サービスのスタッフ対象 ワクチン職域接種 大阪」(関西NHK)
は、取り組みが遅いと思う。
岩波書店のTwitterにワクチン接種についての情報を発信している人の中にはこんな方もいるそうです
〝誰が、何のために「デマ」を拡散させるのか?〟(NHK 9月14日)
デマの65%は12人から
SNSによる情報拡散はすごいなと改めて思う。
莫大な利益を得られるのですから止められないだろうな!
そして、
「米 カリフォルニア州知事のリコール賛否問う選挙始まる」(NHK)
対立候補のエルダー氏はマスクの着用や新型コロナワクチン接種の義務化の廃止を公約として掲げているので
選挙結果でアメリカの新型コロナ対策は大きく変わるだろうな…
ワクチン接種の義務化はどうかと思うけど、一方、日本では
「在宅介護サービスのスタッフ対象 ワクチン職域接種 大阪」(関西NHK)
は、取り組みが遅いと思う。
今日は「ミステリの女王」アガサ・クリスティーの誕生日(1890年)。
調剤師の資格を持っていた彼女は、毒薬の性質を巧みに利用したミステリーを多く残しました。
恐ろしい毒薬はいかにして娯楽になったのか?
キャサリン・ハーカップ『アガサ・クリスティーと14の毒薬』(「震災日記より 九月一日 (土曜)」つづき)
無事な日の続いているうちに突然に起った著しい変化を充分にリアライズするには存外手数が掛かる。
この日は二科会を見てから日本橋辺へ出て昼飯を食うつもりで出掛けたのであったが、あの地震を体験し下谷の方から吹上げてくる土埃(ぼこ)りの臭いを嗅(か)いで大火を予想し東照宮の石灯籠のあの象棋倒しを眼前に見ても、それでもまだ昼飯のプログラムは帳消しにならずにそのままになっていた。
しかし弁天社務所の倒潰を見たとき初めてこれはいけないと思った、そうして始めて我家の事が少し気懸りになってきた。
(『ピタゴラスと豆』寺田寅彦 角川文庫 2020年)
弁天の前に電車が一台停ったまま動きそうもない。
車掌に聞いてもいつ動き出すか分からないという。
後から考えるとこんなことを聞くのがどんな非常識であったかがよく分かるのであるが、その当時自分と同様の質問を車掌に持出した市民の数は万をもって数えられるであろう。 動物園裏まで来ると道路の真中へ畳を持出してその上に病人をねかせているのがあった。
人通りのない町はひっそりしていた。
根津を抜けて帰るつもりであったが頻繁に襲ってくる余震で煉瓦(れんが)壁の頽(くず)れかかったのがあらたに倒れたりするのを見て低湿地の街路は危険だと思ったから谷中三崎町(やなかさんきちょう)から団子(だんご)坂へ向った。
谷中の狭い町の両側に倒れかかった家もあった。
塩煎餅屋(しおせんべいや)の取散らされた店先に烈日の光がさしていたのが心を引いた。
団子坂を上って千駄木へ来るともう倒れかかった家などは一軒もなくて、ところどころただ瓦の一部分剝(は)がれた家があるだけであった。
曙町(あけぼのちょう)へはいると、ちょっと見たところではほとんど何事も起らなかったかのように森閑として、春のように朗かな日光が門並を照らしている。
宅の玄関へはいると妻は箒(ほうき)を持って壁の隅々からこぼれ落ちた壁土を掃除しているところであった。
隣の家の前の煉瓦塀はすっかり道路へ崩れ落ち、隣と宅の境の石垣も全部、これは宅の方へ倒れている。
もし裏庭へ出ていたら危険なわけであった。
聞いてみるとかなりひどいゆれ方で居間の唐紙(からかみ)がすっかり倒れ、猫が驚いて庭へ飛出したが、我家の人々は飛出さなかった。
これは平生幾度となく家族に云い含めてあったことの効果があったのだというような気がした。ピアノが台の下の小滑車で少しばかり歩き出しており、花瓶台の上の花瓶が板間にころがり落ちたのが不思議に砕けないでちゃんとしていた。
あとは瓦が数枚落ちたのと壁に亀裂(きれつ)が入ったくらいのものであった。
長男が中学校の始業式日で本所(ほんじょ)の果まで行っていたのが地震のときはもう帰宅していた。
それで、時々の余震はあっても、その余は平日と何も変ったことがないような気がして、ついさきに東京中が火になるだろうと考えたことは綺麗に忘れていたのであった。 そのうちに助手の西田君が来て大学の医化学教室が火事だが理学部は無事だという。
N君が来る。
隣のTM教授が来て市中ところどころ出火だという。
縁側から見ると南の空に珍しい積雲(せきうん)が盛り上がっている。
それは普通の積雲とは全くちがって、先年、桜島大噴火の際の積雲を写真で見るのと同じように典型的ないわゆるコーリフラワー状のものであった。
よほど盛な火災のために生じたものと直感された。
この雲の上には実に東京ではめったに見られない紺青(こんじょう)の秋の空が澄み切って、じりじり暑い残暑の日光が無風の庭の葉鶏頭(はげいとう)に輝いているのであった。
そうして電車の音も止り近所の大工の音も止み、世間がしんとして実に静寂な感じがしたのであった。 夕方藤田君が来て、図書館と法文科も全焼、山上集会所も本部が焼け、理学部では木造の数学教室が焼けたと云う。
夕食後E君と白山(はくさん)へ行って蠟燭(ろうそく)を買ってくる。
TM氏が来て大学の様子を知らせてくれた。夜になってから大学へ様子を見にいく、図書館の書庫の中の燃えているさまが窓外からよく見えた。
一晩中くらいはかかって燃えそうに見えた。
普通の火事ならば大勢の人が集まっているであろうに、あたりには人影もなくただ野良犬が一匹そこいらにうろうろしていた。
メートルとキログラムの副原器を収めた小屋の木造の屋根が燃えているの三人掛りで消していたが耐火構造の室内は大丈夫と思われた。
それにしても屋上にこんな燃草をわざわざ載せたのは愚かな設計であった。物理教室の窓枠の一つに飛火が付いて燃えかけたのは秋山、小沢両理学士が消していた。
バケツ一つだけで弥生町(やよいちょう)門外の井戸まで汲みに行ってはぶっかけているのであった。
これも捨てておけば建物全体が焼けてしまったであろう。
十一時ごろ帰る途中の電車通は露宿者でいっぱいであった。
火事で真紅に染まった雲の上には青い月が照らしていた。
(『ピタゴラスと豆』寺田寅彦 角川文庫 2020年)
つづく…今朝の父の一枚です(^_^)v
昨夜、父と一緒に
逆転人生「ブルースシンガーの挑戦 犬との絆で笑顔を広げる」(13日放送)
を見ていて感動していました。
大木トオルさんはブルースシンガーだと知っていたけど、セラピードックの活動されているのを知らなかった。
そして、吃音で子ども時代にいじめにあっていたことも知らなかった。
トオル少年を救ってくれたのがメリー(犬)と音楽だったんだ。
そして「ブルースはピープルミュージック」と仰っていた。
見逃し配信を9月20日(月)午後10時44分まで見ることができます。
ヒガンバナの汚名
…前略…
華麗な花である。
すくっと伸びた茎の頂に集まって咲く花の花びらはくるりと反り返り、雄しべは絶妙な弧を描いて天を指す。
赤い花はアゲハチョウの仲間の色覚を刺激し、優美なアゲハチョウが舞い降りる。
長い雄しべや雌しべはアゲハチョウの羽にちょうど触れるようにできている。
よく見ると雄しべの葯(やく)はTの字の形をしている。
これもアゲハチョウへの適応だ。
同じくTの形をしたモップが床をこするように、葯もアゲハチョウの羽の平面をこすって花粉をなすりつける。
…後略…
(『したたかな植物たち―あの手この手のマル秘大作戦【秋冬篇】』多田多恵子 ちくま文庫 2019年)