2020年8月12日水曜日

循環器内科受診

 循環器内科を受診してきました。

先月、感染が少なくなっているといいですねと話していたのですが、感染が拡大している…
心臓リハビリについて主治医と相談しました。
マスクをつけてどれぐらいのテンポであるけばいいのかを知りたいので
9月からリハビリを再開してもらうことにしました。
今以上に感染が拡大するようでしたら、途中でも打ち切りということにしました。

昨夜Agnesさんは、保釈されましたが、これからどのような事態になるか心配です。

香港 民主活動家 周庭氏ら保釈 警察 起訴に向けた捜査へ」(NHK)

#FreeAgnes

受診迄の時間や薬局で薬を待っている間に読んでいたのが『世界 2020年9月号
表紙が珍しく?可愛いなと思ったのですが
観客の社会的距離を保つためミニオンのぬいぐるみが席に置かれた映画館。
 2020年6月22日、フランス・パリ。共同イメージズ・REUTERS/Benoit Tessier


今月号に川嶋久人さんの「ウイグル日記(下)――抑圧と排除」が載っています。
よく取材して帰国できたなと思います。8月号より、

ウイグル日記(上) 監視下、消えた笑顔 川嶋久人
 ウイグル取材日記、掲載に寄せて

 チベット弾圧で「辣腕」を振るった陳全国( Chen Quanguo )が新疆ウイグル自治区の共産党委員会書記に着任し、8月で4年を迎える。
彼は「一帯一路」建設を促進させるため、「テロ」の収まらない新疆でイスラームを信仰するウイグル族に対する弾圧を急激に推し進めてきた。
 ウイグル弾圧が本格化して以降、私は3度、撮影のためウイグルを訪れているが、その写真を見返しつつ改めて思うことは、撮影が難しくなっていることだ。
 理由は二つある。
ひとつは、これまで私が撮ってきたウイグルの文化が、中国政府によって奪われたからだ。
文化はあることはあるのだが、〝消毒〟されたものになってしまい、そこに笑顔がない。
カメラを首にさげた外国人の私を、初対面でも暖かくもてなしてくれた人々は、今ではどこかよそよそしい。
外国とつながりのあるウイグル人が強制収容所に入れられていることを、彼らは暗黙裡に知っているのだろう。
 そしてもうひとつの理由は、当局による圧力だ。
警察はスマートフォンを駆使して私の情報を共有し、公私関係なく介入してくるようになった。
身元不明の男がホテルのロビーで私を待機し、外出すると尾行してくる。
 このように、社会の全体主義が進むなかで、撮影は簡単ではなくなってきている。
だが、このウイグルの状況を伝えるための撮影を、やめるわけにはいかない。
ここでは、これまでに撮影した写真を、昨年夏の取材時の日記とともに紹介する。
(『世界 2020年8月号』岩波書店)