クマゼミ
蓮(はちす)は,花托が「ハチ(の)す」に似ているからだと言われますね。
源氏物語の「若菜下」
重病だった紫の上(対の上)に回復の兆しが見え,光源氏(六条の院)が見舞いに来た場面です。
池は,いと,涼しげにて,蓮(はちす)の,花咲きわたれるに,葉は,いと青やかにて,露きらきらと,玉のやうに見えわたる。
(源氏)「あれ見給へ。〔蓮は〕おのれひとりも,涼しげなるかな」
と,のたまふ。〔紫の上が〕おきあがりて,〔蓮を〕見いだし給へるも,いと,珍しければ,
(源氏)「かくて,〔御身を〕みたてまつるこそ,〔私は〕夢の心地すれ。いみじく,「わが身さへ限り」と,おぼゆる折折のありしはや」
と,涙を浮けて,のたまへば,〔紫は〕身づからも,あはれに思(おぼ)して,
(紫) 消えとまる程やは經(ふ)べきたまさかに蓮の露のかゝるばかりを
と,のたまふ。
(源) 契りおかむこの世ならでも蓮葉(はちすば)に玉ゐる露の心へだつな
(『源氏物語(四)』山岸徳平校注 1966年 岩波文庫)
歌の現代語訳(大塚ひかり訳)
(対の上)
「蓮にかかった露が残るあいだだけでも生きていられるかしら。たまたまその露が消えずにいるような,それだけの命なのに」
(六条の院)
「この世だけでなく,来世でも同じ蓮の上に生れ変わろうよ。蓮に玉となって置く〝露〟さながら,〝つゆ〟の心の隔てなく,ずっと一緒にいると約束しよう」
(『源氏物語 第四巻』大塚ひかり訳 ちくま文庫 2009年 )
ショウジョウトンボ
子どものころはイボガエルと呼んでいたと思います。
ヌマガエル
アブラゼミを撮ろうと近づくと…
飛び上がったのにすぐ落ちてしまった…
まだ羽化したばかりかな(・・?
樹液にモンスズメバチが来ていたのですが,時々,顔を拭っているような仕草…
どうもアリの攻撃を受けていたみたい(^v^)
キカラスウリ
前を行く両親
(昨日,理学療法士の先生が,こんなに暑いのに歩いているのですねと褒めて下さった)
左側に立ち入り禁止のテープ。範囲が広がったような…
「森林レクリエーションでの スズメバチ刺傷事故を防ぐために」(森林総合研究所 )
ザクロの実が少し赤くなっていました。
イチジクはまだまだ…
ピントが合っていないので…
クロスジギンヤンマかな(・・?
シオカラトンボ
今日は立秋で,「残暑見舞い」の時期なのですが…
ショウジョウトンボ♂
アゲハ
源氏物語の「若菜下」
重病だった紫の上(対の上)に回復の兆しが見え,光源氏(六条の院)が見舞いに来た場面です。
池は,いと,涼しげにて,蓮(はちす)の,花咲きわたれるに,葉は,いと青やかにて,露きらきらと,玉のやうに見えわたる。
(源氏)「あれ見給へ。〔蓮は〕おのれひとりも,涼しげなるかな」
と,のたまふ。〔紫の上が〕おきあがりて,〔蓮を〕見いだし給へるも,いと,珍しければ,
(源氏)「かくて,〔御身を〕みたてまつるこそ,〔私は〕夢の心地すれ。いみじく,「わが身さへ限り」と,おぼゆる折折のありしはや」
と,涙を浮けて,のたまへば,〔紫は〕身づからも,あはれに思(おぼ)して,
(紫) 消えとまる程やは經(ふ)べきたまさかに蓮の露のかゝるばかりを
と,のたまふ。
(源) 契りおかむこの世ならでも蓮葉(はちすば)に玉ゐる露の心へだつな
(『源氏物語(四)』山岸徳平校注 1966年 岩波文庫)
歌の現代語訳(大塚ひかり訳)
(対の上)
「蓮にかかった露が残るあいだだけでも生きていられるかしら。たまたまその露が消えずにいるような,それだけの命なのに」
(六条の院)
「この世だけでなく,来世でも同じ蓮の上に生れ変わろうよ。蓮に玉となって置く〝露〟さながら,〝つゆ〟の心の隔てなく,ずっと一緒にいると約束しよう」
(『源氏物語 第四巻』大塚ひかり訳 ちくま文庫 2009年 )
ショウジョウトンボ
子どものころはイボガエルと呼んでいたと思います。
ヌマガエル
アブラゼミを撮ろうと近づくと…
飛び上がったのにすぐ落ちてしまった…
まだ羽化したばかりかな(・・?
樹液にモンスズメバチが来ていたのですが,時々,顔を拭っているような仕草…
どうもアリの攻撃を受けていたみたい(^v^)
キカラスウリ
前を行く両親
(昨日,理学療法士の先生が,こんなに暑いのに歩いているのですねと褒めて下さった)
左側に立ち入り禁止のテープ。範囲が広がったような…
「森林レクリエーションでの スズメバチ刺傷事故を防ぐために」(森林総合研究所 )
ザクロの実が少し赤くなっていました。
イチジクはまだまだ…
ピントが合っていないので…
クロスジギンヤンマかな(・・?
シオカラトンボ
今日は立秋で,「残暑見舞い」の時期なのですが…
ショウジョウトンボ♂
アゲハ