2022年11月9日水曜日

診察日

今日は、循環器科の診察日。
先週の血液検査を見て中性脂肪の値が前回よりも高くなっているので
運動を無理のない程度でするようにと…
先週、心臓リハビリの時に一度、不整脈がみられたのですが
ひどければカテーテル検査の必要があるけど
日常生活に支障がないようだったら様子みることに。
心臓リハビリをおこなっている期間は、毎月、診察日があります。

待ち時間に読んでいたのが昨日発売の月刊誌。

編集後記 堀由貴子本誌編集長

 今年の3月、早口で東京地裁の裁判長が判決を読み上げたとき、胸をよぎったのは、憤りというより、司法が遠ざかっていくとの思いだった。
 SNS上での自身に対する誹謗中傷をめぐり、伊藤詩織さんは2018年6月~8月にかけて、三件の民事訴訟を提起した。
そのうち自民党衆議院議員の杉田水脈氏に対する裁判の判決を傍聴に行ったときのことだ。
 一連の訴訟は、デジタルな言論空間で何が違法行為となるのか、司法への新しい問題提起といえ、伊藤さん側の主張が認められるかどうかはもちろんわからなかった。
それでも、杉田氏がツイッター上で「いいね」を押した計25件のツイート内容にも、その文脈にも立ち入らないまま判決の言渡しが終わると、壇上の裁判官と実際以上の距離を感じた。
それから半年後の逆転勝訴の意味については、今月号「血の通った判決」を読んでいただきたい。
 請求棄却の一審判決に、私は司法の限界を感じたが、伊藤さんは裁判の勝ち負けには重きを置いてこなかった。
 2019年、性被害に対する民事裁判を支援する団体が立ち上がる際にも、集まった人たちと議論するなかで、司法のプロセスを透明化し、システムを変えることを共通の目的に据えたという(会は Open the Black Box という名で活動を続けている)。
警察捜査、検察審査会などで司法の現実に直面した伊藤さんは一貫して、個別の裁判を超えた軸を示してきた。
そうやって指し示された未来像に多くの人が共感し、社会は少しずつ変わってきたのだと思う。
 しかし、本当にそういえるのか。
 「また被害が生まれ、再び涙を流す女性が現れる。そんなことがないよう、根本的な改善を心から望んでいる」
 元陸上自衛官の五ノ井里奈さんは、性被害の訴えから1年以上を経て加害者4人による直接の謝罪を受けたあと、中日新聞の取材にこう答えた(10月21日付)。
一生消えないと語った傷を抱えながら、五ノ井さんは一歩ずつ組織を、そして社会を動かしてきた。
どれほどのエネルギーが必要だっただろう。
カメラの前に立ち、実名で声をあげた人が、誹謗中傷の波に覆われてしまう状況は、伊藤詩織さんのときと変わっていないようにも感じる。
 先日、環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんは「世界のすべての期待が、疲れはてたティーンエイジャーたちの肩にのしかかっている」と述べていた(BBCインタビュー)。
人びとがもう少しずつ責任を担ってくれたらいいのに、と。
 私はどこの立っているのか? 誰に対して、どう行動するのか。
これは今号、親川志奈子さんの寄稿(「沖縄という窓」)で心に刺さった問いである。
 今月号より編集長をつとめます。
ウクライナ侵攻以後、亀裂を深める国際社会。
政治に置き去りにされてきたカルト被害――複雑な世界を複雑なまま、しかし自分の手が届くものとして知り、考え続けるために。
人権があたりまえに守られる社会を若い世代に残していくために。
創刊76年の歴史に学びながら、新しい時代の難問に挑戦します。
(『世界 2022年12月号』岩波書店)
昨夜の皆既月食を見ることができました。
三脚を立てずに写したので…(^^ゞ
天王星は、????なので、

日本科学未来館のTwitterより

#未来館 の屋上から、世紀の瞬間が撮れました
晴れて良かったー😭(本間)

天王星が出る瞬間の動画を

京都大学OASES/PONCOTS projectのTwitterで見ることができます。

京都大学せいめい望遠鏡で撮影した、月食中の月から天王星が出現する瞬間の動画です。
国内最大の光学望遠鏡であるせいめい望遠鏡と、
搭載された超高感度ビデオカメラ"TriCCS"を用いて、
前例のないレベルで極めて高精細な天王星食の動画を撮影することに成功しました。 
Credit: 京都大学

天王星が皆既月食中の月に隠される、天王星食の瞬間の動画もアップされています。