2021年4月21日水曜日

診察日

今日は、循環器内科の受診日でした。
先日の検査の結果をみると一番気にしていた項目が上限ギリギリでした。
ちょっと安心(^^)v
病院に入るのに去年から看護師が検温してくださって、
事務職の方が消毒の手伝いをされています。
駐車場には、発熱外来のプレハブが増設されています。
通院している病院は、コロナ患者の受け入れをしていなようだけど
目に見えない所で負担があると思います。
心筋梗塞を10年前に発症したのですが、今だったら助かったのかなぁと思う。
救急車が来てくれても受け入れる病院を探すのに時間がかかっているそうですから。

「入院先決まらず」相次ぐ 大阪市内に一時待機場所設置へ〟(関西NHK)

待合室で読んでいた『世界 2021年5月号

大阪モデル? そんなものはない――大阪維新とメディア、“共依存”関係の現在
          松本 創

■「場当たり的で楽観」のコロナ対策
(前略)
(大阪市内の病院長へのインタビュー)
「コロナ患者を診ていない病院は暇で、知らん顔をしているような言い方を吉村知事はされますが、今の状況下でそんな病院はありません。コロナ対応のために従来の診療ができなくなった病院の救急搬送を受け入れたり、発熱外来を開設したり、何らかの形でコロナの影響を受け、どこも医療従事者の負担は増えています」
 同病院は218床の中規模で、急性期の病棟と回復期・慢性期の病棟を併せ持つ「ケアミックス」施設。
二次救急にも対応している。
コロナ対応で手が回らなくなった近隣地域からの救急搬送が増え、本年度は例年の1.2倍になっている。
そんな中で昨年春からは発熱外来を開設。
当初は病院施設内に医療用テントを設置して診療していたが、秋にはプレハブの診療棟を建てた。
区の医師会から医師を派遣してもらって診療体制を整え、第三次のピーク時には毎日数人はコロナの陽性が判明する状況だった。
(後略)


〇 〇 〇 〇
 

グローバル・コモンズの責任ある管理――持続可能なシステムの構築
                  石井菜穂子(東京大学)

[7]いま、我々がなすべきこと

(前略)
 COVID-19は、我々がまさに人新世にいる現実をつきつけた。
21世紀になってから頻発する人獣共通感染症は、人間の活動範囲が、食料生産・インフラ開発などを通じて、それまで脅かされていなかった生態系を攪乱していることが一因である。
この意味で、まさに人新世時代の疾病である。
その根本的な対処は、人間活動と自然システムの安定的な関係の回復であると同時に、変異株が威力を増さないうちになるべく多くの人が全世界で免疫を得ることにある。
その精神は、誰もが安全でない限り、誰も安全ではない( nobody is safe until everybody is safe )というグローバル・コモンズの精神を象徴するものである。

(後略)

(『世界 2021年5月号』岩波書店)

病院の帰りにショッピングセンターに寄りました。
大阪府 緊急事態宣言で検討している措置」(関西NHK 4月20日)

父の画像を印刷するにインクと用紙が少なくなってきたからです。
また、父が読みたがっていた本も探しました。
書店の本棚をみると気になっていた本を発見(^^)v

 現代文庫版あとがき

 本年1月21日、本書を現代文庫の一冊に加えていただくことが、正式に決まった。
その五日前には、新型コロナウイルスの国内初めて感染者が確認された、と発表されている。
同月20日に通常国会が開会したが、首相の施政方針演説で「コロナ」についての言及はなかった。
しかし2月4日になると、横浜港に停泊していた大型クルーズ船の船内で、集団感染が発生したことが明らかになり、日本でも感染が広がってゆく。
 無症状だが感染しているというケースが多く、基礎疾患のある高齢者はとくに危険、特効薬もワクチンも当分実用化されないという、やっかいな感染症ゆえに、心の内の恐怖を、外へ向って言葉にする人たちが生まれ、世界中でさまざまな差別が多発した。
アメリカではアジア系の人びとに対するヘイトクライム(人種、宗教、性にたいする偏見や差別などが原因で起こる犯罪)が急増し、日本でも医療従事者に対する差別、「マスク警察」や車のナンバーで感染が多い地域からの移動を取締るなど、一部の人たちの言動が話題になった。
 一方、緊急事態宣言が解除されてひと月後の7月初旬から、大都市圏を中心に感染が再び急増している。
当局者は、PCR検査を積極的に増やしたので感染数が増えただけだ、と説明している。
以前は検査数を押さえていたので、感染者数の発表が実際より少なかったことを、公然と認めたわけである。
感染が若者中心だからたいしたことはないかのような無神経さ、また「夜の街」関連に矮小化するような報道に首をかしげるが、「若者」「夜の街」感染の比率は低下し、その他でも陽性率が上昇しているのが現状だろう。
危惧すべきは、儲け至上主義、正確には新自由主義の世界制覇の結果、貧富の格差の驚くほどの拡大と公的医療施設べらし、医療水準低下が同時進行し、生活に困難を抱える人びと、途上国の人びとにたいし新型コロナのダメージが、一層深刻に現れていることである。
(後略)
  2020年7月15日  髙橋昌明
(『定本 酒呑童子の誕生 もうひとつの日本文化』髙橋昌明 岩波現代文庫 2020年)

昨夜のEテレ2355でのトビーのつぶやき

なんだか
むしょーに、
ポテチ
食べたい。

スーパーのお菓子コーナーでポテチの袋を見るたびに買いたくなるのだけど我慢しています。
あの袋を開けると最後まで食べたくなる…(^-^;

2355 今夜の一行目

「おうなにしますか、それとも、
ギュウがいいかい?」と、僕の祖母は、
鰻を「おうな」牛肉を「ギュウ」と言った。

  『牛鍋からすき鍋へ古川緑波

検索すると
ぷくぷく、お肉 おいしい文藝』(河出書房新社)や

ロッパの悲食記』(ちくま文庫)に収録されているようですが、いずれも品切れになっている…