2014年9月25日木曜日

昨夜の大雨で…

いっぱいクヌギのドングリが落ちている…
昨夜の大雨にも負けずに…
イガグリが落ちていたけど実はなかった(*^ー゜)

(昨日の続きです)
しかし,それ以外にも不思議なことがある.
マンジュシャゲは全国津々浦々どこにでもふつうに見られるくらい広がっているが,球根だけで増えるとすれば,種子をばらまく植物のように,広範囲に分布を広げることはできないはずである.
それなのになぜ全国に広がっていったのだろう.
じつは,マンジュシャゲは人の手によって全国に植えられていったのだ.だからマンジュシャゲが生えている場所は,田んぼの畦道や川の土手など,人が暮らす場所の近くである.
そして,人々の暮らしが繰り返される壮大な時の流れのなかで,マンジュシャゲは毎年変わらず咲き続けてきたのである.
ところが,線路沿いや改修工事した土手,造成した新興住宅地など,最近作られたはずの場所にもマンジュシャゲが咲くことがある.
それらは,もともと生えていた場所から土と一緒に球根が運ばれてきたと推理できる.
歴史の浅い土地であってもマンジュシャゲが咲くということは,そこに私たちの祖先が耕した土と祖先が植えた球根があるという証しなのである.
そう考えると,その場所の土がとても愛おしく価値あるものに感じられる.
マンジュシャゲは人々が暮らした土地の歴史を伝えてくれているのだ.
私たちの祖先は,なぜこの花を植えていったのだろうか.
これにはいくつかの理由が考えられている.
マンジュシャゲの根は牽引根といって球根を地中へ潜り込ませるように縮む性質を持っている.
この性質が畦道や土手の土が崩れるのを防ぐ役目をする.
さらに,球根からほかの植物の生育を抑える物質を出すアレロパシーと呼ばれる作用があるので,雑草抑制の役割もあっただろう.
畦道や土手に穴を空けてしまうモグラ除けの効果もあったといわれている.
また,墓地周辺に多いのはお供えの花として植えられたり,球根が毒を持っているため,埋葬した遺体を守る意図もあったのではないかと想像されている.
(『身近な雑草の愉快な生きかた』稲垣栄洋、 三上 修 ちくま文庫 2011年)




シロバナヒガンバナ
ハナミズキ
昨日の子かな?
コサメビタキ?
オンブバッタ,体が少し大きいので♀だと思います…
触角に水玉のイヤリング?をしている(*^ー゜)
キリの花芽
スイレンの池に着く頃には
太陽が顔を見せてくれました(*^-^*)
アオモンイトトンボ

コサメビタキに再会かな?
コムラサキ
ムシクイの仲間だと思うのですが…
先日会えたセンダイムシクイは,頭に白っぽい線が見えたのですが…