2016年9月16日金曜日

曇り空でした…

曼珠沙華なぜ寄り添いて群をなす
(『俳句で綴る変哲半生記』)
ツルボ(キジカクシ科←ユリ科)
帰る時に見ると,除草作業で刈られていました(T^T)
花言葉「寂しさ,悲しみ
彼岸花つんつん咲くも島育ち
(『鈴木真砂女全句集』)
スズメバチ(モンスズメバチ?)が朝ご飯を探していました。
巻第八 1601
めづらしき君が家なるはな薄穂に出づる秋の過ぐらく惜し

心ひかれるあなたの家の花薄が,美しい穂を出す秋の,過ぎていくことが惜しいよ。
めづらしき  ここは珍重すべき意より,賞美すべき意が強い。
はな薄  尾花。花薄という表現はこれ一例。
(『万葉集(二)』)
巻第八(秋の雑歌) 1514
秋萩は咲きぬべからし我(わ)がやどの浅茅(あさぢ)が花の散りゆく見れば

秋萩は咲きそうになっているに違いない。
我が屋の庭の浅茅の花が散ってゆくのを見ると。
▽「浅茅が花」茅の花穂。種類によっては,秋まで見られるという。
「浅茅」は「茅草(ちがや)」の雅語。
(『万葉集(二)』)
なんかかしこまっているように見えます(*´∀`*)
ヒガンバナ(ヒガンバナ科)
ショウキズイセン(ヒガンバナ科)
シジュウカラ♂が一生懸命歌っていました(^。^)
 遠くを見つめているメジロ

見下ろして何を探しているのかな?(^。^)
時折ポツポツ雨が降ってきましたが,傘をさすほどではありませんでした。
見上げるとポツポツ…
つむりたる瞼(まぶた)にうごくもののかげ合歓はそよぎて夕づきにけむ 
                                村野次郎(むらのじろう)
(『日本の詩歌29 短歌集』中央公論社 昭和45年)