2016年4月13日水曜日

巣立ったんだ♪

今朝は花曇り…


ボタンが開き出しました♪
ハンノキの翼果
桜さいて子供のゆく学校わたしのゆく学校 萩原井泉水
(『日本の詩歌19』中央公論社 昭和44年)
尾が長いのと短いのが…
「あ~ん」
親鳥が朝ご飯を幼鳥にあげていました♪
「 もっと食べたいよ」
巣立ったのですね♪

親鳥が警戒しているかも知れないので
立ち去ることにしました。
キリギリスの仲間は,生まれた時から独り立ちしていますp(^-^)q
 ドボンと顔を突っ込んでいるのは…
顔だけではない(*゜∀゜*)
久しぶりにメジロの水浴びに遭遇しました(*^-^*)
相変わらずパワフルp(^-^)q




お風呂で子どもがこんなとことをしていたら(*^▽^*)
春さむし髪に結ひたるリボンの紺
(『夏みかん酢つぱしいまさら純潔など』鈴木しづ子著 河出書房新社 2009年)
ブドウの若葉はフワフワしている(^-^)
 (し)ひてや手折(たお)らまし 折らでやかざさましやな
  弥生(やよい)の永き春日(はるび)も なほ飽(あ)かなくに暮らしつ

ここでは花に女性を重ね合わせているとみてもよい。
「無理にも手折ろうか。それとも折るのをやめて梢(こずえ)の花として眺めようか。
のどかな春の一日を,名残りも尽きないままに過ごしたことよ。」
(『新訂 閑吟集』浅野健二校注 岩波文庫 1989年)
 なわばりを守るヘリコプター
     ヒラタアブの仲間(ハエ目)
森の中の小道を歩いていると,
少し開けた所で木漏れ日を受けながらホバリング(停止飛翔)している。

ホバリングをしているのはオスである。

ヒラタアブはハナアブの1グループで,腹部が平たいのが特徴だ。
オスは森の中の少し開けた場所で,
まるで空中の一点に吊り下げられたようにホバリングしている。
数が多い場所では,プーンという羽音が森中に響きわたるほどだ。
彼らは間隔をあけて空中に停止しているが,となりの雄が近くにくると,
ものすごい速さで追いかけ,すぐに元の場所に戻ってくる。
小石などを近くに投げても追いかけるのでためしてみよう。
彼らは空中の一定の範囲を守る「なわばり」を作って,
メスを待っているといわれている。
しかし一体何を目印に,場所を決めているのだろうか。
交尾も飛びながら
ヒラタアブは,オスがメスを背中から抱きかかえ,
空中をホバリングしながら交尾することが多い。
交尾を終えたメスは,アブラムシのついた植物に産卵する。
幼虫はウジ虫状で,植物の上をはい回りながらアブラムシを食べて育つ。

(『虫のおもしろ私生活』ピッキオ編著 主婦と生活社 1998年)
かつて,秋に渡ってきたばかりのときにかすみ網の犠牲になり,
大いに食用とされた。
オトリの声につられて,山稜を越えようとしていた群れが

一度に網に飛び込んでくるのだという。
もちろん現在ではかすみ網を所持していることすら法にふれ,

捕獲することは許可されない。
従来より,主な渡りのコースとして,

北海道から日本列島を南下するコースと,
日本海を横断して能登半島に上陸するコースがあるといわれてきた。

石川県のある理髪店の主人がこう言っていた。
「能登の山で捕れたものはまだ脂(あぶら)がのっておるんやけど,
加賀地方の山で南下した後に捕まったものは脂肪を使いきっておるんで,
捕れた場所によって卸しの値段がまったく違っていたもんや」。
現在,ツグミは食べ物ではないが,

この言葉は生理的・生態的に真実をついておもしろい。
鳥たちは渡りのときだけ,胸骨の間に脂肪が蓄積されるようなしくみがある。
越冬期は,いつもそこそこ食べながら生活できるので,蓄積までする必要がない。
いくら山の幸が豊富でも,渡りが終わってしまえば,

もう極端に脂肪はつかないのである。
4月下旬,ツグミたちがまた北へ旅立つ頃には,再び脂肪分が増え,
越冬期の約3倍,体重の10%前後まで達しているという。
そしてこうした傾向は成熟したオスほど強い。

(『虫のおもしろ私生活』ピッキオ編著 主婦と生活社 1998年)

ハクセキレイは留鳥なので渡りません。
でも,暑い夏場にあまりみかけないので
涼しい山に避暑に出掛けているのかな('-'*)
帰り道,再会しました♪

尾が短いので

幼鳥です(*^-^*)
幼鳥を探しているような…
Kazeを幼鳥が警戒しているのかも知れないので離れることにしました。
昨日の子とは違って優しい目つき(*´∀`*)

アオジ♀
鳥は鳴く四方(よも)の山べに花は咲く春の心の置きどころなき
(『良寛歌集』東郷豊治 創元社 昭和38年)
1時間ほど経つと(*^-^*)

  ふかみぐさ 牡丹[風土記]
<出雲国風土記> 凡(すべ)て,諸(もろもろ)の山野(やまの)に在(あ)るところの草木(くさき)は,……牡丹(ふかみぐさ)……。 (意宇郡)
[今名] ぼたん(ぼたん科)
[考証] 『倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』に「牡丹 和名布加美久佐」とあり,
フカミグサは,ボタンの古名であることがわかる。
さらに,同書にフカミグサの名の由来について「是草生林叢中故名布加美久佐」とある。
フカミグサの名が日本の文献に初めて見えるのもこの『出雲国風土記』であるが,
これが平安時代になると牡丹の字音読みで,ボタンと『枕草子』などにも現れる。
初めは薬草として渡来し,平安時代になると観賞花となっていたことが知られる。
漢方ではこの根を利用し,牡丹皮は頭痛,腰痛などの鎮痙薬とし,また婦人諸病に賞用する。

(『古典植物辞典』松田修 講談社学術文庫 2009年)