2026年5月2日土曜日

八十八夜

今朝は、青空が広がっていていました。
昨日ほどでもないのですが、風が吹いて草花を撮すのに苦労しました(^_^;
朝と日中の寒暖差が大きいので
水分補強に気をつけるようにと気象予報士さんが話していました。
これから天気は下り坂のようです…

仙台で最大瞬間風速31.2m/s観測 東北 暴風や交通影響に警戒を」(NHK)
八十八夜といえば、黄檗山萬福寺にある句碑、田上菊舎の

 山門を出れば日本ぞ茶摘うた

 第1章 田上菊舎 22歳で未亡人となった美濃派俳人の全国漂泊
 菊舎を超える人はいない


 江戸時代の俳諧に名を残した女性は少なくない。
「朝顔やつるべとられてもらひ水」で知られる加賀千代女(ちよじょ<1703~75>)はその代表で、菊舎より半世紀ほど早く活躍した。
同じように若くして夫と死別し、俳諧の道を選んだ千代女に自らを重ねたのか、最初の長い旅の途中で松任を訪ねて千代女を偲んでいる。
(『女の旅―幕末維新から明治期の11人(新書判)』山本志乃 中公新書 2012年)
 千代女とほぼ同時期に活躍した諸九尼(しょきゅうに<1714~81>)や、19世紀初頭に頭角を現した浜藻(はまも<1772~1848>)など、俳人として諸国を旅した女性も存在するが、ひとり旅の年月と旅程の長さにおいては、菊舎を超える人はいない。
「我は山水に過客にして 国を定めず 境を限らず 飄々悠々 物あり物なし」と風雲を貫いた菊舎は、自らの行いをすべて「遊び」と表現する。

  我をしるもしらざるも遊び、世を雲水の旅に遊び、郷に帰りて又遊び、呵(しか)られてあそび、誉められて遊び、あそびに孜々汲々(ししきゅうきゅう)として、指を折かぞふるひまもあらねど〔後略〕
              (『手折菊』)

 …後略…

(『女の旅―幕末維新から明治期の11人(新書判)』山本志乃 中公新書 2012年)
両陛下「深い反省と平和守る努力大切」 昭和100年式典で感想〟(毎日新聞 4月30日)

国民は「玉音放送」で昭和天皇の肉声を初めてお聞きしたそうです。
終戦の詔書(玉音放送)」(NHKアーカイブス 1945年度)
今の内閣も軍部とおなじように天皇・皇后両陛下を
壇上にまつりあげて利用しようとしているだけのようです。
8月15日の式典で天皇陛下のおことばをお聞きすることができなくなるかもしれない…
全国戦没者追悼式」(宮内庁 令和7年8月15日)

一水会の投稿(5月1日)に
高市首相の29日のはしゃぎようには、保守政治家の威厳を見出だせなかった。
政治的発言を控えられている両陛下が今「深い反省と平和を守る努力を」と述べられ、「抑止力強化」の名目で大軍拡へと突き進む首相への憂慮のお気持ちを決然と表明されたことは、実に畏れ多いことだ。

モンゴル訪問中の両陛下 大統領夫妻主催の歓迎晩さん会に」(NHK 2025年7月9日)

今上天皇陛下は、モンゴルで「浜辺の歌」を演奏されました。
この「浜辺の歌」を選曲されたのは
「敗戦後旧ソビエトによって抑留されてモンゴルで命を落とした日本人の霊を慰められ」るためだと思います。
清水ミチコさんの投稿(5月1日)

「ホルムズ海峡冬景色 」
清⽔ミチコのHAPPY PARADISE 千秋楽 沖縄公演より


いつからだろうこのように時事問題を扱うことがタブーになったのは…
清水ミチコさんの替え歌は必聴です(^_^)v

この記事を書いている最中に
【地震速報】三重 奈良 和歌山で震度4 津波の心配なし」(NHK)
大阪は震度3でビックリしていたのに北海道や東北の方はどんな心地になっていたのだろう…
専門家でないのでわからないけど「内陸直下地震」になるのかな?
「 巨大地震の前後には内陸でも直下地震が多発、犯人は活断層」(福和伸夫webサイト)
キランソウが除草作業でなくなったと思ったら
歩道の割れ目から顔を出していましたp(^^)q

世界のドキュメンタリー「コンクラーベの舞台裏 ~新教皇レオ14世誕生~
大統領は、教皇がアメリカ人から選ばれたのは、自分のお陰だとおもっているようです。
大統領に「王は、いらない」と抗議するデモがアメリカで行われていますが
「王」は大統領を揶揄している言葉だと思っていましたが

The White Houseの投稿(4月29日)

TWO KINGS. 👑
 皇帝の新しい服

 ずいぶん昔のこと、新しい服がことのほかお好きで、そのために全財産をついやしても惜しくないという皇帝陛下がおいでだった。
兵隊の前に出ることだとか劇場に行くことだとか、あるいは森のなかの遠乗りだとかいったことも、新しい服を着てみんなに見せびらかすという目的がなければ、ちっとも気がすすまなかった。
 皇帝は、日中、一時間ごとに着がえをされた。
それで、どこの国でも王様か皇帝陛下のご様子を話しあうのに、「陛下は、ただいま閣議の間におわします」と言うのが、この皇帝にかぎっては、「陛下は、ただいま着がえの間におわします」と言うのが決まり文句だった。
(『アンデルセン童話集上』荒俣宏訳 ハリー・クラーク絵 文春文庫 2012年)
 皇帝が住んでおいでになるその大きな町は、とてもにぎやかだった。
毎日たくさんの異国人が、ここを訪れた。
そんな人々のなかに、ある日、ふたりのさぎ師がまじっていた。
 かれらは、おれたちは仕立屋で、この世の中で思いうかべることのできる、いちばん美しい服を仕立てる腕をもっている、と言いふらした。
色合いも模様も、見たことのないほどみごとなのはもちろんだが、服地のほうもまたとびきり不思議なもので、ついている地位にふさわしくない人間か、あるいはどうしようもなく頭のわるい者には、まるで見えない布地で織られている、というのだ。
「それは、このうえなくすばらしい服にちがいない」と、皇帝は思われた。
「これを着れば、この王国で、だれがついている仕事にふさわしくないか、ひと目でわかるだろう。おろかな者と賢明な者とを選(え)り分けてやろう。そうじゃ、その布地で予の服を仕立てよ、と命じてやらねばならぬの」
 皇帝はふたりのさぎ師に、たくさんの手つけ金をわたして、すぐに仕事にかかるよう、申しつけた。
 ふたりは、さっそく二台の機(はた)を用意して、布を織るまねをはじめた。
けれどもじつは、その梭(<織機の付属具で、よこ糸を通す操作に用いる>)には何もかかってはいないのだ。
おまけにこのさぎ師たちは、最高級の絹と、まじりけのない金糸をたくさん要求して、それをみんな自分たちのふくろに詰めこんでしまい、あいかわらずからの機に向かって、夜おそくまで仕事をつづけた。
「あの仕立屋どもが、どうやって布を織るのか見てみたいものよのォ」と、皇帝はお思いになった。
けれども、いまの仕事にふさわしくないか、あるいはどうしようもなく頭がわるいか、そんな人間には布が見えない、という話を、ふと思いだして、皇帝は妙な気分におそわれた。
いや、予はだいじょうぶじゃ、と思い直してはみたものの、どうも心配が残ったので、まず手はじめに、だれか別の者に布の織りあがり具合を見てこさせることにした。
 もう、この不思議な布地のうわさは町じゅうにひろまっていた。
町の人たちはみんな、となり近所の人が、ばかな者なのかどうか、知りたいものだと願っていた。
「よし、正直な老大臣を仕立屋のところへ行かせよう」と、皇帝は思われた。
「あやつならば、賢い男でもあり、だれよりもみごとに役目を果たしておるのだから、いったい、どんな布地が織りあげられているのか、しかと確かめてこられるじゃろう!」
 そういうわけで、善良な老大臣は、ふたりのさぎ師がからの機を使って仕事をしている部屋へ、出向くことになった。
「いったい、これはどうしたことか!」老大臣は、両目を大きく見ひらいて、思わずひとりごとを言った。
「ばかな、わしに、布地が見えないなんて!」
 しかし、かれは、そのことを正直に話す気になれなかった。
 するとふたりのさぎ師は、大臣にむかって、もうすこしこちらへお寄りください、と声をかけ、いかがですか、この模様、この美しい色合いは? とたずねた。
 かれらが、からの機を指し示すと、老大臣は、これ以上ひらけないというほど、大きく目をひらき、まじまじとみつめた。
ところが気の毒に、何も見えなかった。
だって、あたりまえだろう。
機には、もともと何もないのだから。
「これはいかん!」と、大臣は思った。
「わしは、ひょっとすると、ばか者なのかもしれん。夢にも思わなかったことじゃ。こんなことが他人にでも知れたら、おおごとじゃ。わしは、大臣の職にふさわしくない人間ということになる。布地が見えませんでした、などとは口がさけても言えないぞ」
「いかがでしょうか、大臣、この布地のご感想をうけたまわっておりませんが」と、いかにも機を織っているようなしぐさをつづけながら、さぎ師のひとりが言った。
「おお、美しいぞ! ことのほかみごとな!」と老大臣はめがねごしに機を見やりながら、答えた。
「模様といい、色合いといい! 皇帝陛下には、きわめて満足すべき布地が織りあがってございます、とご報告申しあげよう」
「そのおことばをうかがい、心からうれしく思います」と、さぎ師たちは言った。
 それからかれらは、ひとつひとつ色の名まえをあげ、めずらしい模様の説明をした。
老大臣は、ふたりの言うことをひとことも聞きのがすまいと耳をかたむけた。
帰ったら皇帝に、その話をまちがいなく繰りかえして聞かせられるように、と。
そして、そのとおりに申しあげた。
 そのあと、さぎ師たちは、機織りをつづけるためには、もっとお金がいります、もっと絹が、もっと黄金がいります、と願いでた。
けれども、そうやって用意させたものは、残らずかれらのふところにはいってしまい―― 1本の糸も、機にかかりはしなかったのだった。
かれらは、あいもかわらず、からの機を動かして、仕事をつづけた。
 まもなくして、皇帝は、前回とはちがう忠実な役人に命じて、布地の織りあがり具合を見てこさせることにした。
ほどなく織りあがるのではないかと思ったからだ。
 しかし、この役人にも、前につかわされた大臣におこったのと同じ出来ごとがおこってしまった。
目を見ひらいて、いくらにらんでも、そこにはからの機のほかに何も見えなかったからだ。
「いかがです、とても美しい布地でございましょう?」と、ふたりのさぎ師は言った。
そして、見えるわけのない布地の色合いと模様とを、ことこまかに説明した。
「おれは、自分がばか者でないことは、よくわかっている!」と、この役人は考えた。
「だとすれば、今の仕事に、おれはふさわしくない、ということになるじゃないか!それにしても奇妙きてれつな! しかし、このことは他人に知られないようにしなくては!」
 そこでかれは、見えもしない布地をほめそやし、その服の美しい色合いも、めずらしいデザインも、申し分ない出来だ、と仕立屋に言った。
「いやはや、まことにもって魅力的(チャーミング)な!」と、かれは皇帝にもそう報告した。
町では、このすばらしい服のうわさでもちりきになった。
 さて、皇帝は、布地がまだ機にかけてあるうちに一度見ておきたいものだ、と思(おぼ)しめされた。
そこで選りすぐった側近を何人もしたがえ、ひと足先に空想の布地を見ているふたりの忠実な役人たちまで加えて、腕ききのさぎ師のもとへ出かけていった。

 …中略…

 これだけの賛美を受けた服というのは、皇帝陛下にとっても、はじめてのご体験だった。
「でも、あの人は何も着ていないよ」と、ひとりの幼児(おさなご)が大声で言ってしまった。
「おい、おい、うちのちびっ子が妙なことを言うぞ」と、その幼児のお父さんがさけんだ。
そして子どもの言ったことを、だれかが、別のだれかに耳うちした。
「皇帝陛下は何も着てないだってさ。子どもがそう言ったんだってさ!」
「あの人は何も着てないよ!」集った人たちが、いっせいに大声をあげた。
 皇帝だって、そのことばが正しいことはご存じだったが、息苦しくなったけれども、「いや、いや、行進をつづけなければ」と思い直して、前よりも、もっと胸をはりました。
 そして側近たちは、見えないもすそを持ちつづけた。
(『アンデルセン童話集上』荒俣宏訳 ハリー・クラーク絵 文春文庫 2012年)
今朝の父の一枚です(^^)/
母がこの花をみながら「シラン(知らん)」と笑っていた

 花にくる昆虫 

 君は昆虫の名前をいくつ知っていますか。
べつにたくさん知っているからよいというわけではありません。
ただ、昆虫にはものすごくたくさんの種類があって、それぞれがちゃんと同じ種類の昆虫と交尾し、子孫を残しているのだということを知ってもらいたいのです。
昆虫は地球上に80万種以上いるといわれています。
昆虫以外の生物が25万種といわれていますから、全生物の約四分の三が昆虫ということになります。
人間と同じ仲間の哺乳類が3500種、鳥類が8700種といわれていますか、昆虫の種類の多さにびっくりします。
タンポポに限らず花のたくさん咲いている場所で、花にきている昆虫にどんな種類がいるかを調べてみましょう。
捕虫網を持ってつかまえてみるのも、ひとつの方法です。
網を持たなくても比較的花の上での滞在時間が長いアブの仲間などは、よく観察することができます。
名前を知ることよりも、まずアブにもいろいろな種類のあることを知るのが大切です。
タンポポの花にはチョウもたくさんやってきます。
タンポポにやってくるチョウは,まわりの環境によって、ずいぶん種類が違います。
ここではちょっと郊外の開けた場所ということで話をしていきましょう。

 …つづく…

(『自然観察12ヵ月』海野和男編著 岩波ジュニア新書 1983年)