2015年2月22日日曜日

なんばをウロウロ…(*^▽^*)

「高野山祈りの美」に行ってきました(*^-^*)
パンフレットなどには掲載されていませんが
墨跡「江国春風吹不起」(一休禅師筆)
一休禅師の書を見ることができたので嬉しかったです(^-^)
乳白色のテラコッタタイルによるコリント様式の近代建築。
久野節(久野節建築事務所)の設計,大林組の施工で,1932年(昭和7年)に竣工。

ということで「登録有形文化財」だそうです。
「カド丸」建築[モダン建築編] 昭和のモダンな「カド丸」建築。   髙岡伸一

時代が昭和に入ると,モダンな建築が増えてくる。
大阪のレトロ建築を飾ったユニークな装飾が消え,
幾何学的な線と面で構成されたデザインが主流となってくる。
左右対称のシンメトリーといった古典的な様式から自由になった。
近代的な合理性や機能性を表現する新しいデザイン。
それは当時の世界的な潮流だった。
そこにもカド丸建築が現れる。


(以下省略) 例として朝日ビル(1931年)。大阪ガスビル(1933年)。
大阪府立江之島文化芸術創造センター(1938年)。天満屋ビル(1935年)
(『大阪名所図解』画・綱本武雄、解説・酒井一光 髙岡伸一 江 弘毅 140B 2014年)
「大阪タカシマヤ」
てくてく歩いて…
千日前の名の由来は,1637(寛永14)年に天龍山法善寺(浄土宗)がこの地に移り,
南側に,1649(慶安2)年に松園山竹林寺(しょうえんざんちくりんじ)(真言宗,もと浄業寺(じょうごうじ),千日のお大師さん)が建てられたことによる。
今の千日前通の南側にあった斎場(さいじょう)(葬儀場と墓地)の

無念仏に千日回向(えこう)を,
それぞれ1644(正保(しょうほう)元)年と1666(寛文6)年から始めたことから,
人びとはとくに古い法善寺を千日寺とよぶようになり,

その前の南北の道が千日前とよばれるようになった。
(『大阪府の歴史散歩 上 』大阪府の歴史散歩編集委員会編 山川出版 2007年)
水掛不動尊 法善寺

どうして水をかけるのか
その水は…
手押しのくみ上げポンプが現役です。
 慈悲地蔵尊
一切の佛の心は慈悲なり
佛菩薩の心は,慈悲の御心により抜苦与楽の衆生救済を願われ
照鑑護念して諸々の障礙なく
輪奐成就して佛日増輝法輪常転される。
ここに,平成法善寺横丁火災復興に際し,
佛天のご加護とすべての人々の御陰を頂戴いたしたことを永久に感謝致して,
又,境内横丁店舗衆生の護念興隆を祈念して,
彫刻家,奥村美嗣上人に願い,このビハーラ(憩い)の地に
慈悲地蔵尊を建立す。合掌
維時 平成十六年九月九日
  法善寺第三十世
           亮誉眞晃
                  建立

法善寺横丁は,2002(平成14)年9月と翌年4月に火災で被災したが,
建築基準法の連担建築物設計制度の適用を受けて,2004年3月末,
もとのような横丁の姿に復興され,8月10・11日に横丁祭りが催された。

(『大阪府の歴史散歩 上』)
左奥に見える碑は…
行き暮れてここが思案の善哉かな
   (織田作之助)
開店前…
 句碑
「頬かむりの中に日本一の顔  水府」。
この句は川柳作家でコピーライターだった岸本水府(1892~1965)が,

近代上方歌舞伎の大スター,初代中村雁治郎が
一番の当たり芸と言われた「河庄(かわしょう)」の紙屋治兵衛を演じる姿を詠んだもの。
(『大阪名所図解』)
きつねうどんと笹巻き寿司(^-^)

道頓堀今井 本店

敗戦後すぐの昭和21年(1946),蕎麦屋から[道頓堀今井]はスタートする。
それが暖簾に染め抜かれている「名代御蕎麦処」である。
しかしこの店の評判は圧倒的にうどんである。
人気は何と言っても「日に600杯出る」きつねうどんだが,だしを葛粉で「あん」にし,
具はネギすらなしで生姜のみ添えられた「あんかけうどん」や,
卵とキクラゲの「けいらん」は「だしを食べる」うどんである。
だしは道南「黒口浜」産ににこだわった昆布が基礎となる。

(『大阪名所図解』より)
わらび餅のセットです(*^-^*)
Kazeにとって今井のきつねうどんは,
昔から食べたいと思いながらやっと念願が叶いました('-'*)
力餅(千林店)の「きつねうどん」は子ども時代の思い出の味
大黒屋の「たぬきそば」はカルチャーショックを受けた味(*^▽^*)
 宵待ち柳
昭和21年の創業時より60余年,店の前に立ち続ける柳の木。
創業者の今井寛三氏が,道頓堀の夕暮れどきの待ち合わせ場所として,
その下で恋人たちがこれから始まる夜に

心をときめかせて会うような柳に,と名付けた。
(『大阪名所図解』)
店の直ぐ横の路地に入ると
「今井楽器店」の名前が…
戦前まで,ここは今井楽器店でした。
服部良一さんや辻久子さんもお客様の,大阪一のお店でした。

 浮世小路
法善寺横丁へと続く,道幅1.20メートルの細い路地ですれ違うには(*^▽^*)
大正ロマン風の展示が楽しかったですよ♪

大正初期の地図には「今井楽器店」の名前。
オススメの本です(*^O^*)/
大阪名所図解
文楽の原点,ここにあり。

――What?竹本座――
1684年,竹本義太夫(たけもとぎだゆう)がこの地で興行を始めたことにより,
この劇場は「竹本座(たけもとざ)」と呼ばれました。
義太夫は,浄瑠璃作者の近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)と提携し,
新しい魅力に溢れた作品を数多く上演しました。
中でも,物語の最後を「未来成仏疑ひなき恋の。手本となりにけり」と結ぶ
『曾根崎心中(そねざきしんじゅう)』は,空前の興行成績を収めたと伝えられます。
近松没後も『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』など
現代まで上演される演目の多くがここ竹本座で初演されたことから,
人形浄瑠璃文楽の歴史が始まった場所であると言えます。
2013年3月27日
         上方文化再生実行委員会

観光名所(*^▽^*)
「やっぱりできへん」800m道頓堀プール 
ホッとしましたよ…
大阪の教育も滅茶苦茶にされています…
中原教育長パワハラ認定…大阪府教委の第三者委
知事は,辞める必要ないといいながら
松井知事もバッサリ「陰山氏が責任取るのは当然!」    
この違いはなんでしょうね…
天満橋に出て,本屋さんで本を見た後,珈琲タイム(*^-^*)