2021年2月22日月曜日

花粉の季節になりました…

朝起きた時に目がかゆくて思わずこすってしまいました(^-^;
気をつけようと思っているのについつい…

国立国際医療研究センター(NCGM)がツイトしていました(2月16日)
毎日のテレビの気象情報で、花粉の飛散予報をチェックすることが欠かせない季節となりました。
今年はすべての人について外出時のマスク着用が標準装備となっていますが、
とりわけ#花粉症 に悩む人は、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど、

#新型コロナ の感染予防にも一層気を遣う生活になっています。
今週のEテレ0655「たぬくじ」は「オムライス吉」「ウルトラ大吉」と二つもくじがあたった(^^)v
といっても「こどもようおみくじ!」なんですが(^_-)
たなくじ」は、「背すじピン吉 背すじを伸ばしていると吉
猫背になりがちなので気をつけなくては(^-^;
今週の0655と2355は猫マシマシウィークですよ!
太田記念美術館のTwitterに

本日2/22は #猫の日 ということで、猫のお蕎麦屋さんの一場面をご紹介。
そそっかしい店員猫が運んでいた蕎麦をひっくり返して、「これハそそう(粗相)」。
蕎麦は見事にお客猫の頭の上に。
「たいへんたいへん」とは言うものの、のん気な姿が可愛らしいです。
※現在展示していません。

猫のお蕎麦屋さんの画像
チコちゃんに叱られる目指せ大型連休 働き方改革のコーナー
大先生アワー だって好きなんだもん」に國學院大學文学部飯倉義之さんが登場していて
人を助けるありがたい妖怪」を紹介されていました。
(飯倉さんは趣味どきっ!「京都・江戸 魔界めぐり」の講師をされていました)
蘭陵亭子梅@妖怪書画家さんのTwitterに

すごい!絵巻ぬりかべを擁するブリガムヤング大学の化物絵巻がネットで見られる時代!!
解説も「伝承の塗り壁とは異なるとも」と併記されてるし良解説。
更にこの絵巻牛鬼の他に土蜘蛛がいる!
この土蜘蛛は恥ずかしながら初見ですよ!(日本語訳はGoogle自動翻訳)

化物之繪」(ハロルドB.リー図書館©2021ブリガムヤング大学)

妖怪について転記したいと思いますφ(..)
   妖怪とは何か

 妖怪とは心の不安や恐れなどによって生み出されたものだが、「妖」も「怪」もあやしいという意でそもそもは気配を指していたものである。
やがて具体的イメージがつくられて私たちの知る妖怪像が確立されていく。
一方、現代では「妖怪」を当たり前のように「ようかい」と読んでいるが江戸時代にはほとんどの場合「ばけもの」と読んでいたことが当時の資料から見てとれる。
「ばけもの」とは化けたもの、変化(へんげ)したもののことで、当時の人たちはこうしたものをひと括りにしていた嫌いがある。
(『かわいい妖怪画』湯本豪一 東京美術 2015年)
 鳥山石燕(とりやませきえん)の『画図百鬼夜行(がずひゃっきやこう)』には幽霊や河童、人魚はもとより、人を化かす狐、狸、カワウソなども収録されており、その頃つくられるようになった妖怪図鑑的絵巻も同じような傾向を有する。
しかし、厳密な分類は行わないまでも「ぬらりひょん」「ぬっぺっぽう」などを幽霊と同類とは思っていなかったであろう。
妖怪とは異なる存在と考えられていたのだろう。
近代になると、民俗学的な視点から、妖怪と幽霊の違いについての定義も試みられてきた。
ただし、これらの分類は現代における研究上のことで、分類などには関心のなかった江戸時代の人たちにとっては不思議な存在のものたちというような、もう少しあいまいなとらえ方だったのだろう。
いずれにしても、そうした存在が今よりももっと身近にあったことだけは確かである。
(『かわいい妖怪画』湯本豪一 東京美術 2015年)
 送り犬〔おくりいぬ〕
長野県、兵庫県加東郡の山間部でいう妖怪。狼、山犬ともいう。
『小県郡民譚集』には、次のような話がある。
 塩田(長野県上田市)に嫁にきた女が、出産で里方に帰る途中、山中で急に産気づき、赤ん坊を一人で産みおとした。
(『改訂・携帯版 日本妖怪大事典』画:水木しげる、編著:村上健司 角川文庫 2015年)
 やがて夜になり、産婦のまわりに送り犬が何匹も集まってきた。
「おれを食うなら食ってしまってくれろ」と女はいって恐れていたが、送り犬は襲おうとはせず、むしろ狼から守ってくれるているように思えた。
そのうち、送り犬のうち2匹が、女の亭主の住む家までやってきて、亭主の着物をくわえて、女のところまで引っ張ってきた。
おかげで、女と赤ん坊は亭主に発見され、家に戻った亭主は送り犬に赤飯をこしらえて振る舞ったという。
 ここでいう送り犬は狼の仲間ではあるが、残忍性のないものだという。
 長野県南佐久郡小海町では、山犬には送り犬と迎え犬の2種類がおり、送り犬は悪さをせず、人を守ってくれるとものといい、迎え犬は高いところで待っていて襲ってくるものだという。
長野県伊那郡での迎え犬も、深夜の山中で人を待ち伏せ、通り過ぎたところを頭上を飛び越えていくものといっている。
『妖怪談義』(柳田国男)や『綜合日本民俗語彙』によれば、送り犬は送り狼と同じものだという。
送り狼とは、山道などで人が転ぶのを待ちながらあとをつけてくるもので、転べばその人を飛び越えて嚙みついてくるが、そのとき、さも何事もなかったかのように煙草(たばこ)をふかすか、何か声をかければ襲われないといわれる。
 家まで無事に帰ることができたときには、「御苦労さん」などと声をかけ、好物である塩や小豆飯(あずきめし)、草鞋(わらじ<草鞋に染みついた人間の塩分を好んだのか>)を供える、などということが各地でいわれている。
 送り狼〔おくりおおかみ〕
 神奈川県、岐阜県、長野県、静岡県、和歌山県、京都府、奈良県、兵庫県、高知県、他の山間部などでいう妖怪。
『本朝食鑑』には、人が善をもって狼に接すれば狼も善でこたえるものだとして、次のように記されている。
 山野の寂しい夜道を歩いていると、後ろを列をなしてついてくることがある。
俗にこれを送り狼といい、手向かおうとせずに助命を請えば、狼は首を低くして伏せ、逆に山猫や狐、狸の害から守ってくれる、などとある。
『和漢三才図絵』にも送り狼の記述がある。
狼は火縄の匂いを嗅げば遠くに逃げていく。
夜間、歩いている人がいれば、その頭上を何回も飛び越すが、もしこれを恐れて転倒するとたちまち食いつく。
狼を恐れず、手向かわなければ害はない。
ゆえに、山野を行く人は常に火縄を持っている、などと記されている。
 送り狼は人の後ろをついて郡狼や魔物から守護してくれるものと、人が倒れると襲いかかって食うものの2種類いるとか、道で倒れなければ家まで送ってくれるが、転んだりすると襲って食らう、とかいう。
もし倒れても、慌(あわ)てずに煙草をふかすとか、何か声をかけると襲われないといわれ、無事に家まで送ってもらえたら、好物の塩や小豆飯、草鞋の片方だけを与えると、満足して帰って行くという。
 高知県には、ある人が大田口から高知までの峠越えをしているときに狼に出会い、狼が伏せろというような仕草をするのでそれに従うと、山道を山賊のような群れが通り過ぎ、無事に麓(ふもと)の村近くまで送ってもらえたという話がある。
このとき携えていた弁当を食べさせて礼をいったそうである。
 夜間の峠道などを行く旅人たちが恐れた妖怪ではあるが、その対処方法さえ知っていれば、逆に山の魔物や変化(へんげ)から守ってくれる守護神のような存在であった。
送り狼が人間を守護するという性格は、山犬(狼)信仰に関係するものと考えられる。
 例えば埼玉県の三峰神社では、山犬(狼)は大口真神とよばれ、現在でも神使として厚く信仰されている。
『改訂・携帯版 日本妖怪大事典』画:水木しげる、編著:村上健司 角川文庫 2015年)
今朝の父の一枚です(^_^)v
メジロがキョトンとしていると気に入った画像です。

オオカミ信仰 秩父の山の神様」(NHKみちしる 2012年)
かつては本州、四国、九州の山に生息していたニホンオオカミ。
農作物を荒らす鹿や猪を食すオオカミを神使とし信仰する地域があります。
そのうちの一つ、秩父の三峯神社を紹介します。