2017年8月10日木曜日

受診日・月命日

午前中は循環器科の受診日でした。
朝の吐き気がだいぶ良くなったことを報告しました(^。^)
増量した胃薬をもう少し続けましょうと言われました。
しばらく一月ごとの診察でしたが、今度は三ヵ月後になりました。
途中で、体調が悪くなるようでしたら、心臓リハビリの時に相談することにします。

通院は、一人で来ていますが、
2011年に退院後は、父に付添ってもらっていました。
というのは、母さんが心配して父に一緒に行くようにと言っていたからです。
初めの間は、仕方がないなぁと思っていたのですが、
高齢の父が長い時間、付添ってくれているのを見るのが辛いので
天皇陛下が心臓の手術の後、元気に活躍されていることなどを話し
1年以上経ってから一人で通院するようことができるようになりました。
(母さんと天皇陛下とは同じ昭和8年生まれです。
母さんに何か言う時に、天皇陛下のことを話すのが一番です。)

◇ ◇ ◇ ◇



(2012年8月14日)

今日は、母さんの月命日です。
画像のブログの記事タイトルは「雷雨の後」(2012年8月14日火曜日)
朝にすごい大雨が降って各地に被害をもたらしました。
(「8月13日から18日にかけての近畿地方を中心とした豪雨災害について」歴史資料ネットワーク)
散歩の帰りに百貨店に寄ったのですが、開店のめどがたたないとのことでした。
電車が落雷で止まって店員さんの中には出勤できない人もいて
人員を確保できなかったみたいです。

寝床に入った時に母さんの言葉を思い出しました。
小学生の時に、「親のことを人に話す時は、父、母と言わなければいけないよ」と。
お盆が過ぎたら、母さんの言いつけを守ろうと思います。

○ ○ ○ ○

日曜日、朝の番組で楽しみにしているのが「日曜美術館」です。
今回(8月6日)は「北大路魯山人×樹木希林」でした。
 樹木希林さんの話が面白かったので、メモをしました。
聞き間違いなどがありますので、正確ではありません。
今日の診察でも聞きとれなくて、主治医の先生に聞き直しました(^^ゞ

8月13日(日)午後8時から再放送があるのでお勧めします(^-^)
Kazeのメモでは伝わらない希林さんの語りの面白さがありますよ。
(時々、見せる悪戯っぽい笑顔が可愛かったです)

・「創」という字は創(つく)り出すということでもあるけど、
創(きず)っていう意味もある。
絆創膏の創(そう)だからさ、
どこかに破れっていうのがないとつまらないなあ…

・(基本)
それを私にかね合わせてしゃべらせたいのでしょうけど、私には基本はない!
基本はみなさんが先生。人間、みなさんが先生。
(司会者との駆け引きを楽しんでいるような感じがありました)

・(常識)
ないんです。わたしね。
結果的に非常識になっているだけで、
ちゃんと常識を踏まえていたいんです。
秋篠宮殿下・妃殿下とお会いする機会があったのです。
留め袖を着ないといけないと思って、ホテルで朝、着替えていたら、
ちょっとしたことで帯締めがどこかへいってしまった。
(時間がないので)電気ポットのコンセントを抜いて黒いの
差し込みとこれがついているんですよ。
そこを(袖で)隠して間に合ったんです。
妃殿下が帯をジーッと見ておられたけど、知らん顔して…
そういうことが結構あるんですよ。
面白いことに、後にはしますね。
そうじゃなくちゃつまんないなあ。

何必館(かひつかん)・京都現代美術館
(館長・梶川芳友さんと樹木希林さんとは35年の付き合い。
梶川さんが樹木希林さんを推薦したのと違うかな?)

・“用の美
使ってこそ、物はしまっておくんじゃつまんないですよね。
使う人の美意識がそこで問われるわけだから。

・この間、映画会社の社長が、
若い子、新鮮な子は次から次と出てくるから主役は結構いるんですって、
映画作るときにあんまり困らない。
でも、脇(役)がいないんだって
日常のある人生を経験した人たちがうんと少なくなってきた。
いても何人しかいないからあっちにもこっちにも出て、
その人たちが疲弊しちゃっているわけです。

・台本に書かれている中から、どういう位置に、色合い、
絵でいったら私はちょっとオレンジがかった黒でいた方がいいかなとか、
ここでは一瞬でも黄色になった方がいいかな、
全体のドラマの中で自分の位置を決めていくというのはしますけどね。
その中の一色(ひといろ)になればいいという感覚でいるんです。
あっと思いながら
そこを補っていくみたいなもので
とんでもないものができてくるという
役者の中の脇をかんがえていますけど。

・魯山人がひとりだけ違う美の世界にいって、そこから見る。
まわりの人でそれに感応する人がどれだけいたか
(魯山人は)つまらなかったでないか。

・私、気、使ってしゃべっているんですよ。これでもね。
人が怒ってくるときの気持ちを見るのも好きなんですね。
わたしこれ役者だからかなあとは思います。
人がこうむかってきてきるなとか、そいうのを見るの好きですね。
いやな奴なんですよ。

・何を言っても
伝わらない人には伝わらないし。
ひとこと言っても
伝わる人には伝わるって思っていられるじゃないですか。
でも人間に関わりたいってのがあるんじゃないかな。

・(梶川さんの話)
人皆直行
我独横行
魯山人は直行ではなく横行の人
でもそのことが一番の近道

・(魯山人の言葉)
ただ一つだけ みんなに 分かって欲しいことは
 わしの人生は この世の中を 
 少しでも美しいものにしたいと思いながら
 歩んで人生だということだ

・(上賀茂神社の)社家(しゃけ)に生まれて、
神にお仕えする神官の環境の中で生まれた魯山人が
ぽんとそんな所から出されて
いろいろ回って歩いたんだけど
結局根底の中にあるのは
美のよって神の存在に近づくというのがいいのではないか、
闘いによって近づく、権力によって近づくでなく、
美によって近づくって一番いいじゃないか。
どこかにDNAが神の使い人としての家系の中に生まれた魯山人の中にあったんじゃないかって思いましてね。

・あの井浦さんには(理解者が)おられますか?
(この場面、テレビで観て下さい(^_-)…)
名前が出ないまでも人にそんなに期待しないでもらいたいって思うんですけど
そんなにいるもんじゃないんじゃないですかね。
ましてこれだけの優れたものを持っている人はいるわけがないんだから
期待する方がおかしい。

(魯山人の言葉)
人はいつ死んでもよいのである
 人はこの世に生まれて来て
 どれだけの仕事をしなければならぬと
 きまったわけのものではない

・わたし役者を生業(なりわい)としているんですけども
名前が売れたいわけでもない。
そこそこ食べられていけばいい。
ちょこちょこ面白いことがあればいい。
なんも不満もないのですけど。

・もって生まれたほころびっていいますか、人間としてだめなもの、
修繕しながら生きているって感じはするんです。
70過ぎてからは特にそうですね。
繕いながら…

・役者をやるために人間をやっているのではなくて、
人間をやっていくための生業として役者の部分で、
みなさんに出会わしていただいている感覚だから、
執着はないんですね仕事に。

・(魯山人と)結婚していたら離婚はしないで別居をして、
生涯そばにつかず離れずでいたいなと思う方ですよね。
向こうはお払い箱でしょうけど。

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