2026年9月10日木曜日

久しぶりの青空

雨が降ったり、通院で散歩に行けない日が続きました。
久しぶりの青空に公園を歩くと
銀杏の実が落ちていましたし、葛の花の甘い香りがして秋を感じました。

つい数日前までは雨が降らない日が続き水不足になるのではと思うほどでしたし
アメリカのおかげで燃料危機が訪れそうな情勢ですが
サイエンスZERO「海水×淡水=エネルギー!?夢の“浸透圧”発電
四方を海で囲まれた日本にとって実用化してほしい技術だと思いました。

歴史探偵「藤原京と持統天皇 “世界遺産”をつくった謎の女帝

冒頭、里中満智子さんが
働いて 働いて 働いて もう「仕事」「仕事」の人生
と評しています。
大津皇子大伯皇女のファンであるσ(^^;)は持統天皇のことは、嫌いですが
持統天皇の業績は評価されるべきだと思っています。

最近、線状降水帯が頻発していますよね。
それも「夜間に線状降水帯が多発…なぜ?対策は?」(NHK)
暴風雨の脅威といえば

 3 九月の行事―台風と月見
 甚大な台風被害 


 歴史に残るほどの大規模な被害をもたらした台風といえば、平安時代の歴史書『日本紀略(にほんきりゃく)』や『扶桑略記(ふそうりゃっき)』などが伝えている永祚(えいそ)元年(989)8月13日に近畿地方を直撃した台風が有名です。
平安京では鴨川が氾濫して家屋を流失させ、山々の松などの木も大半が折れ、天皇の御所も朱雀門(すざくもん)をはじめ多くの建物が倒壊してしまったといいます。
大阪湾沿いの臨海部一帯でも高潮のために多数の民家や家畜が流されて田畑は泥に埋まったといいます。
(『春夏秋冬の年中行事 日本の暮らしと伝統』新谷尚紀 吉川弘文館 2025年)
奈良盆地の薬師寺金堂の屋根も吹き飛ばされ、『今昔物語集』(巻19)によれば、その台風で、比叡山東塔の高さ八尺(約2.4メートル)もある大鐘も吹き飛ばされて、七つの坊舎を打ち抜きながら南の谷底に落ちてしまったといいます。
夜半のことで僧侶たちはみんな坊舎で寝ていましたが、一人の死者も出なかったのは、「山ノ三宝ノ加護に非ズハ、其ノ房々ノ人可生キニ非ズ」と、仏法の加護に他ならないと語り伝えていたのでした。
 台風という呼び名は新しいもので、明治末年に英語のタイフーンの音韻をもとに颱風と名づけられたのがもとになっています。
その命名者は中央気象台長の岡田武松だといわれており、それを台風と表記するようになったのは昭和31年(1956)の同音漢字の書き換えによってです。
 平安時代の作品には古来の呼び名の「野分(のわき)」が使われており、それは野の草や木を分けて吹き通る秋の暴風雨という意味でした。
『源氏物語』第二八帖の名として知られているのもその「野分」です。
三十六歌仙の一人、藤原敦忠(ふじわらのあつただ)の『敦忠集』には、台風の被害に無頓着な次のようなのんきな恋の歌があります。

  のわきして しらなみたたむ 時だにも すぐさず君に あひみてしがな

 この季節というのは、農民たちは野分の暴雨風による稲の被害を何とか免れたいと、気が気でない時季なのに、貴族というのは荘園から納められる農民の年貢米で生活できているにもかかわらずほんとうにいい気なものです。
 台風は、毎年大きな被害を与える一方で、季節的に一定した暑熱と降雨をもたらして、水稲耕作という、単位面積当たりもっとも多くの人口を養うことのできる日本の伝統的な農業の形態を可能としてきのも事実です。
しかし、そのぶん、多くの被害をもたらしてきました。
かつては集中豪雨といい、最近では線状降水帯(せんじょうこうすいたい)という気象用語が気象庁やテレビ放送から流されて、多くの人が使っていますが、日本列島を毎年襲ってくる台風や豪雨の脅威に対しては、歴史の上でもさまざまな防災対策が講じられてきました。
 関東平野を流れる利根川や、大阪湾にそそぐ淀川など、各地の大河川の治水工事には長い苦労の歴史がありました。
土佐藩家老の野中兼山(のなかけんざん<1615~63>)の指導による土佐の室戸岬の大防潮堤の建設など、日本各地で防災の知恵と工夫が積み重ねられてきた歴史があります。
(『春夏秋冬の年中行事 日本の暮らしと伝統』新谷尚紀 吉川弘文館 2025年)

岡田武松(おかだたけまつ)」(国立国会図書館)

4. 高知県 野中兼山(のなかけんざん)」(中国四国農政局)

野中兼山の娘をモデルに大原富枝さんが『婉という女』を書かれています。
働いて、働いて、働いて、戦争犯罪と闘っている女性は

 第四章 国際刑事裁判所と日本の未来
 日本は中核犯罪に対処できない


 私は、ICCの裁判官になってから、日本の法制度に大きな欠陥があることに気づかされました。
現在の日本には、ローマ規程に定めるジェノサイド犯罪、人道に対する犯罪、戦争犯罪、侵略犯罪という、いわゆる中核犯罪全般に対する処罰規定を持つ法律がありません。
こうした犯罪に直面した場合、適切に対処することができないのです。
 日本は長年、これらの犯罪は刑法で対処できるとしてきました。
私もかつては、そのように理解していた。
しかし、ICCでウクライナの事態などを担当して、刑法だけでは中核犯罪にまったく対応できないことを痛感させられました。
(『戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない』赤根智子 文春新書 2025年)
 たとえば、多くの市民が殺される戦争犯罪が起きたとします。
刑法では、個々の殺人にしか焦点を当てることができません。
本来、戦争状態にある社会全体を視野に入れて、これに責任がある者の罪を問わなくてはらないのに、それができないわけです。
 個々の殺人にしか焦点を当てられないのであれば、集団に対して行なわれるジェノサイド犯罪や人道に対する犯罪についても、きちんとしかるべき罪として位置づけることは不可能です。
 日本と異なり、ヨーロッパを中心とした多くの国では、中核犯罪の大部分について国内法に処罰規定を定めています。
また、国外で外国人同士のそうした犯罪が起きた場合でも、一定の条件があれば、自国で裁判を行えるような法整備がなされている。
日本の隣国である韓国でも、侵略犯罪を除く中核犯罪が特別法で国内法化されています。
日本の法整備は世界の基準からはかなり遅れていると感じます。
 国内法が整備された国では、捜査や裁判が実際に行なわれています。
たとえばドイツは、シリアのバッシャール・アル・アサド政権下で市民への拷問などに関わった人物を、人道に対する犯罪などの容疑で2019年に逮捕しています。
亡命を希望してドイツに入国していたところを逮捕したのです。
2022年に裁判所が終身刑を言い渡しています。
 ドイツは、ローマ規定を締約するのに合わせてそれまであった法を見直し、改めて国際刑法を制定する形で法整備を進めたと聞いています。
最初のうちは、「そのような事件もないのに法律をつくってどうするのか」という声もあったらしい。
しかし、きちんと法整備をしておいたおかげで、ICCの非締約国のシリアで起きた犯罪にも適切に対処することができたのです。
(『戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない』赤根智子 文春新書 2025年)

国際刑事裁判所に関するローマ規程」(外務省)

「国旗損壊罪」などという刑事法研究者から批判される法律よりも
「中核犯罪全般に対する処罰規定」を制定しなければならないはずなのに
それをしないのはイスラエルの首相を国賓として招待しようとしているかのようです。

「国旗損壊罪」は制定してはならない〟(刑事法研究者声明)
今朝の父の一枚です(^^)/

映像の世紀バタフライエフェクト「災害報道 挫折と葛藤の百年
気象キャスターの草分け的存在ともいわれる島川甲子三(きねぞう)さんの言葉、

天気予報はよく当たるようになったが
気象情報サービスなどに頼りすぎるのもよくない
一人ひとりが五感を働かせて
危険を察知できるようにしておくことが大切だ


 Chapter1 天気と気象
 09 経験的に天気の変化を予測する
 天気にまつわることわざが当たる理由


 空にまつわることわざは科学的に説明できる

「夕焼けの翌日は晴れ」「太陽や月に暈(かさ)ができたら天気は下り坂」など、天気のことわざはよく当たります。
このような天気のことわざや言い伝えを「観天望気(かんてんぼうき)」といい、昔の人は経験則をもとにこの方法で天気を予測し、子孫に言い伝えてきました。
 観天望気には空にまつわるものと、動物にまつわるものがあります。
動物にまつわるもののことわざはよく当たるものの、科学的にはまだはっきりと解明されていません。
ただ、空にまつわるものは、科学的に説明がつくものばかりです。
 ここでは、空にまつわる観天望気についていくつか根拠を説明していきます。

●「朝焼けは雨、夕焼けは晴れになる」(省略)
●「太陽や月のまわりに暈がでていると天気は下り坂」(省略)
●「雷が鳴れば梅雨が明ける」(省略)
(『今さら聞けない 気象の超基本』今井明子 朝日新聞出版 2025年)