2020年1月5日日曜日

風が冷たい朝

昨日までと違って風が冷たかったです。
帰る頃に頭の上は青空なのにパラッパラッと雨
黒い雲が遠くにあったので風に吹かれてきたのかな?
香山リカさんのTwitter

ふつうならリーダーの態度としてありえないけど、日本の場合、「ほら、なんの心配もないんだ」と人々を安心させる効果がある。
ウソでもいいから「大丈夫」と言ってほしい人たちのための総理大臣。
「治ります」しか言わないニセ医療みたいなものだ。


なるほどなぁ…
それと、ここで発信したらゴルフに行けなくなるから黙っていると思うなぁ。
それにゴルフ場は千葉県にあるらしいので台風被害の復興中なのにという批判も出るだろうし…
又吉直樹のヘウレーカ!「生き残れるのはどんなやつ?」(Eテレ 12月25日放送)
で講師をされた吉村仁さんのことが気になって図書室で本を探すと 
『生き残る生物 絶滅する生物』(絶版?)という泰中啓一さんとの共著を見つけました。
その中から「生物はいいかげんさこそが重要」を転記しますφ(..)
首相は国民に対して「いいかげん」だから長期にわたって居座っているのかな?
本に書かれていることとは真逆だと思うのだけどなぁ…
生物はいいかげんさこそが重要
●進化の目標

 生物は、どんな目標に向かって進化を遂げているのでしょうか?
 たとえば企業ならば、利潤の追求を主目的として成長していきます。
利潤追求を最大にするためには、儲け至上主義、効率追求、コスト削減だけでは不十分です。
品質向上、法令順守(コンプライアンス)、消費者のイメージ向上、地球環境への配慮、社会への貢献、従業員の心のケア、他企業との信頼関係、緊急事態への対策など、無視できない多くの要因があるでしょう。
(『生き残る生物 絶滅する生物』泰中啓一 吉村仁 日本実業出版社 2007年)
 それに対して生物の場合は、適応度の最大化を主目的として進化していきます。
適応度とは、次世代に残す子孫の数のことです。
これは、生存率と繁殖率とを掛けることによって得られます。
 子孫をたくさん残すものが生き残り、少ないものは絶滅します。
生き残るためには、どのようなことをするのが最も都合がよいかは、計算によって求めることができます。
これを「最適化の理論」といいます。
 進化を学ぶことによって、驚くほど多様で謎めいた最適化を発見することができます。
最適化のために、無視できない多くの要因があるからです。
●「いいかげんさ」の重要性
 地球上には多様な生物が存在しています。
これらは、すべて長い最適化のプロセスを経てきています。
言い換えれば、現在の生物は最適化された「適応系」なのであり、たくさんの生物がそれぞれ最適なのです。
 通常、「最適化」というと、生き残るために最もよい基準を、ひとつだけ選び出すように思われがちです。
それでは、なぜ地球上にはこれほど多くの生物種が存在しているのでしょうか?
 おそらく、最適化にはたくさんの基準があるからでしょう。
ある基準から見ると最適であっても、別の基準から見ると、「ムダ」「いいかげん」となるかもしれません。
もし生物(適応系)が、ひとつの最適化基準しかもっていないならば、環境が変動したとき、その適応系はたちまち破綻し、生物種はほんの少しだけになってしまいます。
「ムダ」は、生物が絶滅を免れるために必要な要素です。
 例としてアリの最適経路探索の話をしましょう。
忠実な働きアリだけでは、エサへの最短経路の発見は困難です。
すわなち、「かしこい」アリだけでは、かえって非効率になってしまうということです。
これは、上司の命令に従う忠実な部下だけでは会社がうまくいかないのと同じです。
働きアリの中に含まれる「いいかげん」な部分が、アリがエサへの最短経路を発見するうえで決定的な役割を果たすのです。
(『生き残る生物 絶滅する生物』泰中啓一 吉村仁 日本実業出版社 2007年)
石森愛彦さんのイラストが理解を助けてくれます(*´▽`*)
転記しながら思い出していた記事が
「復活!“猛獣使い”が率いるホンダF1チーム」(NHK)
記事の中にあったのが

浅木さんは、「上司の言うことを聞かない」、「自分の好きなことはやるが、嫌なことはやらない」タイプのエンジニアのことを“猛獣”と呼ぶという。
この“猛獣”たちがカギになると考えている。


今の政府には猛獣はいるのかな?
長期政権というけど、アメリカに従属するための歳月だったし
これからもアメリカのご機嫌を伺い続けるのだろうな…
消費税はアメリカへの献金となって消えるどころか
足りないので医療費や福祉・介護費、教育・研究費などは削減される。
それに中村哲さんのような犠牲者がこれからも出ると思う。
次は中東に派遣される自衛隊員なんだろうか?
今朝の父の一枚です(^^)v
シジュウカラを写していました。
小枝が邪魔で写すのに苦労していたと思います。