2019年5月7日火曜日

ひんやりとした朝

青空でひんやりとした風が吹いていました。
連休明けで会社や学校へ行くのが億劫な人がいたと思います。
こんなときはEテレ0655の『のりこえるの歌』(真心ブラザーズ)
ピッタリだと思うな…
CD「2355/0655 ソングBest!」に収録されているようです♪

無職の私は、毎日が日曜日ですが…
朝は、どこか体調のことで不安になる
そのためリハビリをさぼりたいなぁと毎日思ってしまう…
でも、歩いていると来てよかったなと思います。
カルガモの親子を見て、
来園しているみなさんと
子ガモ(現在4羽)が元気なのを見てホッとしています。
2019年 カルガモ・サバイバル調査」(認定NPO法人 バードリサーチ)
池上彰さんの「ニュースの見方を考えよう」の続きを転記しますφ(..)
 テレビ局は、視聴率を気にしています。
民放では、
視聴率が高いとスポンサーからの広告料がたくさん入ってくるし、
どのテレビ局だって、
なるべく多くの人に見てもらおうと考えますから、
視聴率を意識します。
 それでもニュース番組に関しては、
以前は視聴率のことをあまり考えませんでした。
そもそも「ニュースは視聴率が低いもの」と考えられていたので、
視聴率を意識しないで番組を作っていたのです。
放送局の社会的責任としてニュース番組も流すけれど、
視聴率は高くないから、もうかるものではない、
と割り切っていたのです。
(『新編 新しい国語1』東京書籍 平成28年版)
 ところが最近は、ニュースの視聴率が高くなってきました。
民放各局は、
「ニュースでもお金になる。」と考えるようになったのです。
そうなると、「高い視聴率が取れるニュース番組を作れ。」ということになってきます。
 そこで、ニュースの冒頭に、ショッキングな映像が出てきたきたり、
かわいい動物の姿が紹介されたり、
「行列のできるラーメン店」の特集が行われたり、
ということになってきました。
本当の意味ではたいしたニュースでないものでも、
「視聴者が飛びつきそうなもの」を優先的に放送するようになってきたのです。
 なかには、視聴者におもしろく見てもらおうと考えて、
「うそではないけれど、ちょっと誇張した」内容が交ることもあります。
大げさなコメントとともに、はでな音楽がバックに流れることもあります。
 つまり、ニュースも演出されているのです。
 私たちが、ふだん何気なく見ているテレビのニュース。
実はそれらも、制作者が意図やねらいを持って編集したものだということが、
お分かりいただけたと思います。
 そうしたニュースを、そのまま信じてしまわないで、
「どうして、このニュースから伝えるんだろう。」
「こんな表現、本当かな」などと考えながら見る習慣を、
少しずつ身につけてほしいと思うのです。
 そして、テレビのキャスターやコメンテーターの発言も、
「そんなふうに考えていいのかな。」と疑問に思いながら聞く。
そんなことを心がけてください。
あるいは、「自分だったら、どんなコメントをするだろう。」と考えて、
キャスターやコメンテーターと競い合ってみるのです。
ときには、新聞やインターネットなどで、
同じニュースについてどのように伝えられたり論じられたりしているかを、
調べてみるとよいでしょう。
  ニュースの受け手でいるだけでなく、ニュースを自分なりに判断していく。
これが、いずれ社会人になるあなたにとってだいじなことだと思うのです。

 出典 本書のための書き下ろし
(『新編 新しい国語1』東京書籍 平成28年版)
今月の100分de名著は「平家物語」ですね!
今回の講師の安田登さんは、朗読は薩摩琵琶との共演をされています♪
100分de名著:5月『平家物語』(2)朗読の収録」(安田登さんのblog)