2022年10月7日金曜日

雨が冷たくなりました

雨が降ると一気に季節が秋から冬になりそう…

近畿 断続的に雨 寒気の影響で7日午後も気温上がらず」(関西NHK)
ロシア研究家 “市民の抵抗によりプーチン政権の終えんも”」(NHK)

カレールダンコース氏は
「ロシアでは、変革はいつも底辺からの騒乱によって始まったことを歴史は教えてくれる。
軍事侵攻が始まった時からこれはプーチン氏にとって終わりの始まりになると思っていた」
と述べ、こうした市民の抵抗が大きなうねりとなり、プーチン政権の終えんにつながりかねないと指摘しました。


確かに、これまでロシアは、国民の騒乱で革命や変革が起きています。
それを知っているからプーチン大統領は、抗議活動を徹底的に鎮圧してきた。

「欧州政治共同体」が初会合 対ロシアで団結〟(AFP)
江川紹子さんのTwitterに

ナニヲイマサラ… 
連合会長、自ら参列も国葬を批判 「1強政治のおごり」 | 毎日新聞

いろいろ言葉を書き連ねるよりも「ナニヲイマサラ…」だよね!

現役の時は、連合の組合員だったので
連合会長の共産党への拒否感はわかる。
でもね…
芳野友子・連合会長に内部から不満噴出 関係者は「このまま会長を続けたら連合はバラバラになる」〟(デイリー新潮 5月25日)
国葬への疑問の方が強い!

このままだと連合は分裂して
以前の「総評」「同盟」の時代に逆戻りして分裂してしまうなぁ…
民社・同盟系の動向がかぎ 連合と右派運動」(中島岳志 東京新聞 2019年5月23日)
昨日転記した
 「巻第二十九 人(ひと)に知(し)られぬ女盗人(おんなぬすびと)の語(こと) 第三」の続きです( ..)φ
(「たしか」は変換できませんでいた<忄+遣>)

 此様(かよう)に為(す)る程に、乏(ともし)き事無くて、二十日許(はつかばかり)有て、女、男に云ふ様(よう)、「思ひ不懸(かけ)ず、泛(あだ)なる宿世(しゅくせ)の様(よう)なれども、可燃(さるべ)くてこそは此(かく)ても御(おわ)すらめ。然れば、生(いく)とも死(しぬ)とも、我が云はむ事はよも不辞(いなび)じな」と。
男、「実(まこと)に今は、生(いけ)むとも殺さむとも、只御心(みこころ)也」と云ければ、女、「糸喜(いとうれし)く思(おもい)たりけり」と云て、物食ひ拈(したた)めなどして、昼は常の事なれば人も無くて有ける程に、男を、「去来(いぎ)」と云て、奥に別也(べちなり)ける屋(や)に将行(いてゆき)て、此の男を、髪に縄を付(つけ)て、幡物(はたもの)と云ふ物に寄せて、背を□出(いだ)させて、足を結曲(ゆいかが)めて拈置(したためおき)て、女は烏帽子(えぼし)をし水旱袴(すいかんはかま)を着て、引編(ひきかたぬぎ)て、笞(しもと)を以て男の背を、たしかに八十度打てけり。
(『今昔物語集 本朝部(下)』池上洵一編 岩波文庫 2001年)
(さ)て、「何(いか)が思(おぼ)ゆる」と男に問ければ、男、「気(け)しくは非(あら)ず」と答へければ、女、「然(さ)ればよ」と云て、竈(かまど)の土を立(たて)て呑(のま)せ、吉(よ)き酢を呑せて、土を吉く掃(はらい)て臥(ふ)せて、一時許(ひとときばかり)有て引起(ひきおこ)して、例(れい)の如くに成(なり)にければ、其の後(のち)は、例よりは食物(くいもの)を吉くして持来(もてき)たり。
 吉々(よくよ)く労(いた)はりて、三日許(ばかり)を隔(へだて)て杖目(つえめ)おろ愈(いゆ)る程(ほ)どに、前(さき)の所に将行(いてゆき)て、亦同じ様(よう)に幡物(はたもの)に寄せて、本(もと)の杖目打(うち)ければ、杖目に随(したがい)て血走り肉乱(ししみだれ)けるを、八十度打(うち)てけり。
(さ)て、「堪(たえ)ぬべしや」と問(とい)ければ、男、聊(いささか)気色(けしき)も不替(かえ)で、「堪(たえ)ぬべし」と答へければ、此の度(たび)は初(はじめ)よりも讃(ほ)め感じて、吉く労(いたわり)て、亦四五日許(ばかり)有て、亦同様(おなじよう)に打けるに、其れにも尚同様(なおおなじよう)に、「堪ぬべし」と云ければ、引返して腹を打てけり。
其れにも尚、「事にも非(あら)ず」と云ければ、艶(えもいわ)ず讃め感じて、日来(ひごろ)吉く労(いたわり)て、杖目既に愈畢(いえはて)て後、夕暮方に、墨き水旱袴と、清気なる弓、胡録(やなぐい)・脛巾(はばき)・藁沓(わらぐつ)などを取出して、着せ拈(したた)めつ。
 然(さ)て教ふる様(よう)、「此(ここ)より蓼中(たでなか)の御門(みかど)に行て、忍(しのび)やかに弦打(つるうち)をせよ。然(さ)らば、人亦弦打をせむ物ぞ。亦□を吹かば、亦□吹かむ者有らむずらむ。其(そこ)に歩(あゆ)び寄らせ、「此(こ)は誰(た)そ」と問はむずらむ。然らば、只、「侍り」と答へよ。然(さ)て、将行(いてゆ)かむ所に行て、云はむに随(したがい)て、立てむ所に立(たち)て、人などの出来(いでき)て妨(さまた)けむ所を吉く防(ふせ)け。然て其れより船岳(ふなおか)の許(もと)に行(ゆき)てぞ、物は沙汰(さた)せむとすらむ。其れに、取らせむ物な努々不取(ゆめゆめとり)そ」と、吉々(よくよ)く教へ立(たて)て遣(やり)つ。
 男、教へけるまゝに行たりければ、云ける様(よう)に呼び寄せてけり。
見ければ、只同様(おなじよう)なる者二十人許立(ばかりたち)たり。
其れに差去(さしのき)て、色白(しろ)らかなり男の小さやかなる、立(たち)たり。
其れには皆畏(かしこ)まりたる気色にてぞ有ける。
其の外(ほか)に、下衆(げす)ぞ二三十人許(ばかり)有ける。
(そこ)にて云ひ沙汰して、搔烈(かきつれ)て京の内に入て、大き也ける家に入らむとて、二十人許(ばかり)人を、此彼(ここかし)この煩(わずら)はしと思(おぼ)えける人の家々の門に、二三人づゝ立(たて)て、残(のこり)は皆其の家に入ぬ。
「此の男をば試(こころみ)む」とし思(おもい)ければ、中に煩はしき家の門に人を立(たて)たりけるに、加へてけり。
(そこ)より人出来(いでこ)むとてして防(ふせき)て射けれども、吉く戦て射取(いとり)などして、方々也(かたかたなり)ける者共の翔(ふるまい)をも、皆吉く見てけり。
(さ)て物取畢(とりはて)て、船岳の許(もと)に行て物共分(わか)ちけるに、此の男に取(とら)せければ、男、「我れは物の要(よう)も不侍(はべら)ず。只、此様(かよう)に習はむとて参つる也」と云て不取(とら)ざりければ、首(かしら)と思(おぼ)しくて去(のき)て立てりける者、請思(うけおもい)たりけり。
(さ)て皆、各(おのおの)別れ去(さり)にけり。
(『今昔物語集 本朝部(下)』池上洵一編 岩波文庫 2001年)

…つづく…
今朝の父の一枚です(^^)/
父に雨が降っているけどどうする?
と聞くと行くと言ったので出かけました。
雨が降っていて空が暗い…

 鵙(もず)
  鵙の高音(たかね)・鵙日和(もずびより)・鵙の晴(はれ)・百舌鳥・伯労鳥(もず)・赤鵙(あかもず)・児鵙(ちごもず)・大鵙(おおもず)・虎鵙(とらもず)

 秋に原野や人家付近に独棲し、木の頂きにとまって尾を上下に動かしながら、キーイッ、キーイッ、キイキイキイと鋭い声で鳴く。
その鳴声が引きしまうような澄んだ秋の大気と通ずるので、鵙日和・鵙の晴などと用いている。
羽色は、頭は栗色、背は灰色、翼は黒褐色で、翼の中央に一つの白斑がある。
小鳥ながら肉食貪欲である。
「百舌鳥」「伯労鳥」とも書く。
ふつうの鵙のほかに、赤鵙・児鵙・大鵙などの種類がある。
児鵙は虎鵙ともいう。
「秋の野の尾花が末(うれ)に鳴く百舌鳥の声聞くらむか片待つ吾妹(わぎも)」作者不詳(『万葉集』巻十秋雑)、「春されば百舌鳥の草潜(くさぐ)き見えずとも吾は見遣(みや)らむ君が辺りをば」同(同春相聞)などと詠まれている。
この「百舌鳥の草潜き」は後世、鵙の草茎(くさぐき)とも書き、鵙の早贄(はやにえ)、鵙の磔刑餌(はりつけえ)、鵙の沓直(くつで)のことと取っているが、これは万葉の歌の誤解によるもので、「草ぐき」とは草に潜(くぐ)るの意で、この上二句は「見えず」の序詞(じょし)である。
この歌の後、「見えぬ」の意味で用いるようになった。
…後略…
(『基本季語五〇〇選』山本健吉 講談社学術文庫 1989年)