2022年8月5日金曜日

鳴りだすまえに…

昨日よりも気温が少し低いはずなのに
蒸し風呂に入っているような…
空が次第に暗くなり雨が降りそうだなと思っていたけど公園にいる間は大丈夫でした。
帰りに買い物をしている間にパラパラと降り出した。
家に帰りつくとゴロゴロと鳴りだしました。
大阪と違って…

中国地方などで猛烈な雨 土砂災害などに厳重警戒 安全の確保を」(NHK)
昨日紹介した
新潟大学医学部小児科学教室のツイートに

【定期】
赤ちゃんはビタミンKが足りなくなりがちです
ビタミンK不足だと腸や脳で出血を起こし、亡くなったり、重い後遺症を残したりするリスクが高いです
そのため、赤ちゃんはビタミンKを補充してあげる必要があります
それが"ケイツーシロップ"です
これにより重大な出血が激減しています

画像1、 画像2
Q54 雷を含むことわざはどういうものがあるの? 鴨川仁

 中国の古典に記された内容が元になってできた教訓の言葉である故事成語、科学的根拠がなくても長年の経験や知恵を表す俗信、教訓に風刺や皮肉が含まれることもあることわざ、同様に伝承されていることば遊び、日常の行動や物事の状態を表し慣用句には「雷」が含まれることは多々あります。
ある調査によると約4万3000収録されている故事俗信ことわざ辞典には約70もの雷を含む言葉があり、地震・津波の約2倍、雨の8分の1ぐらいの用語数があったとのことです。
(『雷の疑問56』鴨川仁・吉田智・森本建志 成山堂書店 2021年)
 長い間「雷」を含むこれらの言葉で日常において頻繁に使われているものは、「地震・雷・火事・親父」ではないでしょうか。
世の中で怖いものを順に並べたものですが、父親をイクメンなどと呼ぶこともある現代では、火事の次に怖いものという風習はなくなりつつあります。
しかし、この言葉が使われていた江戸時代では封建的な家父長制度での父親の位置づけは高く威厳があるものだったでしょう(図54-1<省略、以下同じ>)。
なお親父は「やまじ(台風)」が変化したものという説が近年でてきたようですが、文献の存在も不明瞭であるため信憑性は低いとみられています。
この言葉は、人間が感じる怖さを表していますが、参考までに、災害の規模を知るために死者数を比較してみます(図54-2)。
国が発行する各種白書によれば、地震(津波も含む)、雷、火事による死者は、火事が一番多く、地震・津波も甚大なる災害です。
それに比べると現代における落雷による死者は桁違いに少ないようです。
 故事における四字熟語にもしばしば「雷」が見うけられます。
「疾風迅雷(しっぷうじんらい)」は、激しく素早いさまを意味します。
速く激しく吹く風の意味の疾風、激しい雷の意味の迅雷という言葉で構成されています。
そのほか、「付和雷同(ふわらいどう)」も日常で使われる言葉です。
意味は、自分のはっきりした意見や主張がなく、軽々しく他人の意見に同調することです。
「付和」とは、定見なく他人につき従うことの意味、「雷同」とは、雷が鳴るとそれに応じて物が動くように、他人の意見に同調することの意味です。
 このように雷の激しさ、瞬時の現象を日常の言葉として取り込むだけでなく、雷の現象そのものを表すことがあります。
「雷三日(かみなりみっか)」は、夏に雷が発生すると、3日ほど続くということです。
夏の雷では、寒気が上空に入ると、日射により地面が熱せられて、上空との大きな温度差が生じ、大気の状態が不安定になります。
このような寒気は、数日続くことがあるため、雷が3日続くといった現象が見られるものです。
「春雷(しゅんらい<四月雷>)は日照りのもと」ということわざは、春先の4月(新暦の5月)ごろに雷が多いと、その年の夏は日照りになると信じられているものです。
この時期に発生する雷は、低気圧に伴う寒冷前線や梅雨前線が移動する時に大気の状態が不安定になることで発生する雷のことをいいます。
この時期の雷が多く発生する時は前線の発達が活発であり、太平洋高気圧が早く張り出してきてしまうことで、梅雨明けが早いないしは空梅雨になりやすくなるということで理解できます。
これらのことわざには経験だけでなく科学的な裏付けが現代でできるようなものであり、ことわざの意義がよくわかるものでしょう。
 最後に、「青天(せいてん)の霹靂(へきれき)」を紹介しましょう。
霹靂は雷を示します。
つまり、晴天時の空に突然起こる雷を表しています(巻頭カラー口絵1)。
現在では、一般には思いがけない突発的な事変を意味するようになりました。
(『雷の疑問56』鴨川仁・吉田智・森本建志 成山堂書店 2021年)

祈りの地 松島 雨を乞い 幸せを願う」(みちしる)
今朝の父の一枚です(^^)/

トチノキ ムクロジ科

 トチノキは、教科書にも出てくる『モチモチの木』のモデルの木です。
トチの実を見たら、「おいしそうな栗」と思う人がほとんどです。
しかしそのままかじると、とんでもなく苦く思わず吐き出します。
トチの実は丸くて、クリの尖ったオツムがありません。
栃餅はこの実を水でさらしたり、灰をつけたりしてアクを抜き、もち米と一緒についたものです。
作るのにとても手間がかかります。
縄文時代の遺跡からも貯蔵されたトチの実が出土しています。
たぶん昔の人は「こんなにうまそうなのに、何で食べられないの?」と試行錯誤したに違いありません。
これがまずそうな実なら、そこまで手間をかけない気がします。
…後略…
(『散歩が楽しくなる 樹の手帳』岩谷美苗 東京書籍 2017年)

栃餅 代々伝わる里山の味」(山形県鶴岡市 みちしる)

山形 田麦俣の冬 先人の知恵に守られた里」(みちしる)