2020年2月25日火曜日

花が咲き出した(^^♪

午後から公園にやってくると桃の花が咲き出していました(^^♪
今日もぎっくり腰の余波がきついので50mmマクロレンズでの撮影だけど(^^ゞ
他にも早過ぎると思うけどクサイチゴも咲いていました。
ユキヤナギも今まではポツポツと咲いていただけだったけど、白い花が目立ってきました。
受験生も実力を発揮して花を咲かせてください!

国公立大学2次試験始まる 受験生に新型ウイルス対策呼びかけ」(NHK)
午前中は、いつも父と妹と三人で買い物に行くのだけど
父が昨日から花粉症でクシャミをしている。
父に「今、咳やクシャミをすると誤解されるので買物はやめとき」と言うと
今までしたら、たいしたことないと言っていたのですが、家で留守番をしてくれました。
父は、私や妹よりもマスクをキチンとしています。
それでも花粉症でクシャミを連発しています。
花粉よりさらに小さいウイルスは、マスクで感染を防ぐというよりも
人に感染させるのを少しでも防ぐためのエチケットとして考えた方がいいと思います。
花粉は顕微鏡などで見ることができますが、ウイルスは電子顕微鏡でないと見ることができない。

舞う スギ花粉の秘密」(ミクロワールド 動画)

国立感染症研究所で分離に成功した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真」(国立感染症研究所)

横尾忠則さんのTwitterにあるように

自己防衛するしかない状態になってますね。
政府は後手後手に廻っています。
国の対策を待っていたら、手遅れですね。
自分を守るのは自分しかないところまで来ている気がします。


新型コロナウイルス 政府 対策基本方針を決定」(NHK)

「初期症状は軽いかぜと同じ 感染疑えなかった」診察した医師〟(NHK)
公式発表の患者数が少ないと思います。
検査を希望しても受け付けてくれないことが多いようですし…

韓国 感染者977人に ムン大統領 感染者集中の南部訪問」(NHK)
テレビに映るのが好きな日本の首相もこれくらいのことはしてもいいはず!
訪問されても3分ほどで逃げてしまうと思うけど…
午後0時13分から同32分まで、新型コロナウイルス感染症対策本部。」(時事ドットコム 首相動静2月25日
と対策会議に出席された時間は20分程。
(閣議も午前7時32分から同40分まで)
テレビに映ればいいということですね。
昨夜の100分de名著「ヴァーツラフ・ハヴェルの『力なき者たちの力』」は、
第4回 言葉の力」(最終回)でした。

今の日本の政府は、嘘にウソを塗り重ねています。
法律も恣意的に解釈している。
検事長の定年延長「口頭決裁も正式な決裁」森法相〟(NHK)
文章化するとやばいのでしょう、証拠として残りますしね!
東京高検の黒川検事長の定年延長問題 検事正の乱「国民からの信頼が損なわれる」〟(AERAdot.)
大統領としての言葉
 ハヴェルは、1989年12月29日、大統領に就任し、年が明けた1990年1月1日、大統領として、国民に向けて年頭のあいさつを行ないました。
 あいさつは、こんな風に始まります。

 親愛なる市民の皆様、
 みなさんは40年というもの、この日に私の前任者の口からいろいろ違った形で同じことをきかされてきました。
いかにわが国が発展しているか、われわれが何百万トンの鋼鉄を増産したか、われわれがいかに幸福であり、いかに自分の政府を信じ、どのような素晴らしい前途がわれわれの前に拓けているかをきかされてきました。
 みなさんが私にこの職務につくように提案されたのは、私もまた嘘をつくようにというためではないと信じます。
 わが国土は繁栄していません。 (「新年あいさつ」1990年、著者訳)

 ハヴェルが大統領になって最初にしたことは、嘘をつかないことでした。
……後略……
(「ヴァーツラフ・ハヴェル『力なき者たちの力』」 阿部 賢一 NHK出版 2020年)
20年以上も前に出版された『現代の感染症
はじめに」書かれているように、いまの状況は、政府の「おごり」、
首相への忖度が招いた結果だと思います。

はじめに
 サルファ剤や抗生物質などの治療薬の発見、およびワクチンの開発によって、日本をはじめ先進諸国では感染症をほぼ克服できたように思っていました。
しかし、開発途上国ではいまでも感染症による多数の犠牲者が出ています。
一例をあげれば、マラリアだけでも日本の年間出生者数の2倍以上にあたる約250万人が全世界で死亡しています。
(『現代の感染症』相川正道、永倉貢一 岩波新書 1997年)
 日本では、お茶の間にいながら、地球の裏側でおきたできごとさえも瞬時に知ることができます。
湾岸戦争では、バクダッドの軍事目標に打ちこまれるミサイルが実況中継されました。
3年後の1994年、「人食いバクテリア」の報道が各国にを飛びかいました。
95年にはエボラ出血熱がアフリカ・ザイールで集団発生し、多くのヒトが亡くなりました。
死亡率の高い、聞いたこともない感染症の出現に、世界中が恐怖のどん底におちいりました。
同じく95年、イギリスでウシの狂牛病から感染したと思われる新型クロイツフェルト・ヤコブ病が出現しました。
世界はパニックになり、牛肉やハンバーガーの売り上げが落ちました。
情報がいち早くもたらされるかわりに、その情報に振りまわされているようにも思えてなりません。
 衛生的で安全だと思われていた日本でも、いろいろな感染症の集団発生が新聞などをにぎわしています。
96年だけにかぎっても、病原性大腸菌O(オー)157の学校給食をつうじた集団的大発生、クリプトスポリジウム原虫による町営水道汚染、レジオネラ菌の院内感染など、数えあげればきりがありません。
 「検査・診断技術がすすんだので発見された」「病原体がその性質を変化させて集団発生がおきた」「日本人の病気にたいする抵抗力が低下した」「いや、細菌テロだ」などいろいろいわれていますが、じっさいはどうなのでしょうか。
ともすれば日本人んは「喉元(のどもと)過ぎれば……」の感がありますが、どうしてこれらの感染症が発生したのか、またなぜ集団発生し、大量の死者が出たのか原因をいま教訓にしておかないと、これらかの新たな感染症の出現に対処できないと思います。
 人類は400万年前の誕生以来、数々の感染症とたたかってきました。
人口が増えるたびにペストが襲い、もとの人口にもどるまでに300年を要しました。
ペストだけではありません。
人口が増えてくると、そのたびにいろいろな感染症がヨーロッパを襲いました。
チフス、マラリアなどです。

 その後、人類は知恵によって感染症による死亡者数を激減することに成功しました。
それ以外にも、感染症そのものを理解しようと努めてきました。
病原微生物や媒介者の発見、感染様式の特定、疫学的な解析などです。
先人たちの成果によって、感染症による犠牲者を減少させ、今日の20世紀の繁栄をもたらすことができたのです。

 人類が感染症とたたかい、地球上から撲滅できたのはただひとつ、天然痘(てんねんとう)だけです。
多くの感染症は先進国からなくなりましたが、開発途上国にはまだ残っているのです。
この20年間に約30種類の、いままで知られていない新しい感染症が私たちの前に出現しました。
従来からあった感染症も、時と場所あるいは姿や形を変えて、そして性質をより凶暴にして、新たな感染症としてあらわれてきています。

 これらの新興感染症と再興感染症の流行は、人類の文明にたいする挑戦だと思います。
その挑戦は人類の「おごり」にたいするものであり、人類の行動に警告を発しているのです。
人類を滅亡に追いこむ因子といっても過言ではないかもしれません。
感染症とのたたかいに勝たなければ、文明の終わり、すなわち人類の滅亡を意味するからです。
感染症とたたかうといことは、病原体を知り、病原体のまきかえしに備え、いかに感染症による犠牲者を少なくするかということです。

 いっぽう、現代の医療技術は心筋梗塞(こうそく)やリウマチなど古くから知られていた病気に新しい病原体が関与していることをあばきつつあります。
プリオン病など、病原体による感染とはいえない感染症も出現しました。
いま感染症にたいする再認識が必要となってきています。
 本書は、このような観点から感染症を把握しようと書きはじめました。
感染症にかからないためには、どうするべきかを考えてみようと思いました。
……後略……
(『現代の感染症』相川正道、永倉貢一 岩波新書 1997年)