千林へ…

父の歯科通院の付き添いの後、
電車に乗って京阪「千林駅」にやってきました。

昨日、皮膚科で抜糸をしてもらって
切除した部分に異常はみられなかったと説明を受けました。
担当してくださった先生に長袖・長ズボンでも
マダニに侵入されるのですねとお聞きすると
ズボンの裾などに虫よけスプレーをしたら
効果があるかもしれないと教えてもらいました。
今まで虫よけスプレーを直接肌に吹きつけるのは
皮膚が弱いので避けていたのですが
ズボンや靴などでしたら不安なく吹きつけられるなと思いました。
この時期は、野山ではヤマビルが潜んでいます。
ヤマビルにも虫よけスプレーなどは効果があるようです。

「こっそり吸血　ヤマビルの秘密」
（動画、苦手な人はクリックしないように(^_-)…）

今日の目的は古書店で本を探すことです。
まず訪ねたのが「楠書店」
久しぶりに来ましたが、去年の地震の時、大丈夫だったのかな？
時々、お値打ちの本に出会うことがあります。
でも、今回は目的の本を見つけられなかった
埋もれているのかも…

もう一軒近くにあったのですが、閉店したみたいで分からなかった…
そして三軒目、道路を渡ろうとしたらシャッターが下りている…
閉店したのではとビックリしたけど定休日でした…
「尚文堂書店」（旭区大宮2丁目27-15）

父に千林に行くと話すと、買物を頼まれました。

近辺では「山下文具」にしか置いていないみたいです…

 父はこのボールペンが一番書きやすいそうです(^^)v

力餅食堂できつねうどんをいただきました。
以前の記事にも書きましたが
月に一度の楽しみだった(^^♪
今の子どもたちには、信じられないだろうな…

商店街の中の昔からの店が少なくなり
ここはどうかな？と思っていたけど
「クドーカメラ」（旭区清水2丁目21-11）
この店で初めて父にカメラを買ってもらった！

 今は、出番がないのですが
「コニカ EEマチック デラックス」
購入は「昭和42年11月2日」とカメラケースに書かれていました。

千林駅から向こう（大阪方面）に見えるのは森小路駅
前回は、森小路、千林、滝井などを歩いていますが
今回は、蒸し暑いので電車で帰りました(*´▽｀*)

Kazeは未読ですが(^^ゞ
この辺りを舞台にした小説があります。

　もう一人の焼け跡派に、野坂昭如（あきゆき）がいる。
神戸の空襲で戦災孤児となり、大阪や神戸の焼け跡の闇市を放浪した。
38年(1962)に発表した『エロ事師たち』で、人びとの関心を呼んだ。
エロ本やブルー・フィルムを作る連中が根城にしているのが、
旭区千林、森小路、大宮の界隈である。
戦後、焼け残った千林の商店街がすごくにぎわった。
その中から、スーパーダイエーが誕生する。
この長編は猥雑（わいざつ）と混乱の果てに、
性と人間への風刺をさぐる。
会話はもちろん、地の文にも自由に大阪弁を使った。
（『カラーブックス552　大阪文学散歩』大谷晃一　保育社　昭和56年）