2023年10月25日水曜日

予報通り

4時過ぎから雷鳴
4時半過ぎからあられまじりの冷たい雨が降り出して
4時50分位に虹も見られました。
(あまり広い範囲を写すと(^^ゞ…)
ところによっては

大阪で「ひょう」 近畿は大気不安定 突風や落雷などにも注意〟(関西NHK)

第2章 雨と雪のしくみ
 日本付近の雨はどのようにして降るか
 ●氷晶が落下しながら合体して大粒の雨に

 雲の粒は、氷晶過程で雪の結晶が成長することによって、小さめの雨粒の大きさにまで成長できます。
これが地上に落ちてくるまでに融ければ雨となるのです。
 しかし、大粒の雨の場合、昇華凝結によるものだけでなく、粒子どうしの衝突にさらなる成長過程が起こっています。
 昇華凝結の過程で大きくなった氷晶は、落下速度が大きくなって、雲の中に漂う小さな過冷却水滴の中を落下し始めます。
すると氷晶は、落下速度の小さい過冷却水滴の雲粒に追いついて衝突します。
このとき、過冷却水滴は一瞬で氷晶に凍り付きます。
 凍り付き方は、そのときの条件によって変わります。
温度が比較的高いときには、水滴は氷晶の表面に広がるようにして凍り付きますが、温度が低いときは水滴は丸い粒のまま凍り付き、金平糖(こんぺいとう)のような、いぼいぼのついた粒をつくります。
多数の過冷却水滴の雲粒を凍り付かせながら、急速に氷晶は大きくなります。
粒は直径5mm以下のときは「あられ(霰)」とよばれ、もっと大きいときは「ひょう(雹)」とよばれます。
大気の条件によっては、あられやひょうはそのまま地表に降ってきますが、途中で融けて地上に落ちてくると、大粒の雨となります。
…後略…
(『図解・気象学入門 改訂版』古川武彦、大木勇人 講談社 2023年)