2023年10月27日金曜日

午前中は青空

午前中は青空でした。
でも、遠くを見ると霞んでいました。
午後から天気が不安定になるとの予報。

買い物に出かけた4時過ぎ、大粒の雨
先日のように霰や雹は降らなかったけど冷たい雨でした。

近畿各地でひょう 大気不安定 28日にかけ突風や落雷も注意」(関西NHK)
今朝のニュースを見ていてビックリしたのは
38度の温泉で渋を抜く方法があるそうです。
焼酎で渋を抜くのは知っているけど
温泉は人間だけでなく柿にも効能(?)があるのですね!
紫尾温泉でのあおし柿作りは100年の歴史があるそうですが、
ここでも猛暑の影響がでているそうです。

温泉で渋柿の渋抜く「あおし柿」作り さつま町の紫尾温泉〟(鹿児島NHK 10月26日)
国連安保理 イスラエルとパレスチナが非難の応酬」(NHK 10月25日)
イスラエルはグテーレス事務総長の辞任を要求していますが、
10月17日の記事で紹介した


ホロコーストで犠牲になったユダヤ人と、イスラエルをつくったシオニストとは、別の存在だからです。
問題は、その「ホロコースト犠牲者の国」というイメージをイスラエル政府が外交戦略として徹底的に利用し、自国への批判を封じたり、ドイツなどから多額の補償金を得てきたことにあります。

(『ぼくの村は壁で囲まれた――パレスチナに生きる子どもたち』高橋真樹 現代書館 2017年)

まさにその姿をみる思いです。
高橋真樹さんの本にあったようにユダヤ人イコール、シオニストではありません。
ハマスがパレスチナ人の中で過激派であるとしたらシオニストはユダヤ人の過激派だと思う。
    13

  1989年5月31日


 入植者たちは、パレスチナ人へのとりしまりをさらにきびしくするよう、政府に求めています。
「それが実行されないならば、われわれ自身がおこなうまでだ」とさけびながら。
 2日前、武装した入植者の攻撃隊がアラブ人の村を襲撃し、16歳の少女を殺害しました。
「これは報復のひとつにすぎない」とかれらは言っています。
(『友だちになれたら、きっと。 イスラエルとパレスチナの少女の文通』ガリト・フィンク&メルヴェト・アクラム・シャーバーン作、リツァ・ブダリカ編、いぶき けい訳、長崎訓子絵 すずき出版 2007年)
 占領地にある最大のユダヤ人入植地アリエルで、アラブ人に対するとりしまりがきびしくなり、パレスチナ人は入植地に自由に出入りすることができなくなりました。
この地域で働いている人にかぎって出入りがゆるされますが、「外国人労働者」と書かれた白いバッジを身につけなればならないのです。
このやり方は、ホロコーストを思いおこさせ、人種差別だと非難の声があがり、イスラエルで論争になっています。
第二次世界大戦中、ドイツなどでは、ユダヤ人の目じるしとして、無理矢理「黄色い星」を身につけさせられたからです。
 しかし、入植者たちはそうした声に耳をかたむけようとはしません。
同じような「安全措置(あんぜんそち)」をつぎつぎと実行していくことを求めているのです。
(『友だちになれたら、きっと。 イスラエルとパレスチナの少女の文通』)
紹介した本は、

 この本を読む前に
イスラエル―パレスチナにどうして紛争がおこっているのか?


 この地は、かつてユダヤ人が国をつくって住んでいたことのある土地です。
ユダヤ人はその後、ローマ軍に追われ、2千年近くのあいだ、自分たちの国をもつことなく、世界中に離散して生活してきた。
しかし、ユダヤ人であるというだけで、差別され迫害をうけることがたびたびありました。
 ユダヤ人のなかには、1900年ごろから、自分たちの国ユダヤ人国家をつくろうという気運が盛りあがっていきます。
場所は、聖書に記されている約束の地、「エレツ・イスラエル」。
ユダヤ人がパレスチナの地を呼ぶときの名前です。
差別や迫害など、つらい思いをせずにくらせる場所を求めて、ユダヤ人たちは、ぞくぞくとこの地を目ざしました。
(『友だちになれたら、きっと。 イスラエルとパレスチナの少女の文通』)
 しかし、この地は、アラブ人をはじめ、さまざまな民族が入りまじって生活してきた土地でもあるのです。
アラブ人にとっても、聖地であり、先祖代だいくらしてきた大切な場所です。
この地にくらしてきたアラブ人は、国こそもたなかったものの、パレスチナ人として、独自の伝統と文化を築き、パレスチナの地を愛してきたのです。
 こうして、同じひとつの土地に住みたいと思っているユダヤ人たちとアラブ人たちのあいだで、対立が生まれるようになりました。
そこに、さまざまな国の勝手な思惑(おもわく)がからみ、事態は単純ではなくなっていたのです。
 1947年、国連総会で「パレスチナ分割案」が可決され、翌年、独立国家イスラエルが誕生します。
この分割案は、ユダヤ人たちの国イスラエルとアラブ人たちの国パレスチナの両方をつくるという案でしたが、そこでくらしてきたアラブ人たちにとっては不平等なものでした。
そのため、分割案をうけいれられないと拒否したのです。
 まわりのアラブ諸国は、同じアラブ人としてパレスチナのアラブ人を支持し、イスラエルと4度にわたり戦争(中東戦争)をします。
戦争のたびに、多くのアラブ人が難民にならざるをえませんでした。
この戦争は4度ともイスラエル側の勝利に終わり、イスラエルは、「パレスチナ分割案」でアラブ人の土地とされた地域までも占領してしまいます。
1987年、占領地の若者たちが立ちあがって抵抗をはじめました。
 イスラエルの少女ガリトと、パレスチナの少女のメルヴェト(ふたりとも実在の人物です)が文通をはじめたのは、ちょうどそんな時期、ユダヤ人とアラブ人が、どちらもイスラエルとパレスチナの平和を望みながら、対話の糸口すら見つけられないでいるころでした。

おもな登場人物
◎ガリト・フィンク……イスラエルの少女。ユダヤ人です。ヘブライ語を話します。文通をはじめたとき、12歳でした。
◎メルヴェト・アクラム・シャーバン……パレスチナの少女。アラブ人です。アラビア語を話します。文通をはじめたとき、12歳でした。
◎リツァ・ブダリカ……ガリトとメルヴェトの文通の記録をこの本にまとめた編者です。ギリシア生まれのベルギー人で、フランス語と英語を話します。
(『友だちになれたら、きっと。 イスラエルとパレスチナの少女の文通』ガリト・フィンク&メルヴェト・アクラム・シャーバーン作、リツァ・ブダリカ編、いぶき けい訳、長崎訓子絵 すずき出版 2007年)

こんな番組(15分)があります。
とどけ!ビサンの歌声(イスラエル)」(カラフル!~世界の子どもたち~)
イスラエル情報機関元トップが語る「ハマスを怪物にしたのは?」〟(NHK 10月24日)

イスラエル?パレスチナ?アメリカのとるべき立ち位置とは?」(NHK 10月26日)

イスラエル政府は情報機関で長官を務めたアミ・アヤロン氏と
パネッタ元国防長官のお二人の話に耳を傾けることができるかな?

 目には目を歯には歯を
  害を加えられたら、やられたのと同等の報復をすることのたとえ。


注釈】目をやられたら相手の目をつぶし、歯をやられたら相手の歯をへし折って仕返しする意。
古代バビロニアの『ハンムラビ法典』にあることばで、『旧約聖書』出エジプト記にも見られる。
キリストが「山上の垂訓」の中で引用し、この考えを否定したことで知られる。
「目には目、歯には歯」ともいう。
英語は An eye for an eye,and a tooth for a tooth.
(『用例でわかる故事ことわざ辞典』学研辞典編集部 2005年)
今朝の父の一枚です(^^)/
青空でモズを写せたと喜んでいました。

✤はやにえ」つづき

 モズの〝はやにえ〟というのは、大きな獲物を捕らえたとき、引きちぎって食べるために、いったん枝などに刺して固定してから、嘴で引き裂くためのもののようだ。
ナイフとフォークを使う西洋料理にたとえると、モズは、獲物を枝などに刺してフォークの代わりに固定し、鋭い嘴というナイフで切断するのである。
 一気に丸のみできないような大きな獲物の処理方法として、〝はやにえ〟に刺して固定し嘴で引き裂くという習性を獲得したともいえよう。
しかし、同時に、自分の縄張り内のあちこちにぶら下げておいた〝はやにえ〟は、エサ不足の深刻な冬季にあっては、結果的には、飢えをしのぐ貴重な食物になることも事実である。
(『都市鳥ウオッチング 平凡な鳥たちの平凡な生活』著:唐沢孝一、絵:薮内正幸 ブルーバックス 1992年)

モズの「はやにえ」については、
ダーウィンが来た!「“はやにえ”が恋に効く!モズ最新研究」(9月24日放送)
で、最新の研究成果が発表されていました。
午後から心臓リハビリでした。
トレッドミルで30分間歩くと1.94kmになりました。
公園でのリハビリ散歩と合わせて1万歩を超えました。
この時期、公園を歩いていてもあまり汗がでませんが
心臓リハビリでは、じんわりと汗をかくことができます。