2016年10月15日土曜日

行楽日和ですね(o^^o)

雲一つない秋日和(o^^o)
穂芒のひとつ折れしが吹かれゐる
(『しづ子』)

野菊摘み明日逢ふ母を思ひけり  野村久野
(『カラー図説 日本大歳時記[秋](旧版)』昭和57年)
蟷螂(かまきり)の黄いろく枯れて動かざるかかる命もみすぐしかねつ   吉野秀雄
(『日本の詩歌29』中央公論社
 「生きているよ!」
アオイトトンボ(アオイトトンボ科
シロチョウと言えばモンシロチョウとすぐに浮かぶのですが…

 雑木林の多かった日本には,もともとスジグロシロチョウがいた。
うす暗い林が畑に変わるとモンシロチョウがふえ,
畑が減ってビルが立ち並ぶと,スジグロシロチョウがふえる。
街の変化チョウたちの移り変わりには,関係があるようだ。

(『昆虫の不思議』三枝博幸監修・伊沢尚著/ナツメ社 2006年)
カエルの顔が…(*゜∀゜*)

錦木の赤い葉の散れば赤い実
(『山頭火大全』講談社 1991年)
 昨日,練習されていた場所に音響設備がセットされていました。
 かなしみに驕りおごりてつかれ來ぬ秋草のなかに身を投ぐるかな
(『若山牧水歌集』)
スズメバチの姿を見ることが多くなったな…
スズメバチを見て騒ぐと危険です。
スズメバチが攻撃してくるのには理由があります。
立秋はとっくに過ぎていますが…

けさ秋や瘧(おこり)の落ちたやうな空

けさ秋や―立秋頃の朝の感じ。
○おこり―マラリア熱の類。時を定め日を定めて,はげしい悪寒を伴って熱発するカンケツ熱。
おこる日をおこり日,癒すことを落とす,癒えることを落ちるという。
からりとした立秋頃の朝空を,おこりの落ちたさばさばした気分にたとえたのである。
昔は非常に多い病気であったから,たれにも,切実な実感をもって受け入れられたろう。
(『蕪村集 一茶集 日本古典文学大系58』
暉峻康隆 川島つゆ校注者/岩波書店 1959年)
よく似た色ですが可愛い(^。^)
ハクセキレイ
カナリーヤシ(ヤシ科)
カマキリが狙っているのは
 ウラナミシジミのようです。

今度は,カマキリが低い姿勢になって警戒している様子
視線の先にいたのが
ニホンカナヘビ(爬虫類
眩しいのかな?目を閉じた(o^^o)
カナヘビの目を見て可愛いと思うのですが,蛇の目は怖いなと思います。
その理由を吉野裕子さんの著書から引用すると

その生態の中でも,ことに顕著な特徴をなしているのは,その「目」である。
 蛇の目にはマブタがないため,その目は常時,開き放しで,まばたくということがない。
この「マバタキ」のないことは蛇の目の特徴で,他の爬虫類にはみられないのである。
そこでこの「マバタキ」のない蛇の目に出会うと,
人間はじっと蛇から睨(にら)みつけられているように思う。
その結果,蛇の目は特に「光るもの」として受け取られ,
古代日本人の感覚に対して,蛇の目は非常に訴えるものがあったのである。

(『蛇 日本の蛇信仰』)
 下から見ているので分からないですが…
10月にムシクイを見かけたら,ほとんどがメボソムシクイとみて良い。
(『鳥のおもしろ私生活』)
という記述と
「ジュリ,ジュリ,ジュリ,ジュリ」(地鳴き)と聞こえたのでメボソムシクイのようです。
オンブバッタのカップルに出会いました(*´∀`*)

 ハトの場合は,食道の部分で,ミルクをつくり出すのです。
組成は,タンパク質と脂肪,必須アミノ酸を含んだ粥状のものです。
哺乳類のミルクに比べて,糖分が少なめという違いはありますが,組成は似ています。
どうやってミルクをつくり出しているかというと,自分で食べた物を消化・分解して,
食道の一部の細胞からミルクとして分泌する,
あるいは細胞ごと剥離したものをヒナに与えるのです。
これはピジョンミルクと呼ばれています。
哺乳類では,基本的にメスしか出せないミルクですが,ハトの場合は,オスも出せます。

(『身近な鳥の生活図鑑』)

ツマグロヒョウモン