2023年11月10日金曜日

雨だったけど

雨が降っていましたが出かけました。
今夜から気温が下がり、明日は、地域によっては、雪が降るみたいです。
こんなに気温が乱高下すると体調を崩しやすいです。

水曜日に父が、木曜日に妹がインフルエンザワクチンを接種しましたが
子どもたちが多かったそうです(インフルエンザ?)。
インフルエンザ患者数 引き続き増加 1医療機関当たり21.13人」(NHK)
豆知識①

立冬の初候の言葉「山茶始めて開く」では‘山茶’を‘つばき’と読んでいる。
しかしツバキといえば‘椿’と書くのが普通であり、早春に咲く花のイメージがあって、春の季語にもなっている。
ここでの‘山茶’はツバキではなくサザンカを指しているとするのが通説のようだ。
サザンカは漢字では‘山茶花’と書くが、これはツバキ類を総称した中国名である‘山茶’に由来している。
(『季節の生きもの観察手帖』NPO法人自然観察大学企画・編集 全国農村教育協会 2017年)
豆知識②

ツバキとサザンカは葉で見わけることもできる。
ツバキの葉脈は主脈・側脈とも明瞭で、光に透かすと白く抜けて見える。
一方、サザンカは葉脈の主脈は明瞭だが側脈は不明瞭で、光に透かしても白く抜けては見えない。
(『季節の生きもの観察手帖』NPO法人自然観察大学企画・編集 全国農村教育協会 2017年)
昨日、久しぶりにバラ園を通ったら咲いていました。
今朝も咲いていたので写したのが
‘スヴニール・ドゥ・アンネ・フランク’

1938年11月9日は
ドイツ 「水晶の夜事件」から85年で行事 イスラエル寄り反発も〟(NHK)
現在のイスラエル政府はユダヤ人を代表していません。

10月17日に転記した

コラム②なぜ「ホロコースト犠牲者の国」がパレスチナ人を迫害するのか?
(『ぼくの村は壁で囲まれた――パレスチナに生きる子どもたち』高橋真樹 現代書館 2017年)
 今日の「天声人語」

…前略…

▼差別と苦難の歴史をユダヤ人は歩んできた。
一つひとつが、人類として忘れてはならぬ記憶である。
だがいま、異なる民族を壁の中に閉じ込めて、報復の爆弾をその頭上に降らせているのは、果して誰か。
▼「パレスチナの人々はジェノサイド(集団殺害)の重大なリスクにさらされている」。
国連の専門家グループは先日、イスラエルがガザ地区へいの侵攻を続けていることに「深い不満」を表明した。
▼残念ながら、いまのところイスラエルは聞く耳を持っていない。
問題は政府であって、民族や国民がみな支持しているわけではあるまい。
だが暗澹(あんたん)たる気持ちになる。
圧倒的な悲劇を経てもなお、負の歴史を繰り返すのか。
▼林志弦(イムジヒヨン)著『犠牲者意識ナショナリズム』から言葉をひく。
「ぞっとするようなホロコーストからくむべき教訓は、私たちも犠牲者になりかねないということではなく、私たちも加害者になりうるという自覚だ」
2023・11・10
高校2年生の時に読んだ本
ルネッサンスや宗教改革の時期に、人は、これほどにまで残虐になれるのだということ知って戦慄を覚えました。

プロローグ──魔女旋風

…前略…

 1600年を中心の1世紀間はまさしく「魔女旋風」の期間であった。
この期間をピークとする魔女旋風は13世紀ごろのフランスから吹き始め、やがて全キリスト教国、つまり西ヨーロッパ全土を荒しまわり、17世紀末にその余波を新大陸アメリカに延ばした後急速におさまった。
(『魔女狩り』森島恒雄 岩波新書 1970年)
 こうして数万、数十万の魔女が絞殺され、あるいは絞殺された上で焼かれ、また生きながら焼き殺されていった。
ときには何十人もが束になっていちどきに……。
「魔女の処刑場は、おびただしく立ちならんでいる処刑柱で、まるで小さな林のようにみえた」と、1590年のドイツを旅した旅行者は書いている。
ジュネーヴでは3カ月間に500人(1513年)、トレーヴズ(ドイツ)では7000人が焼かれ、そのため二つの村は全滅し、別の二つの村では生き残る者女二人だけとなった(1580年代)。
ザクセンでは1日のうちに133人(1589年)、アルサスの町サン・アラマンでは1年間に200人以上(1596年)、ラブールでは4カ月間に600人(1609年)、ストラスブルクでは5000人(1615-55年)、ヴェルツブルクでは800人、バンベルクでは1500人……。
 これらの数字は、散在する残存記録の中から手当たりに拾い出した一部分に過ぎずそのほかイタリアでも、スペインでも、イングランドでも、スコットランドでも、ポーランドでも焼かれた。
最後は新大陸ニュー・イングランドにとび火した「セーレムの魔女」事件……。
 この迷信と残虐の魔女旋風が、中世前期の暗黒時代においてではなく、合理主義とヒューマニズムの旗色あざやかなルネサンスの最盛期において吹きまくったということ、しかもこの旋風の目の中に立ってこれを煽りたてた人たちが、無知蒙昧な町民百姓ではなく、歴代の法皇、国王、貴族、当代一流の大学者、裁判官、文化人であったということ、そしていまひとつ、魔女は久遠の昔から、どこの世界にいたにもかかわらず、このように教会や国家その他の公的権威と権力とが全国的に網の目を張りめぐらしたこの上なく組織的な魔女裁判によって魔女狩りが行われたのはキリスト教国以外にはなく、かつ、この時期(1600年をピークとする前後、3、4世紀間)に限られていたとうこと、――これはきわめて特徴的な事実ではあるまいか。
 魔女裁判の本質は、この「地域」と「時期」との関連の中にある。
(『魔女狩り』森島恒雄 岩波新書 1970年)
今朝の父の一枚です(^^)/
出かける前にかなり雨が降っているので散歩を中止しようかと聞いたら
風があまり吹いていないので出かけようと言いました。
空が雨で暗かったのですがモズを写すことができました。

✤ 求愛の行動」つづき

 ふだんは〝キィー、キィー〟と鋭い声で鳴いているのに、このときばかりは、〝キュルル、ピルルル……〟と浮きたつような軽やかな声で、小鳥がさえずるように鳴く。
しかも、いろいろな小鳥のさえずりをまねるのである。
ウグイスやメジロ、ヒバリ、オオヨシキリ、ホオジロ、コジュケイなどの鳴き声の一部を取込んで、替え歌をつくってメスにせまるのだ。
モズのことを漢字で〝百舌鳥〟と書くのは、一説には、いろいろな声を真似られるからだともいう。
それにしても、百舌鳥とは、政治家の二枚舌など及びもつかぬ舌の数である。
ともあれ、歌いながら踊り、踊りながら歌うといった、じつに激しいプロポーズを展開する。
若者たちがディスコで歌い、踊るにも通じるものがある。
 メスの方は、オスが言い寄ってくると、オスから逃げるように別の枝へと飛び移るが、もともと本気で逃げるつもりはない。
オスは、メスを追いかけて、さらに激しく説き伏せ行動を繰り返す。
…つづく…
(『都市鳥ウオッチング 平凡な鳥たちの平凡な生活』著:唐沢孝一、絵:薮内正幸 ブルーバックス 1992年)
午後から心臓リハビリ。
今日は、エルゴメーターを漕いでいる間、心電図を撮ってもらいました。
いつものことですが、何度もアラームが鳴りました…

30分で消費カロリーが23.88kcalでした。
病院に向ったときは、雨が止んでいたのに、帰るときには大雨になっていました。