2023年8月24日木曜日

雨は降ったけど…

夜中に雨が降ったみたいで水たまりができていました。
でも、風がほとんど吹かなくてまるで梅雨の蒸し暑さでした(;´Д`)
北海道の学校は、これまでクーラーは必要ないほどだったのに

記録的な暑さ 道内の学校では臨時休校など対応続く」(北海道NHK)
朝、スマホでニュースを見たときは、まだ不確実だったけど

プリゴジン氏が死亡か ロシアでジェット機墜落 撃墜の可能性も」(NHK)

反乱があったときにプリゴジン氏がなんら刑罰を受けないことに?と思ったけど
時間の問題だったのかもしれない。
ロシアは、政敵を暗殺や終身刑などにするのはスターリンの時代から変わらない。
 朝、ズーッと流れていたニュースが

北朝鮮 偵察衛星打ち上げ失敗 “10月に3回目行う”」(NHK)

打ち上げるたびに人民の食糧などの生命に関わる予算が削られていっているのだろう。
人々の抵抗する気力・体力を奪うために飢餓状態にしていると思ってしまう。
今日から
福島第一原発の処理水 海への放出を開始」(NHK)

福島第一原子力発電所事故が起きるまで
原発は「安全」で「安価」であると、原発に反対するのは非科学的だと非難されていました。
事故の処理や補償、そして使用済み核燃料を一時保管する「中間貯蔵施設」の問題もある。
将来、どれだけの経済的な負担がのしかかってくることか…
その負担は、これからの世代に丸投げになるのか?

中国電力「中間貯蔵施設」上関町民に調査内容など説明活動開始〟(山口NHK 8月23日)
ぼやいてばかりなので…(^^ゞ
書店に行くと
100分de名著 わたしと「名著」番組講師陣による特別エッセー
が、無料で配布されていました。
その中から

 古典の不思議に出会った瞬間  安田登(能楽師)

 「一日見(み)ざれば三月の如(ごと)し(一日不見如三月兮)」
 これは中国の古典、五経のひとつ『詩経(しきょう)』に載る詩句である。
恋人とたった一日会わないだけで、三か月も会っていないように気持ちになる、という意味だ。
 本書に出会ったのは中学生のときだった。
 小さな漁村で育った。
家から砂浜までは三歩。
目の前に海がある。
そこまで海に近いと本が腐る。
正確にいうと水分でふやける。
だからか、うちには本がなかった。
少なくとも子どもが読む本はなかった。
というか本なんて読んでいるひまはなかった。
本を読むひまがあったら泳いでいた。
走っていた。
遊んでいた。
 本を読むようになったのは中学生のときに付き合った女の子の影響だ。
彼女は年下だったが、読書家であり、そして物知りであった。
彼女の話を理解するために本を読み始めた。
彼女と一緒に、書店にも行くようになった。
 彼女との書店デートで見つけたのが本書、『詩経』だった。
何気なく手にした本書の中に「一日見ざれば三月の如し」という句を見つけて驚いた。
思春期の男子である。
毎日でも彼女に会いたい。
触れていたい。
一緒にいたい。
そんな自分と同じことを数千年前の人間が思い、しかもそれを書き、さらにそれをいま読むことができる。
 その日の書店の景色はいまでも覚えている。
天気も覚えている。
匂いも覚えている。
隣りにいた彼女のことも覚えている。
むろん、それは後日に書き換えられた部分もあるだろうが、それでもその場の情景が、そっくりそのまま、自分の脳裏に焼き付いたほどの衝撃だった。
 古典の不思議に出会った瞬間でもあった。
 この句が載る詩は「子衿(しきん<あなたの青い衿(えり)>)」というタイトルだ。
「青」とは草木生成の色。
現代でいえば緑だ。
偶然にも彼女から「グリーンスリーブス」という歌を教えてもらっていた。
英語で歌ったはじめての歌だ。
「あなたの緑の袖」。
 古典の時間はいまにつながるだけでなく、洋の東西も飛び越える。
 本書をはじめ、さまざまな名著に出会えたのはひとえに彼女のおかげである。
(「100分 de 名著」)
「子衿」の読み下し文などを転記しますφ(.. )

恋のうた

…前略…

 鄭風「子衿(しきん)」は城門のあたりを行きつ戻りつ、恋人をしのぶ女のうたである。

 青青(せいせい)たる子(し)が衿(えり)
 悠悠(ゆうゆう)たる我が心
 縦(たと)い我(わ)れ往(ゆ)かずとも
 子(し) 寧(なん)ぞ音(おん)を嗣(つ)がざる
(『中国詩文選 2 詩経』中島みどり 筑摩書房 昭和58年)
 青青(せいせい)たる子(し)が佩(おび)
 悠悠(ゆうゆう)たる我(わ)が思(おも)
 縦(たと)い我(わ)れ往(ゆ)かずとも
 子 寧(なん)ぞ来(きた)らざらむ
 挑(とう)たり達(たつ)たり
 城闕(じょうけつ)に在(あ)
 一日見(いちにちみ)ざれば
 三月(さんげつ)の如(ごと)
 ――青い衿(えり)したあなたを思うて、わたしの胸はやるせない。
たといわたしがゆかずとも、なぜたよりをしてくれぬ。
 青い帯したあなたを思うて、わたしの心はやるせない。
たといわたしがゆかずとも、なぜにたずねてくださらぬ。
 ゆきつ戻りつ城門の上。一日あわねば三月の思い。
「青衿」とは、まだ親がかりの若者の服装で、後世、書生学生を指す語となった。
「悠悠我心(思う)」は胸中のなやみが深く、断ち切れぬさまをいう慣用句。
『詩』にはこうした同音(字)を重ねた畳語がきわめて多い。
最もふつうには擬態語や擬声語などの形容語。
ほかに動詞(さきの「芣苢(ふい)の「采采」など)や名詞もある。
「寧」はなぜ。
「佩(はい)」は玉など腰の帯びものをさげるひも。
「挑達(とうたつ)」は往来するさま。
「城闕」は城門楼。
「一日不見、如三月兮」は「采葛」に見えた。

…後略…

(『中国詩文選 2 詩経』中島みどり 筑摩書房 昭和58年)
今朝の父の一枚です(^^)/
コヒルガオにシジミチョウ(ヤマトシジミ?)が訪問していました。

ブログの更新の準備をしていると雷鳴に続いて土砂降りの雨!
朝からモコモコと雲が成長しているなぁと思っていました。
今朝は、雨の後なのに蒸し風呂みたいでしたが…
この雨で少しは涼しくなるかな?

一昨日は歯科、昨日は循環器科を受診しました。
病院へ向かう途中、曇っていたのですがクーラーがおでこに当たるようにして向かいました。
おかげで両日とも36.6℃(朝、起きたときは36.5℃)でした(^_-)
循環器科の診察の後、リハビリ室に上がって9月からの心臓リハビリの日程を決めました。
もう、来週から9月なんだ…
土曜日は、眼科で眼底検査を受けるので曇ってほしいなぁ!