2023年4月5日水曜日

心臓エコー検査のあとに診察

病院に向っていると入学式があるのかな?
ランドセルを背負った子どもが親と手をつないで歩いていました。 
今日は、心臓エコー検査の後に診察でした。
心臓エコーが10時半の予約。
息を吸って、吐いて、止めるを何回したかな?
これまでに何度か受けているけど、息を止めるのが苦しい…
2011年7月31日に緊急入院して、ICUから一般病棟に移ったあとに受けました。
エコーの動画を見ながら心臓の上半分(左右心房)が壊死していること主治医から告げられました。

心臓エコー検査の結果が出てからなので12時頃に診察。
その後、薬局に行くと70分待ちになっていました。
病院に戻り、喫茶室でカレーセットを食べていました。
待ち時間などに読んでいたのが『小川未明童話集

3月20日の「折々のことば 鷲田清一 2688」に紹介されていました。

二人は、敵、味方の間柄になったのです。
それがいかにも、不思議なことに思われました。

     小川未明

 都から遠く離れた国境に両国から派遣された老人と青年。
春の朝、一株の野ばらに集まる蜜蜂の羽音で目覚める二人は、いつしか将棋を楽しむ仲に。
ある日戦争が始まり、老人に私を殺せと言われた青年は、私の敵はほかにいると言い残して戦地へ赴くも惨敗。
兵士は皆殺しだったと伝え聞いた老人は、野ばらも枯れた後、暇(いとま)乞いし、郷里に帰ったという。
童話「野ばら」から。
 2023.3.30

昔々読んだけどもう一度読みたくなり図書館で借りました。
「野ばら」(1920年)や「赤いろうそくと人魚」(1921年)は、読んだ覚えがあったけど
大正時代などに書かれた他の作品も現代に通じると思いました。